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コラム

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東西南北

 サンパウロ州の携帯電話の保険機関が発表したデータによると、2014年6月から今年5月にかけて、サンパウロ市で携帯電話を紛失した人の約3分の1(31%)が、バスや地下鉄・CPTMといった公的交通機関の中でのものだったという。また、盗まれる場所としては1位の「セー広場周辺」などセントロが上位5カ所のうちの3つを占め、10件中6件が ...

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樹海

 無事に終わった日本祭り。使用できるスペースも大きく変わり、議員からの支援もなくなり、開催にこぎつけるのは大変だったようだ。聞けばスポンサーの数も額も昨年よりは増えたようで、この不景気のなか企業の心意気を感じる。土曜日、雨にたたられたせいもあり昨年よりは少なかったようだが、約15万人が来場した。なにはともあれ、県連、関係者の皆様 ...

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東西南北

 23日午前、ヒュンダイ自動車の役員一家が、誘拐被害にあった。韓国からやってきた妻と子供2人をグアルーリョス空港まで迎えに行った役員は、帰る際にエリオ・シュミット高速道で警察のふりをして車で近づいて来た強盗に車を止められた。役員が不審に思って車を出たところ、強盗の一味が乗り込み、家族を乗せたまま逃走してしまった。怒った役員は、空 ...

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大耳小耳

 小池信シェフが日本食普及イベント「日本の巨匠」の第2弾とし、仙台から蕎麦職人の森浩一氏を招いた特別夕食会を開催する。森さんは東日本大震災1周年目に、当地で蕎麦打ち実演や被災体験報告を行なった。会場は28、29日がグランデハイヤットホテルの「キヌ」(住所=Av. das Nacoes Unidas, 13301、電話=11・28 ...

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オーリャ!

 日本祭りがいよいよ開幕した。個人的な楽しみは本番そのものではなく、前もって各県人会が準備する場面にある。郷土食販売に至るまでの経緯、当地で再現する工夫、そして熱意を知るとそれが絶妙な隠し味になるのだ。 こぼれ話も聞こえてくる。「競合を避けるため天ぷら販売を止めた」とか、「塩気や甘味を強めブラジル仕様に」、「研修生にプロのレシピ ...

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樹海

 朝晩冷える毎日だ。日本から来たばかりの末端冷え性の知人は、寒い季節が恐いらしいが、「このくらいなら天国」だとか。とはいえ当地に慣れてくると、この程度の寒さでも身が引き締まる。そして新聞紙面に見かける温かい言葉にも敏感になる。7月の言葉から▼すでに4年。東日本大震災が人の口に上ることも少ない。だが、まだ自宅に帰れない被災者がいる ...

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第37回 日経のFT買収とブラジルの未来

 7月23日木曜日のことである。日本のとある金融サイト向けにブラジル経済情報の原稿を書くため、ネットで様々な情報を検索していたら、「日本経済新聞社がフィナンシャル・タイムズ(以下FT)を買収」という記事が流れてきて、思わずあっと叫んでしまった。 短い「あっ」という言葉の中に、おそらく3つの思いが詰まっていた。一つは、まさかっ、想 ...

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東西南北

 サンパウロ市郊外のイタクアケセツーバに現在、バスや電車と同じ3・50レアルの値段でタクシーと同じ仕事を行なう、違法な白タクが存在するという。アゴラ紙の調べによると、この自動車は一度に4人までの乗客が可能で、イタクアケセツーバやアラカレー駅といったCPTM12号線の駅まで乗客を乗せて走っているという。同地区には駅まで距離が遠いと ...

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大耳小耳

 日本発「湿潤治療」がブラジル医療界にも導入された。湿潤治療とは「傷は消毒して乾かして治す」という従来の常識を覆し、「消毒しない」「乾かさない」で驚くべき成果を上げている治療法。傷口を洗ってラップや専用シートを貼り付けて湿度を保つだけで、自然治癒力を生かしてすばやく傷を治すことができるという。健康情報サイト「Healthクリニッ ...

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アルゼンチン移民史の第一人者、大城徹三氏逝く

アルゼンチン移民百年祭の副碑として建てられた結核病死者も含む先没者の慰霊碑(致祥園、宮地かつ子作、嶺井定之揮毫、『日本人発祥の地コルドバ』より)

 面識はないが、深く哀悼の意を表したい人物がいる。《アルゼンチン移民史の第一人者》亜国コルドバ市在住の大城徹三さんだ。『らぷらた報知』によれば、転倒して頭を打ち、5月15日に息を引き取った。享年88。1927年1月30日、沖縄県国頭村生まれ、父吉義の呼び寄せで1949年に飛行機で亜国戦後移民第1号として渡った▼父吉義さんは「らぷ ...

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