創業以来、48期48年間、連続黒字決算を誇る不敗の会社を築いたCCM do Brasil社と創業者の中桐廣文。先週の特別寄稿の続編となる本稿では、創業経営者としての姿と同時に、ブラジル中桐家の移住史、人生信条など、農業だけではない日系経営者がいることを伝えたい。 中桐と会社が評価される6つの理由 ブラジル全土の会社の中でも同 ...
続きを読む »コラム
《記者コラム》ブラジル・サッカー「12強時代」の終わり
「ついに“12強時代”は終わってしまうんだな」。今季のサッカー全国選手権を終えるにあたり、コラム子はそう思わずにはいられない。 来季の全国選手権2部にはすでにクルゼイロがいて、現在1部最下位のボタフォゴが降格して名前を連ねることが確実視されており、そこにヴァスコ・ダ・ガマが加わる公算が高まっているからだ。 ヴァスコに関しては ...
続きを読む »東西南北
23日、リオ地裁は、夫を計画殺害した嫌疑がかけられているフロルデリス下議の停職処分を下した。夫殺害は19年6月に起こったもので、殺害を実行したのはフロルデリス氏の養子だったが、20年8月、リオ州検察局が彼女を殺害計画者として起訴したことで実態が明らかになりつつあった。下院では23日から倫理委員会を開き、罷免も含めた処分について ...
続きを読む »《記者コラム》予防接種の割り込み告発4700件
24日朝、ノートパソコンを開いた途端、予防接種開始以来の割り込み告発が4700件との記事が目に飛び込んだ。 その前にも、政治家や企業家、医療関係者とその家族が優先グループでもないのに接種を受けたとか、高齢者の振りをして接種を受けようとしたといったニュースを聞いていた。だが、告発されたものだけで5千件弱の数字には驚いた。 割 ...
続きを読む »東西南北
サンパウロ州政府は22日に会見を開き、失業中の労働者に対する職能訓練プログラム「フレンテ・デ・トラバーリョ」を「ボルサ・トラバーリョ」に改正すると発表した。それによると、従来は月330レアルだった補助金が450レアルに上がり、計5回支払われることになるという。対象は7万人で、5月1日から有効になる予定だが、実施には州議会の承認 ...
続きを読む »東西南北
21日のサッカー全国選手権、今季の天王山となったフラメンゴ対インテルナシオナル戦はフラメンゴが2―1で逆転勝利。インテルの優勝を阻止しただけでなく、順位も逆転して首位に立った。残るは25日に行われる最終戦のみ。この試合でフラメンゴが対戦相手のサンパウロに勝てば優勝する。サンパウロの伝説的ゴールキーパーであるロジェリオ・セニが監 ...
続きを読む »《記者コラム》ワクチン接種完了に4年かかる?!=高所得国で打たない分回して=世界で圧倒的に不平等な配分
保健相「年末までに全国民に接種する」 バズエロ保健相は上院の公聴会で11日、「ワクチン可能な国民の50%を6月までに、残りは年末までに接種したい」と大見得を切ったのを聞き、耳を疑った。 どういう計算をしたら、そんなことが言えるのか。「どうせ分らないだろう」と国民をバカにしているとしか思えない内容だ。 2月19日付エスタード ...
続きを読む »東西南北
19日のフォーリャ紙のサイト(https://www.folha.uol.com.br/)は、トップ記事が同紙100周年を祝う特別仕様になっていた。「100年の歴史」をなつかしい写真で振り返るコーナーも充実して面白い。さすがは80年代に民主政治復活を読者に促した歴史を持つ新聞だけあり、大見出しの部分では「次の100年に向け、改 ...
続きを読む »特別寄稿=忘れ得ぬ人 斉藤英雄専務の教え=サンパウロ市在住 西銘光男
私が45年勤め、多くの出向役員のお世話になった人たちの中に一生忘れることが出来ない人がいる。 私の入社を決めた倉敷紡績ブラジル支店LKB(LANIFICIO KURASHIKI DO BRASIL S.A.)初代専務の斉藤英雄氏である。私を推薦して呉れた山本章氏の岡山中学の同級生で、全県珠算コンクールのチャンピオン、山本氏が ...
続きを読む »東西南北
一般高齢者に対するコロナワクチン接種は大サンパウロ市圏でも行われているが、同じ圏内であっても市によって対応が異なっている。大部分はサンパウロ市と同じく、現在は「85〜89歳」が接種対象となっているが、ジアデマではすでに「80〜84歳」が対象になっているという。逆に、グアルーリョス市では「ワクチン不足」のため、一時的に接種を中止 ...
続きを読む »