コラム
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特別寄稿=会社事例研究=コロナ禍でも負けない会社作り=ブラジル最強の総合農業機器会社=72年創業以来、赤字決算なし=CCM do Brasil社=カンノエージェンシー代表 菅野英明
米国と並ぶ世界の農業大国ブラジルで、創業以来、草刈機をはじめ農業用トラクター販売も行う全伯規模の総合農業機器会社がCCM do Brasil社(本社・パラナ州クリチバ市、中桐廣文社長)だ。取扱商品だ
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《記者コラム》遂に逮捕された「ミリシア議員」
その瞬間は突然やってきた。だが、「ああ、やっとか。むしろ遅かったな」という気にもなった。17日未明の、ボルソナロ派下院議員、ダニエル・シルヴェイラ容疑者逮捕のことだ。 三権分立を脅かす発言や、暴力
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東西南北
2月上旬は2週連続で新型コロナの感染者数が減っていたサンパウロ州。ところが、内陸部のアララクアラ市は変異株の市中感染確認で、15日から同州初のロックダウンに入った上、サンパウロ市やカンピーナス市でも
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特別寄稿=時代に合わせて頭の切り替えを=今の日本に残る「旧い体質」=サンパウロ市在住 駒形 秀雄
日本のオリンピック関係の会合で森(前)会長が「女が多くなると会議の時間が長くなる」と発言して、それを非難する声が高まりました。 曰く、「女を見下した発言だ。男女同権の世の中なのに女姓をバカにしてい
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新型コロナの全容解明はいつ?
ブラジルでの新型コロナの最初の感染者確認からほぼ1年。1月17日にはやっと、予防接種ワクチンの緊急使用が認められた。だが、医療現場ではまだ、新型コロナ治癒後の後遺症も含めた「病気の全体像」が描けずに
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東西南北
15日、サンパウロ州での対面授業再開プロジェクトでは一番最後となる、サンパウロ市立校の授業が再開した。だが、この日の授業再開は順調とは言えず、約3500校のうち580校は、清掃や消毒のための人員不足
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東西南北
2021年は、カーニバルの任意休日がコロナ禍故にキャンセルされ、例年通りのカーニバルが開催されなかった前代未聞の年になった。本来なら「休日をキャンセルしたのなら、完全に平日扱いにすればいい」と考えそ
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《記者コラム》両院議長選の本当の勝者はセントロン
2月1日の両院議長選の結果を「ボルソナロ大統領の勝利」と見る向きもあるが、「本当の勝者はセントロン」という政治評論家は多い。別の言い方をすれば「現政権はセントロンに乗っ取られた」のかもしれない。
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東西南北
15日から17日の午前中まではカーニバル休暇のはずだったが、今年はコロナ禍につき、カーニバルを公的に祝う自治体はない。カーニバル休暇は本来、国民の祝日扱いではなく、自治体判断なので、開催されないのな
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特別寄稿=電源を切って質素に暮らす!=今こそ、五感を研ぎ澄まそう=サンパウロ市ヴィラカロン在住 毛利律子
深刻なIT機器依存で、崩れ始めた「社交の型」 茶道に「口切の茶事」というのがある。 口切とは、「目張りしておいた新茶の茶壺の封を切ること」を言うが、一般的には「物事のし始め、かわきり」、「会合での