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コラム

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特別寄稿=会社事例研究=コロナ禍でも負けない会社作り=ブラジル最強の総合農業機器会社=72年創業以来、赤字決算なし=CCM do Brasil社=カンノエージェンシー代表 菅野英明

 米国と並ぶ世界の農業大国ブラジルで、創業以来、草刈機をはじめ農業用トラクター販売も行う全伯規模の総合農業機器会社がCCM do Brasil社(本社・パラナ州クリチバ市、中桐廣文社長)だ。取扱商品だけで8万品目あり、ブラジル27州に1万社以上の販売代理店を構築し、2500社のアフターサービス網を築いている。この業界ではこれだけ ...

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《記者コラム》遂に逮捕された「ミリシア議員」

18年10月のシルヴェイラ氏(左)(Twitter)

 その瞬間は突然やってきた。だが、「ああ、やっとか。むしろ遅かったな」という気にもなった。17日未明の、ボルソナロ派下院議員、ダニエル・シルヴェイラ容疑者逮捕のことだ。  三権分立を脅かす発言や、暴力をあおりかねない言動が問題視され、別名「デジタル・ミリシア(インターネット上の犯罪民兵組織) 」とも呼ばれることも少なくないボルソ ...

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東西南北

 2月上旬は2週連続で新型コロナの感染者数が減っていたサンパウロ州。ところが、内陸部のアララクアラ市は変異株の市中感染確認で、15日から同州初のロックダウンに入った上、サンパウロ市やカンピーナス市でも変異株や市中感染を確認し、苦しい事態になっている。アララクアラではロックダウン採用後に病床が満杯となり、医療崩壊も起きている。変異 ...

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特別寄稿=時代に合わせて頭の切り替えを=今の日本に残る「旧い体質」=サンパウロ市在住  駒形 秀雄

 日本のオリンピック関係の会合で森(前)会長が「女が多くなると会議の時間が長くなる」と発言して、それを非難する声が高まりました。  曰く、「女を見下した発言だ。男女同権の世の中なのに女姓をバカにしている」「欧米諸国では男女平等で、国を代表している女性も多い。オリンピックの日本代表委員がこんな発言では世界に対し恥ずかしい」などなど ...

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新型コロナの全容解明はいつ?

感染拡大抑制に期待がかかるワクチンの製造現場(Bio-Manguinho/Fiocruz)

 ブラジルでの新型コロナの最初の感染者確認からほぼ1年。1月17日にはやっと、予防接種ワクチンの緊急使用が認められた。だが、医療現場ではまだ、新型コロナ治癒後の後遺症も含めた「病気の全体像」が描けずに苦労している。  その一例は変異株による感染の急拡大だし、血栓ができやすくなる事で生じる脳血管障害や心筋梗塞、腎臓病の増加だ。17 ...

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東西南北

 15日、サンパウロ州での対面授業再開プロジェクトでは一番最後となる、サンパウロ市立校の授業が再開した。だが、この日の授業再開は順調とは言えず、約3500校のうち580校は、清掃や消毒のための人員不足や改修工事の遅れなどにより再開を見送った(リモート授業は開始)。しかも昨年12月に約束したはずのタブレット型のコンピューターを再開 ...

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東西南北

 2021年は、カーニバルの任意休日がコロナ禍故にキャンセルされ、例年通りのカーニバルが開催されなかった前代未聞の年になった。本来なら「休日をキャンセルしたのなら、完全に平日扱いにすればいい」と考えそうだが、ブラジルは違う。足並みがそろわず、13、14日の土日に加え、15〜17日を休暇にする企業などが存在する。それを利用して、リ ...

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《記者コラム》両院議長選の本当の勝者はセントロン

 2月1日の両院議長選の結果を「ボルソナロ大統領の勝利」と見る向きもあるが、「本当の勝者はセントロン」という政治評論家は多い。別の言い方をすれば「現政権はセントロンに乗っ取られた」のかもしれない。

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東西南北

 15日から17日の午前中まではカーニバル休暇のはずだったが、今年はコロナ禍につき、カーニバルを公的に祝う自治体はない。カーニバル休暇は本来、国民の祝日扱いではなく、自治体判断なので、開催されないのならば平日扱いとなるはずだが、そこがブラジルの不思議なところ。企業などの判断で、この日を平日にも休日にもできる仕組みになっている。な ...

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特別寄稿=電源を切って質素に暮らす!=今こそ、五感を研ぎ澄まそう=サンパウロ市ヴィラカロン在住 毛利律子

深刻なIT機器依存で、崩れ始めた「社交の型」  茶道に「口切の茶事」というのがある。  口切とは、「目張りしておいた新茶の茶壺の封を切ること」を言うが、一般的には「物事のし始め、かわきり」、「会合での話の口切りを依頼する」という使われ方をする。  師走、いわゆる歳暮の夜長を楽しむ時の茶事を「夜咄(よばなし)」といって千利休の頃は ...

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