5月5日は子どもの日。日本ではそろそろ民家の上空に鯉のぼりが泳ぐ頃だ。川の両岸に渡したりや吊橋にかけたりと、様々な場所で鯉のぼりイベントが開かれる。季節感の希薄な当地にいると、どうもあの賑わいが恋しくなる。「七夕祭り」や「餅つき祭り」に続き、見栄えがよく豪快で、子ども好きなブラジル人にぴったりの「鯉のぼり祭り」。そういえば、ガ ...
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オーリャ!
編集部でもツイッター(英語で「さえずり、つぶやき」を意味する)を始めた。140文字以内の短文を、インターネットを通して配信する交流サービスだ。難解な長文でなく、字数なりの〃小さな気付き〃のような内容が多い。 コラム子は日本在住時に、在日ブラジル人のシュラスコ会情報をそれで知っていきなり参加し、大いにもてなされ今まで交流が続いて ...
続きを読む »家が欲しいなら大統領にマンゴーを投げろ!
ヴェネズエラでは「家が欲しい人は大統領にマンガ(マンゴー)を投げろ!」と話題になっている。ニコラス・マドゥーロ大統領は「元バス運転手」という庶民的な経歴で有名だが、その発想も実に大衆迎合的だ▼24日付ロイターによれば先週末、同国アラグア州を訪問中、自らバスを運転して群衆の前を通り過ぎようとした時、誰かが大統領の頭に向かって何か ...
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サンパウロ市では、市が規定したレジ袋の使用が義務付けられ、代金徴収問題で裁判所も動いたが、リオ市では逆に、レジ袋を使わない消費者にはデスカウントを与えるという方法を採用する方向で動いているようだ。リオ市でもサンパウロ市同様、分別収集を増やす事を宣言したが、実際の分別収集はゴミ総量の0・5%のみで、レジ袋の使用量を減らす試みは暗 ...
続きを読む »大耳小耳
本紙そばの居酒屋「でいご」(Praca Almeida Junior, 25)が先週、亭主の入院により臨時休業していた。なんでも同週初め頃に風呂場で足を滑らせて、二日間ほど集中治療室に入るほどの負傷を負っていたそうだ。早々に現場復帰できそうな状態へ回復し、「今週中にも再開か」との見込みらしいが、体調次第のため、来店前には同店( ...
続きを読む »竜巻被災地の真の英雄
27日朝、ジウマ大統領がサンタカタリーナ州シャンセレー市を訪れ、竜巻で崩れた体育館の下敷きになったが助かった人々と言葉を交わした▼20日午後、同市を襲った竜巻は町の3分の1を破壊し、死者2人、負傷者120人といった被害を出した。26日付エスタード紙掲載の、アルシマール・スチルさん(33)が8歳のガブリエル君を救うため、わが身で ...
続きを読む »フェイジョン・シンプレス
【ブラジル人の底力の源】 Bom dia, mãe! 眠そうに新聞をかかえ、お母さんおはよう〜と頬にキスを交わし、ブラジルの朝はフェイジョンを煮る圧力鍋の蒸気の音、ラジオのニュースと音楽、コーヒーの香り、あたためられた牛乳、焼きたてのパン、新鮮にキラキラ輝くハム、ミナスのプルっとした真白なチーズ、搾りたてのオレンジジュース、一 ...
続きを読む »東西南北
昨日付本欄でも報じたチリ南部のカルブコ火山は、23日に2度の爆発が起きたこともあり、大量の火山灰が飛び散り、その様子はNASAの宇宙衛星からの写真では肉眼で確認できるほどの規模に至っている。火山灰の影響は同国内に止まらず、隣国アルゼンチンでもブエノスアイレス、コルドバ、メンドーサなどの主要地域にも灰やススが降っている。気象学者 ...
続きを読む »大耳小耳
レジストロの「おばあ茶ん」を編集部で販売し始めたところ、さっそく購入希望者が現れ、複数買っていった。かなり注目度が高いよう。「ブラジルといえばコーヒーだが、実は〃紅茶の都〃があった。そこに住む88歳の日本人のおばあちゃんが茶業復活を願って摘んでいるお茶」と言いながら、本紙記事のコピーと共に渡せば、日本の人へのお土産にも話題性十 ...
続きを読む »第25回 日本企業のブラジル撤退はブラジルのせいか? ③
日本企業のブラジル撤退の原因としてこれまで、①進出前の調査不足、戦略面も含めたフィージビリティスタディの欠如、②グローバル化に対応していない人事制度を前二回で挙げた。まるで、自分が背負えるだけの食糧などをカバンに入れ、現地のガイドを雇わず、GPSと地図とガイド本だけでアマゾンの奥地へ分け入り、熱帯雨林に体も気持ちも慣れて、目的 ...
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