創業経営者の田所トミオはサンパウロ州生まれの日系二世。29歳だった1996年に来日した後、2004年に37歳でTMKの前身である田所工業を創業した。 そして24年たったいま、会社はJR東日本の通勤電車や特急電車など鉄道用車両の部品製造に携わっている。製造しているのは全体ボディと床下関係の部品で、新幹線車両の部品供給も行ってい ...
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《記者コラム》中国製コロナバックで人気好転のドリア州知事
17日の国家衛生監督庁(ANVISA)でのコロナバックのワクチン承認で、ジョアン・ドリアサンパウロ州知事の株が一気に上がった。 そのことはもうすでに数値として現れている。クエストという団体が出している、ツイッターやフェイスブック、ユーチューブ、インスタグラムなどのSNSでの影響力をはかるデジタル人気指標(IPD)によると、0 ...
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ボルソナロ大統領と密接な関係にあったことで知られるマグノ・マウタ上議が19日、男性器を写した写真2枚を自分のフェイスブックにあげ、ネットの話題をさらった。どうやらこれは、マグノ氏の携帯電話に収められていた写真らしく、ある投稿に複数の写真を掲載した際に誤ってまぎれこんでしまったようだ。マグノ氏はしばらくそれに気づかず、掲載された ...
続きを読む »特別寄稿=ブラジル日本語センター35周年記念=日本語教育の意義と未来=さらなる教育分野への投資を=理事長 日下野良武
【※1月16日に開催されたパネルディスカッション「ブラジルにおける日本語教育の意義と未来」の基調講演を許可を得て転載】 困難なコロナ禍で、オンライン授業が急進展 本日は、ブラジル日本語センター創立35周年を記念してのパネルディスカッションに、多くの日本語教育関係者の皆様がお集まりいただきありがとうございます。 特に、ご多忙の ...
続きを読む »《記者コラム》政治的対立がコロナの死者増招く?
18日朝、未接種だった予防接種を受けに近くの保健所に行った。年末に受けられたのだが、術後6カ月を待ち、献血を済ませてから接種を受けた。その際、予防接種ワクチンの緊急使用が承認された事をニュースで聞いた70代位のブラジル人男性が、保健所の職員に切実そうな表情で「コロナの予防接種はいつからだ」と訊ねているのを見て胸が痛んだ。 ブ ...
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パンデミックの間に一躍知名度を上げた食べ物の配達などの携帯アプリは、今や生活に欠かせない存在になりつつある。だが、それに欠かせないモトボーイ(配達員)を狙う電撃強盗が増加している。市警強盗防止班によると、2019年1月と2020年9月を比べると、モトボーイを狙った犯罪は27%も増えたという。まさに、コロナでその存在が知れ渡り、 ...
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15日から17日、3夜連続で、ボルソナロ大統領に対する抗議行動としての鍋叩き「パネラッソ」が行われた。主にサンパウロ市やリオ市などの州都で、日によって参加する市や人の数も異なったが、16日午後6時の場合は九つの州都で、「辞めろ、ボルソナロ!」などの掛け声と共にカンカンと鍋が叩かれ続けた。パネラッソは昨年の3〜4月頃に大統領がコ ...
続きを読む »《記者コラム》今が正念場! 日本はコロナ対策で「金メダル」対応を
国際電話「日本はもうオシマイだ・・・」 「日本はもうオシマイだ・・・」――先週、静岡県に住む親戚から突然、国際電話がかかって来てそう言われ、心底驚いた。 日本政府は13日、緊急事態宣言に大阪・愛知・福岡など7府県を追加した。そのニュースを見て心配になり、居てもたっても居られなくって電話をかけてきたらしい。数年に一度しか連絡を ...
続きを読む »特別寄稿=どうして止まった フォードブラジル車=地力を生かせば また昇る=サンパウロ市在住 駒形秀雄
正月気分も抜けきれない11日、ブラジル社会に衝撃のニュースが流れました。古くからなじんで来たフォード社がブラジルの全工場を閉鎖し、車の生産を止めるというのです。 フォードトラックを持つことは戦前の日系移民の夢でした。戦後はスマートなフィエスタ、エスコートスポーツ等の乗用車は、私たちの生活一部の様になっていました。まさかそんな ...
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サッカーのブラジル杯の決勝が、リベルタドーレス杯の関係上、日程が組めずに止まっている。問題は、どちらも決勝戦にパルメイラスが進んだことにある。1月30日のリ杯決勝でサントスが勝てば、ブ杯の決勝は2月11〜17日のいずれかになる。だが、パルメイラスが南米一になった場合は、2月に行われるクラブW杯に出場することになるため、ブ杯の決 ...
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