コラム
-
東西南北
今年は日曜日と重なっており祝日気分はあまり出ないが、12日はブラジルの守護神ノッサ・セニョーラ・アパレシーダの日だ。この日、国立アパレシーダ聖堂では毎年恒例の祝典などが開催される。既に昨日の時点から
-
オーリャ!
先日、初めてサルバドールへ行った。気の置けない友人らと楽しいバカンスを過ごすはずだったのだが、移動中に読もうと選んだ本がマズかった。第一回芥川賞受賞作品として名高い石川達三著『蒼氓』だ。 戦前の貧し
-
樹海
アサイーが日本で人気だ。東京などの一部では市民権を得たといってもいいほど一般化しているという。果物などを載せた「アサイーボール」は美味しくて健康にもいい、とあちこちで食べられるとか。ただ、ブラジルが
-
オーリャ!
「建設業における不足人員15万人の内、約半数を外国人で補う―」。CIATEシンポで関係者が日本政府の方針をそう説明したのを聞き、「難しい」と感じた。同業界は専門技術のみならず、日本語の読解力も求めて
-
大耳小耳
国際交流基金が広報・情報・文化芸術交流の分野で働く職員を募集している。定員1人、就労開始は11月から。応募資格は大卒以上で日ポ両語に堪能な、ブラジル人もしくは永住ビザのある日本人。日本語でのパソコン
-
東西南北
サンパウロ水道公社(SABESP)のジウマ・ペーナ総裁は8日、サンパウロ市議会の議会調査委員会に召喚され、証言を求められた。そこでジウマ会長は「対象地域のいくつかで、水が出ないなどの苦情が出ているが
-
旧態依然のマラニョン州に最左翼知事の意味
今選挙で最も興味深かったのは、ブラジル共産党(PCdoB)初の州知事が、最も旧態依然とした〃サルネイ王国〃マラニョン州で生まれたことだ。最も遅れた州が、最も左の候補を当選させた対比の激しさがブラジル
-
大耳小耳
県連代表者会議で正式発足した日本祭りの実行委員会。山田、市川両氏の続投に本橋幹久会長は、「役員との間に癒着があるのでは、との噂があるようだが絶対にあり得ない」と一蹴。また会議後の懇親会を重視し、活発
-
東西南北
6日、サンパウロ市南部のイビラプエラとカンポ・ベロ、西部のモルンビという、それぞれ地理的に離れたところで、同じグループによる連続強盗事件が発生した。3人の犯罪者たちは6日23時、銀色の盗用車に乗って
-
〃血縁〃としての日系人
2年前から世話になっている歯医者、三世のエイジさんとの間で日系の血について話が弾む。「日本人だからって差別されたことは一度もないので、ありがたい」というと、彼も「いつも『勤勉で正直で、社会の見本だ』