モジ文協の臨時総会では、一世が日本語で加わった後半から一気に過熱し、綱木憲明元文協理事長は「1950年にモジに入植して文協に参加しているが、今日の様にトゲトゲしい会議は初めて見た」「役員はもっと会員の満足する運営をすべき」などと諌めた。その結果、当日承認されたのは、秋祭り会場となっている総合運動場に独自のCNPJ(納税証明番号 ...
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東西南北
5日のサンパウロ州知事選投票日目前の2日、フォーリャ紙がジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事の公約達成度に関し、10年選挙時に行なった52の公約のうち、達成されたのは29で全体の56%だったと報じた。達成度が高い分野は教育や住居、経済、社会だという。また、残り23については、15が「手はつけたが未完成」、8が「手つかず」で、 ...
続きを読む »オーリャ!
ついに日本政府主導の総合広報施設が、ここサンパウロで設立に向け動き出した。「日系社会とは二人三脚で」と、外務省が強調したジャパンハウス構想だ(9月2日付け既報)。 県人会長などから「コロニアもこの機を逃してはいけない」という声が聞こえるが、互いの思惑が多少ずれている感じがする。コロニアが期待するのは、日系社会を支えるような役回 ...
続きを読む »ドラマ溢れるふるさと巡り
ペルーを訪ねる県連主催「ふるさと巡り」に参加した。現地日系社会との交流はもちろん、旅仲間との親睦もこのツアーの醍醐味だ。人との触れ合いは、いつでも人生の刺激になる▼移動の際に先頭を切って歩いていたHさん。ワンピースからすらりと伸びた足は、70代とは思えないくらい締まっている。小走りで階段を上がる姿は20代のようだ。「何か運動を ...
続きを読む »大耳小耳
新井ゆたか農水省水産庁漁政課長によれば、ブラジルに限らず海外諸国では融合料理が盛んだ。シャリを金箔で包んだり寿司をクリスマスツリー風に仕立てたり、創作寿司の可能性は無限に広がる。極めつけはフランスのチョコレート寿司。チョコレートで包んだシャリに果物を乗せた寿司とかで、マンゴーやイチゴ寿司に馴染みのある当地参加者からも、「ええ~ ...
続きを読む »東西南北
カンタレイラ水系の9月の降水量は66ミリで終わった。9月に入る前の予報だと、この月は平年並みの降水量になるとのことだったが、蓋を開けてみると、91・9ミリの平均月間降水量の3分の2ほどの雨量で終わってしまった。これで10月1日現在、同水系の水位は6・7%にまで落ちている。その一方で、アウト・チエテは月間平均降水量の84・5ミリ ...
続きを読む »移民独自の沖縄民謡
「民謡」というと〃過去のもの〃との印象が強かったが、9月28日に開催された琉球民謡保存会ブラジル支部の「民謡の祭典」では〃生きている〃と肌身で感じた。当地で作詞作曲された名曲が歌い継がれているからだ▼例えばカンピーナス城間グループは当地の又吉哲雄さん作詞の『ブラジルぬサビアー』を披露した。サビアーは短歌や俳句にもよく詠われる美 ...
続きを読む »パウロ・コエーリョを原語で読む!
サッカーのペレ、F1のアイルトン・セナ、建築家オスカー・ニーマイヤー、スーパーモデルのジゼル・ブンチェン・・・世界に名の知れたブラジル出身の偉人はたくさんいます。作詞家、小説家のパウロ・コエーリョもその一人。私が初めて読んだブラジル人作家によるポルトガル語の本は、パウロ・コエーリョの作品でした。 1947年にリオデジャネイロで ...
続きを読む »大耳小耳
もっとブラジルを知ってもらおうと、東京のJR中央線沿いのブラジル系店舗や、ライブハウスが手を取り合い9月27、28日に音楽イベント『VAMOSブラジる!?』と題した企画を開催した。ボサノバやサンバだけでなくブラジリアンPOP、ショーロ、ノルデステなども紹介したという。サンバ以外のブラジル音楽もだんだん日本で知られるようになって ...
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ジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事は9月29日、2015年も給水制限は行なわないことを明言した。同知事は「雨がたくさん降る必要はない。なぜかといえば、サンパウロ州には水がいっぱいになっている貯水場がいくつもあり、代わりが効くからだ」と発言した。また、「水不足に関して、州民に不透明な情報を流していないか」との取材陣の問いには ...
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