リカルド・ヌーネス・サンパウロ市市長は17日午前、CBNラジオのインタビューに対し、ヴァーレ・ド・アニャンガバウーの再開は12月6日だと明言した。市庁舎の近くにあり、市内でも有数の総合施設であるヴァーレ・ド・アニャンガバウーは、ブルーノ・コーヴァス前市長時代の2019年6月から改修工事に入っていたが、契約問題やパンデミックの影 ...
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『魔女の宅急便』ポ語版を出版
スタジオジブリでアニメ化された角野栄子(かどの・えいこ)さんの児童文学『魔女の宅急便』の翻訳本が、エスタソン・リベルダーデ出版社から「Entregas expressas da Kiki」として11月8日に出版された。 翻訳は、ジャブチ賞を受賞したイラストレーターで絵本作家のルシア・ヒラツカさん。表紙と本文イラストは、50冊 ...
続きを読む »PLへの「妥協入党」以外に道はない
来年の大統領選まで1年を切った中で、ボルソナロ大統領の所属政党が18日現在、決定していない。22日に入党式を予定していた自由党(PL)が、式の無期延期を14日に発表。ボルソナロ氏本人は「調整」を主張するが、コラム子にとって、その調整は「限りなく不可能に近い」と思える。 なぜか。それは同党の州支部がボルソナロ氏に協力的とは思え ...
続きを読む »《記者コラム》本紙12月廃刊に思うこと=40年間邦字紙支えたラウル社長
本号2面において、高木ラウル社長が「12月18日号をもって廃刊する」と公表した。残念なことだが、あと1カ月で本紙は幕を閉じる。 ノロエステ連合日伯文化協会の元会長、白石一資さんにそれに関するコメントを求めると、「新聞がなくなると本当に困る。毎日読まないと、日系団体のことが分からなくなるし、日本語を忘れてしまう」と邦字紙の価値 ...
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サンパウロ市旧市街セントロにあるサンパウロ証券取引所(B3)の前に16日、黄金の雄牛の彫像が置かれ、話題を呼んでいる。これはニューヨークのウォール街に置かれた有名な彫像「チャージング・ブル」にちなんで作られたもので、「ウォール街にあやかり、ブラジルの資本市場の発展を」と願う、ブラジルの財界人たちの希望が込められたもの。だが、こ ...
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マリリア・メンドンサ墜落事故死の衝撃の大きさからすっかり目立たなくなっていたが、12日はアルベルト・サントス・ドゥモンが自らが開発した飛行機「14Bis」を飛ばせてから115年の記念日だった。多くのブラジル人は、この日を「人類初の飛行の日」と呼んでいる。国際的には米国のライト兄弟が人類最初の飛行とされているが、ライト兄弟が19 ...
続きを読む »国の将来を見据えた政策立案を
中銀が16日、通常は月曜日発表の経済動向予測調査「フォーラム」の結果を公表。それによると、市場関係者は年末の予測インフレ率を9・77%に引き上げた。 また、ガソリンなどの燃料費に電気代、食費などの高騰で広範囲消費者物価指数(IPCA)は12カ月間累積で10%超など、インフレ高進を肌で感じる機会は多い。インフレは低所得者ほど重 ...
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9〜10日のサンパウロ市市議会での社会保障改革法案審議は、市議会の外で現役やOBの公務員による抗議運動が起こり、注目を浴びたが、市議会の中でも激しいドラマがあった。それは政党「ノーヴォ」のジャナイーナ・リマ市議とクリス・モンテイロ市議が、女子トイレで喧嘩を行ったことだ。これは、報告官をつとめていたジャナイーナ氏がクリス氏に対し ...
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コロナウイルスの感染者数、死者数がかなり減ってきているが、その一方でデング熱の感染者数が増えている。サンパウロ市の伝染病対策課が発表したところでは、今年は11月3日までに7172人の患者が確認されている。最も多いのは北部の1874人で、カショエイリーニャの382人、ブラジランジアの308人が特に目立っている。また、東部や南部も ...
続きを読む »今年2つ加わったブラジル芸能史の悲劇
11月5日、現在のブラジル内で絶大な人気を誇っていた女性シンガーソングライター、マリリア・メンドンサが飛行機の墜落により26歳で急死した。彼女の音楽ジャンルである「ブラジル版カントリー・ミュージック」であるセルタネージャは、国内での消費がほとんど。だがインスタグラムのフォロワー4千万人超、スポティファイの月間リスナー1千万人超 ...
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