薄曇りの空から時折太陽ものぞく穏やかな空気の中で 新しい年が始まりました。 正月は真夏だというのに気温は快適、日本のような大雪もないし地震も無い、恵まれた土地なんだなと思わされます。 さて、年が改まるとなると 「今年はどうなるのだろうか」「これを機会に気持ちを入れ替え、あれもやりたい」「これもこうすれば」と種々思いを巡らす ...
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東西南北
6日に米国ワシントンDCの連邦議会議事堂で起こったトランプ大統領支持者たちによる暴動事件は、「民主主義を脅かすもの」として全世界的に恐れられ、非難の的となった。だがブラジルで目立った意見は、「これは2022年のブラジルの姿だ」というもの。つまり、ボルソナロ大統領がこの年に行われる大統領選で敗れたら、支持者が同じことをするのでは ...
続きを読む »特別寄稿=新しいブラジル日系社会の夜明け=ニッケイ新聞を応援する会発足 アチバイア在住 中沢宏一
サビアーの鳴き声とともに朗報 私はコロナ禍自粛生活に入って早寝早起きで、二時には目が覚める。ニッケイ新聞デジタル版のニッケイ社会ニュースを見ていたら [ニッケイ新聞/ニッパク新聞を応援する会]が目にとまりました。 代表世話人・矢野敬崇、世話人・下本八郎 、石川レナト、天野鉄人の4氏は実業家として成功されていると共に、各々の立 ...
続きを読む »《記者コラム》医療崩壊中のリオで500人のパーティを開こうとしたネイマールの品格
「本当に何歳になっても成長しないな」。年末年始のネイマールの行動を見るにつけ、そう思わざるを得なかった。 ネイマールは2020年の年越しパーティを、医療崩壊中のリオのコンドミニオ(隔離された高級住宅地)で100人以上の招待客を呼んで行った。コロナ禍が世界中で恐れられている中、この人数だけでも呆れるが、当初の予定では500人ほ ...
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5日に行われた、サッカーのリベルタドーレス杯準決勝第1試合。パルメイラスは敵地ブエノスアイレスでのリーヴェル・プレイト戦を、今大会絶好調のロニーや、エースのルイス・アドリアーノの得点などで3―0と快勝した。相手は一昨年優勝、昨年準優勝の強豪だけに苦戦も想定されたが、予想外の大勝となった。これで、12日に行われる本拠地アリアンツ ...
続きを読む »短期間でワクチン開発ができた理由
中国が新型コロナウイルスの存在を世界保健機関に通達したのは一昨年の12月31日。ウイルスの形状や症状が2002年に流行したSarsに似ているため、9日後にはSars―CoV―2という名前が付いた。この迅速さは科学が日々進歩している証拠だ。 新型コロナのワクチン開発中は、「こんなに短期間で安全なワクチン製造は不可能」と訴えるビ ...
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サンパウロ市では昨年12月29日も大雨が降ったが、その日以来、行方不明になったままの人がいる。ロザーナ・アウヴェス・ダ・シウヴァ・コレイラさんはこの日、夫のルシオさん(59)の車に同乗し、夫の職場がある南部カンポ・ベロから自宅に向かっていた。だがカルロス・カデイラ・フィーリョ大通り付近から始まる水路のそばで車ごと濁流に巻き込ま ...
続きを読む »特別寄稿=日本語学校の価値を考える=ブラジリア 矢田 正江
「世界を味わい尽くす」ための日本語 旧年12月19日にオンラインで開催された「南米・全国日本語教育会議―プレ会議」に参加した感想を、ここにしたためたい。 2008年に全伯で日本人移住百周年記念祭が盛大に執り行われ、12年の歳月が流れた。今回の参加者にその当時の関係者が何人居たのだろうか? 参加者の中にポ語だけ、どちらでも ...
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クリスマスから正月にかけて、多くの市や州が海岸の封鎖や期間限定の外出自粛規制強化を行ったため、人混みができた話は少なかった。だが、そうしたムードを破っていたのがネイマール。彼が年越しにリオ州マンガラチーバのコンドミニアム(塀で囲まれ、門番もいる集合住宅)で行ったパーティには100人を超える招待客が参加。サッカー選手や芸能人も多 ...
続きを読む »≪記者コラム≫コロナ世界大恐慌の日系社会を回顧、新年を展望
「コロナ世界大恐慌」的様相を呈した2020年 「自分が生きている間に、こんなひどいことが起きるなんて想像もできなかった」―パンデミックの間、編集部に電話をくれたたくさんの読者と話をしていて異口同音にこの台詞を聞いた。読者の大半は80代、90代だから、昨年我々はどれだけ特殊な体験をしたかが浮き彫りになる。 「息子たちが外に出し ...
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