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コラム

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東西南北

 13日に起きたエドゥアルド・カンポス氏を乗せた飛行機の墜落事故で被害を受けたサンパウロ州サントスの民家の住人が、損害賠償を求めている。カンポス氏の弟で弁護士のアントニオ氏は28日、現地を訪れ、被害者たちと対話の時を持った。同氏がカンポス氏の家族と共に被害者への弁償を行なうと約束したという住民もいるが、アントニオ氏は「責任の所在 ...

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大耳小耳

 30歳のころ旅行で初来伯した中島紀于社長は、「広大で肥沃な大地を持つブラジルでいつか仕事がしたい」との大望を抱いた。その夢を実現するために岐阜で工務店を育て上げ、今では名だたる会社となり、「忙し過ぎてブラジルまで中々来られない」と笑う。80周年の時、日本館運営委員の田村ワルテル元委員長から誘われ改修に携わり、夢の一端は実現した ...

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樹海

 米国人政治学者のジーン・シャープ(86歳)は「非暴力抵抗運動の父」と呼ばれる。朝鮮戦争の時に「良心的兵役拒否」で9カ月服役、ハーバード大学の国際関係センターで研究を行い、著書『独裁体制から民主主義へ』『武器なき民衆の抵抗』等は数十カ国で訳され、〃アラブの春〃や〃東欧民主化〃など、長い間続いてきた独裁政権を民衆が打倒した一連の抗 ...

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オーリャ!

 サンパウロ州セッテ・バーラス市で、日本のNPOによる環境保全・小農支援が本格始動した。ジュサラ椰子樹の有用性を利用しての3カ年計画だが、前途多難にみえる。 ブラジル人気質は楽天的といわれるが、農村部に行けばその特徴は色濃くなる。村内を車で移動していると、昼間からビールを飲む若者が目に留まり、「仕事は?」と疑問の声が挙がった。  ...

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東西南北

 26日に発表されたイボッピではサンパウロ州知事選での支持率も発表された。今回もジェラウド・アウキミン氏(PSDB)が再選に向けて有利だが、同氏への支持率が前回と同じ50%だったのに対し、2位のパウロ・スカッフィ氏(PMDB)が11%から20%へ支持率を一気に上げ、追い上げている。元保健相のアレッシャンドレ・パジーリャ氏(PT) ...

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大耳小耳

 青森県人会の創立60周年記念式典には、母県から28人もの慶祝団が訪れた。式典後も「記念交流会」が開かれ、研修成果や今後の県との交流について意見が交わされる予定だったが、3人程度が研修の感想等を述べたにとどまり、出席した役員によれば「何の成果もなかった」とか。母県側にしても単なるブラジル観光で終わらせない意気込み、県人会側にして ...

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沖縄文化の不可侵性

 本土の人間の場合は、時間とともに希薄になりがちな県人同士の絆だが、沖縄県系イベントに行くと強烈なそれが今も存在していると感じる。ユダヤ民族のように、差別や抑圧を受けた歴史的経緯を持つ集団ほど、移住後も内部に強い求心力が続くのだろうか▼先日、サンパウロ市ガゼッタ劇場であった「国立劇場おきなわ」公演は、当地に住む県系人の特殊性がひ ...

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忍び寄るクッピンとの戦い

ベランダに蚊取り線香

 奴らがやって来た! その存在は知ってはいたものの、こんな形で出会うとは! 彼らの名は「クッピン」。可愛らしい名前とは裏腹に、気を許すと恐ろしい存在なのです。 数日前、とある日中の気温が30度近くまで上がった日の夕暮れ。息子をお風呂に入れた後、新しいオムツをしようとしたら・・・まっさらなオムツの上をなにやら動く物体。よく見ると、 ...

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大耳小耳

 土佐祭りの開会式に参加した水野龍三郎さん(83、二世)は「ブラジル人の来場者が増え、規模が大きくなっている」と感心した様子で感想を語った。県産品として土佐茶が販売されていることに「水野龍生誕150周年記念事業で高知に行った際に飲み、美味しかった」と話し、ブラジル内での販売に〃太鼓判〃。現在、高知県の野球チームには息子のジョナタ ...

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樹海

 NHK・BS1で15、16日に放送された勝ち負け抗争を扱った『遠い祖国』(前、後篇)を見た。貴重な証言を集める意欲には敬服したが、見終わった後に「何が言いたいのか…」という不完全燃焼感が残った▼まるで、悪いのは「開戦直後に移民を捨てて帰国した日本外交官」と「移民を迫害したブラジル政府」であり、「祖国に捨てられた可哀想な日本移民 ...

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