ルーラ元大統領は21日のPTの党大会に出席した際、サッカー伝統国のイングランドが予選で敗退したのを受け、「あの国はブラジルの良いグラウンドでの試合に慣れていなかったのだろう」と皮肉った。その一方、ベルギー代表主将のヴァンサン・コンパニは「マラカナン・スタジアムよりベルギーのグラウンドの方が良い」と発言した。その発言にブラジルサ ...
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樹海
「お父さん、あの丸い建物はなに?」。一昨年8月に首都ブラジリアに出張した際、テレビ塔の展望台に登った。あどけない5歳ぐらいの子どもが、骨組だけのマネ・ガヒンシャ競技場を指さしてそう質問すると、30代半ばの若い父親は「あそこはサッカーW杯の会場になるんだよ」と答えた▼子どもが「W杯ってなに?」と畳みかけると、「世界中から選ばれた ...
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文協で行われた「日本移民106周年記念開拓先亡者追悼大法要」の参加者は約150人。平日の昼間に行われ、開始前には雨も降ったので参加者が少ないのは仕方ないか。日系団体が所有する過去帳は見たところ13冊しか壇上になかった。文協幹部は「県人会だけでも47あるのに」と寂しさをにじませていたが、もう少し呼びかけも必要なのでは。 ...
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19日は「聖体日」の祝日で、全国至るところで毎年恒例の「おがくずカーペット」が作られた。大サンパウロ市圏サンタナ・デ・パルナイーバのカーペットは特に有名で、全長850メートルに及ぶカーペットが2万人の観光客をひきつけた。同市のカーペットのテーマは「フランシスコ法王」で、同法王が語った言葉をイメージしたデザインをカーペットに描き ...
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W杯が盛り上がりに欠けるとはいえ、ブラジル代表戦では空気が一変。やはりサッカーの国だなあ、と実感する。コロニアでも日本戦のさいは、様々なところで応援イベントが開かれ、日本代表を応援した。こちらの試合内容はあまり盛り上がるものではないが、何とか次に繋いだ。24日の対コロンビア戦はこれまで以上に応援に熱が入ることだろう▼19日のナ ...
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当初は、高円宮妃久子さまのご訪問が予定されていたあけぼのホームだが、義兄の桂宮さまの逝去で残念ながら見送りに。それでも、安武誠同ホーム運営委員長は「カズ選手と大仁会長のお二人が来てくれるなら」と喜んで歓迎したという。JFAの名誉総裁を務める久子さまだが、ギリシャ戦(19日午後7時開始、ナタル)を観戦するため、18日に日本を発た ...
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17日の対メキシコ戦を0―0の引き分けで終えたブラジル代表(セレソン)。攻撃陣がうまく機能しなかったことが批判されたが、それ以上に目立ったのは相手のゴールキーパー、オチョアの大活躍だった。前半26分のネイマールのゴール右済のヘディング・シュートを横っ飛びで右手1本で止めた写真は伯字紙の表紙を独占。そのほかにも3、4回、ブラジル ...
続きを読む »W杯で感じた独特の空気
ブラジルで迎える初めてのW杯。「ブラジル戦の日は、町がゴーストタウンの様になる!」「全てがストップする!」「大渋滞になる!」「いやいや、町から車が消える!」 これまで周りのブラジル人から、都市伝説のごとくW杯を迎えたサンパウロがどうなるのか耳にして来ました。オーバーな話かと思いきや、いざ開幕してみると、あながち大げさでもないこ ...
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先週レシフェで行われた日本代表の初戦後、会場でごみ拾いする日本人サポーターの姿を「素晴らしい模範」と伯字紙サイトが大きく報じ、世界から賞賛を浴びた。日本人が応援に使ったゴミ袋にせっせとごみを集める様子がネット上に投稿され、瞬く間に広がったようだ▼米国メディアも「遠方から訪れて敗戦した以上、頭を垂れてそのまま会場を去ってもおかし ...
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夜7時から始まった移民の日式典。会場となった市議会入り口には来場者と共に多くの警察官が。この日は運悪く、ホームレス労働者運動の支持者約100人が市議会を囲んで新法案への抗議運動を行っていた。式典中も鳴り止まないブブゼラに、出席した本橋幹久県連会長も呆れた様子だった。 ◎ 南米全土に着々とカード網を敷きつつあるJCB。W ...
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