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コラム

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樹海

 復元工事を終えたカザロン・ド・シャが新たな文化拠点、市の観光スポットとして注目を浴びている。未舗装の田舎道、見渡す限りの緑の中、カザロンは不思議な存在感を放つ。どこか日本離れした華やかさがある建物だ▼くぎを一本も使わないはめ込み方式の宮大工的な建築で、特殊技術を要することから日本からわざわざ大工を呼び寄せて修復した。立て直した ...

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東西南北

 3日に行なわれたW杯前の調整も兼ねた親善試合で、ブラジル代表はパナマ代表を4―0で下し、順調な仕上がりぶりを見せた。この試合でネイマールはプロとして通算200得点目になるゴールで先制点を決め、3点目となったフッキのシュートを相手の意表をつく華麗なパスでアシストするなどの活躍を見せて、絶賛された。フェリポン監督は試合ぶりを褒め称 ...

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W杯サンパウロ観戦は防寒着を!

 兎にも角にも寒い!と私は声を大にしてお伝えしたい。 W杯開幕が近づくに連れて、日本の方々からブラジルについて聞かれる機会が急増した今日この頃。中でも、治安とともにブラジルの気候もしばしば尋ねられます。日本代表の試合が行われるレシフェ(ちなみにブラジルではヘシーフィと発音)、ナタル、クイアバ は、いずれも温かい、もしくは暑い所で ...

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大耳小耳

 「赤間みちヘ記念広場」に設置された記念碑には、『とこ夏の国に咲きたるなでしこの花生い茂らせよよろず代まで』と記されている。この短歌はみちへさんが戦前に訪日した際、秩父宮の叔母様に当たる松平俊子さんから頂いたものだという。1933年の洋裁学校創立後、同校をさらなる発展に導いた彼女の胸には、この歌の存在があったに違いない。     ...

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「W杯にカオスを」ブラック・ブロックとPCCが協力?

 「W杯でブラック・ブロック(BB)は、PCCの協力を得てカオス(混沌)をもたらすと確約した」との報道が1日付エスタード紙に出た。PCCはサンパウロ州最大の犯罪組織だ。ボスの多くは刑務所に収監中だが、外にいる手下に指令を出して麻薬密売、警察署襲撃までさせる。協力内容は明らかにされていない▼BBは知的レベルが高い反権力主義者が多い ...

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東西南北

 5日にストを予告しているサンパウロ市地下鉄の労組組合員だが、2日、同組合がサンパウロ市地下鉄側に出した「ストが実際に起こった場合、電車は運賃無料にする」という提案が却下された。これにより、きょう4日に行なわれる労働裁判所での公聴会と、組合の集会の結果で給与調整での話がまとまらなければ翌5日にストが行なわれることとなる。その場合 ...

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オーリャ!

 「普通のブラジル人はもともと暴力的じゃないのに、(一連のデモの)報道でそう思われているのがちょっと…」。あるブラジル人の友人は漏らした。 彼女は、先日バスの運転手らが予告なしでストに入り、バスに乗っていた女性が突然降りるように命じられ、困惑していた様子をテレビで観たという。「理不尽な目に遭った人が大勢いて、何も言わずに仕方なく ...

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東西南北

 サンパウロ市の水事情に関してダッタフォーリャが5月21~22日に行なった世論調査の結果が発表された。それによると、サンパウロ市民のうち35%が断水を経験し、不自由さを感じたことがある、と答えている。断水の頻度については、15%が「頻繁に起こる」、13%が「よく起こる」と答えている。その実例として市北部のレストラン経営者は、「2 ...

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大耳小耳

 約1千人の軍隊を率いる事になった池田新少将は、サッカーW杯でも日本にとって重要な役割を果たす。昇格早々、日本代表キャンプ地であるイトゥー市内での警備業務にあたるようだ。日本人の原点である侍魂を受け継いだ日系指揮官が、「サムライブルー」という愛称の日本代表にとって大きな援軍になるかも。     ◎ ソロカバで8日に行われるサッカ ...

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壊す事は簡単だけど…

 週末は少し時間があって、ポ語の新聞も普段読めないページまで目が行く。この週末気になったのは、5月31日付エスタード紙スポーツ欄に、ブラジル代表チームは世界で最高給のセンターバック(ザゲイロ)3人中2人を擁するなど、守備が堅いと書かれた文中にあった「壊す事は建て上げる事より簡単」との言葉だ▼相手チームが工夫して組み立てた攻撃もブ ...

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