ホーム | コラム (ページ 527)

コラム

➡【無料朝刊サービス登録】緊急対応の無料PDF版へのリンクに加え、毎日の新しい記事の見出しだけを、本文ページへのリンクをつけてメールで無料配信しています。メールアドレスを書き込み、「申し込み」ボタンを押すだけです。メールチェックのついでに気になる記事をクリック!

オーリャ!

 日本語教師と話していて、「当地では何事もきちんと計画がたてられるが、その計画通りに進むことはまずない」との苦労話を聞いた。 日系校でも年始に立てられた行事予定が、途中で変更されるのはよくあることだとか。よく言えば臨機応変だが、別の表現をすれば、「計画通りに運営や進行ができない」わけだ。 飾り付けなどの準備が前日に間に合わなくて ...

続きを読む »

樹海

 先週末から公開中の映画『グランデ・ビットリア(偉大な勝利)』(ステファノ・ラピエトラ監督)を見た。もう日本ですら久しく作られていない柔道映画が、ブラジルで制作されたことに深い感慨を覚えた。「移民が伝えた東洋哲学がブラジル文化を補完する」との図式が見事に当てはまる作品だ▼父に捨てられた母子家庭の少年が、学校でケンカばかりして退学 ...

続きを読む »

東西南北

 12日午前、サンパウロ市南部ソコーロ地区でバスのストが起き、市民14万人の足に被害が出た。今回のストは午前4時30分に組合員がグアラピランガ大通りをバスで封鎖したもので、その状態が5時間ほど続き、少なくとも224台、19線のバスが運行停止となった。この事態にSPトランス社が7線、86台の代替バスを運行させたが、道路封鎖などのた ...

続きを読む »

大耳小耳

 映画『グランデ・ヴィットリア』の主人公マックス・トロンビーニさん。父親に見捨てられた苦い幼少期を送ったが、25歳で日系三世の女性と結婚したのを機に和解したという。息子の結婚を知った父親から連絡があり、サンパウロ市のホテルで再会を果たす。ひざまずいて謝る父親に、マックスさんは「僕はもう許している。許しを請うなら神に」と答えたとか ...

続きを読む »

罪亡き人の命を噂が奪う

 サンパウロ州海岸部グアルジャで起きたファビアネ・マリア・デ・ジェズスさんリンチ殺人事件から10日が経った。単なる噂が罪無き人の命を奪った事件は、ストレス社会のブラジルと自分達の手で正義の鉄槌を下すという考えの恐ろしさを改めて露呈した▼3日に起きたリンチ殺人事件の発端は、4月に流れた、子供を誘拐して黒魔術の儀式に使う女性がいると ...

続きを読む »

東西南北

 10日、コリンチャンス待望の新スタジアム、イタケロン・スタジアムの杮落しとなる試合が行なわれた。ゲームは公式戦ではなく、コリンチャンスゆかりのかつての名選手によるOB戦で、コリンチアーノ約2万人が応援に集まった。15分ハーフで行なわれた試合でイタケロン最初のゴールを決めたのは、コリンチャンス最大のスター選手のひとりで70年W杯 ...

続きを読む »

樹海

 MPB歌手のジャイール・ロドリゲスさんが8日亡くなった(9日付け本紙2面で詳報)とても親日的でコチアの家には和室もあった。1981年に初訪日、日本ツアーは8回。マネージャー役を務める妻クロジーネさんは母親が日系三世のメスチッサだから当然か▼06年に憩いの園「緑の祭典」の舞台。「チョットマッテクダサ~イ、スイマセン、オネガイシマ ...

続きを読む »

東西南北

 ダッタフォーリャが大統領選に関する最新の調査結果を8日に発表したが、4月29日発表の全国運輸連合(CNT)の調査同様、ジウマ大統領の支持率が37%に落ちる一方、アエシオ・ネーヴェス氏の支持が20%に到達。3位のエドゥアルド・カンポス氏の支持は微量アップの11%なので、アエシオ氏、カンポス氏の得票を合計してもジウマ氏若干リードだ ...

続きを読む »

大耳小耳

 今年、エスペランサ婦人会は発足65年目。バザーの会場で倉持会長に意気込みを尋ねると、「いつもと同じですよ」とにこやかに微笑む。式典などの周年行事も「考えています」とのこと。この気負いのなさが、長く続く秘訣かも。     ◎ 今年で43年目を迎えたピッコロ合唱団は現在、一世18人と二世1人で活動している。駐在員妻が中心のため会員 ...

続きを読む »

オーリャ!

 将棋が趣味のオーリャ子は、時間が出来れば東洋街の将棋会館に顔を出す。日系社会の高齢化が進み、将棋人口も減少した現在、会館の半分は地元のチェスクラブに貸し出され、週末には中高生がチェスに集まる。 週末の会館は年配の将棋指しと若々しいチェスプレイヤーの対比が見ていて面白いのだが、両グループに交流が無いのがもったいない。 コロニア棋 ...

続きを読む »