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《記者コラム》ブラジルの聖戦――台頭するキリスト教ペンテコステ派

台頭する福音派政治家  ブラジルは「聖戦」の真っ最中だ。イスラム対キリスト教ではない。キリスト教内のカトリック対プロテスタントの熾烈な戦いだ。「福音派」(エバンジェリコ)や「ペンテコステ派」「バチスタ教会」「カトリック保守派」は今のブラジルを理解するのに重要なキーワードといえる。  中でもプロテスタントの(1)「バチスタ教会」( ...

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東西南北

 このところ、ブラジルを含め、全世界的にコロナウイルス用のワクチン接種が関心を呼んでいるが、ロンドン在住のマルシオ・ロベルト・ダ・ソウザさん(39)は、ブラジル人として初めてこのワクチンをうけそうな候補者の一人だ。1年前からロンドンの高齢者用介護施設で働いている関係で、ワクチンの接種対象となった。イギリスでは今のところ、介護従事 ...

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追悼寄稿=詩作に情熱を燃やした=詩人大浦文雄の晩年 伊那 宏

去る12月7日、スザノ福博村の大浦文雄氏が亡くなられた。享年96歳であった。 氏は多方面に活躍された方で、ある面「コロニアの顔」として、日系社会の、特に福祉活動に力を注いでおられたのは周知のことである。 しかし、こういった公人とは別に、氏が個人的にライフワークとしておられたものに文芸活動がある。文芸と一口に言っても幅は広いが、氏 ...

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東西南北

 11月に行われた市長選で再選したばかりのブルーノ・コーヴァス・サンパウロ市市長が、9日に癌治療の経過を見るための検査を受けた。癌発見は昨年で、化学療法を終えた後も癌が消滅しきらず、今年2月に免疫療法を始めていた。今回の検査によって、免疫療法の効果が出ていることが確認されたが、来週から数週間は、放射線療法も並行して行うことになっ ...

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特別寄稿=日本ポーランド友好物語=語り継がれるシベリア孤児救済 サンパウロ市在住・酒本恵三

 「ポーランド」と言われて、皆さんは何を思い浮かべられるでしょうか。  ポーランドを訪れてこの国を知れば知るほど、この国の人々の日本への好意が、他の国とは違うものであることを感じ、思わず胸打たれることになるでしょう。  なぜポーランドの人々は、それほどまでに日本に好意を抱いてくれるのか。その背景には「歴史」があります。 シベリア ...

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《記者コラム》メッキが剥げた?「救世主」モロ

モロ氏(Antonio Cruz)

 「これで22年の大統領選はかなり微妙だな」。最近、そんな風に確信した。セルジオ・モロ氏のことだ。  モロ氏といえば、伯国最大の汚職捜査「ラヴァ・ジャット作戦」の担当判事として、一時期まではボルソナロ大統領を上回る勢いで国民の人気と尊敬を集めていた。「22年の大統領選に出馬すればボルソナロ氏に勝てる」「ボルソナロ氏がモロ氏を副候 ...

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東西南北

 8日午後、サンパウロ市で強い雨が降り、各地で水害が相次いだ。16時50分の時点で市内では20カ所で冠水が起き、11の通りが通行不能となった。また、18時10分までに倒木の通報が122件も入った。被害がひどかったのは西部で、ラッパ、リモン、バラ・フンダなどで水浸しの道や大木が倒れた光景が見られた。また、CPTM8号線も部分的に運 ...

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身を切られる悲しみと肩の荷が下りる喜び

予防接種を待つイギリス在住のブラジル人女性(8日付G1サイトの記事の一部)

 キリストの降誕を祝うクリスマスが近づき、2本のローソクに灯を点した6日朝、友人の一人が脳血管障害(AVC)で急死したとの知らせを受け、言葉を失った。  11月18日には別の友人がAVCを起こし、現在も入院中。それに加えて、つい先日は心筋梗塞で義兄弟を失った友人もいた。あまりに立て続けで、言葉にならない。  AVCや心筋梗塞を起 ...

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東西南北

 7日夜、ボルソナロ大統領とミシェレ夫人は大統領府で、昨年の大統領就任式の際に使用した衣装などの特別展の開会式を行った。スピーチを行った2人の背後のガラス・ケースには、就任式用に仕立てた衣装が飾られ、傍にはパレードで使った1950年代製のロールス・ロイスが飾られている。特別展をやるのは個人的な自由だが、少数の閣僚を前に仕立て屋を ...

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東西南北

 11月30日にサンパウロ州政府が、コロナウイルス対策としての外出自粛規制強化を発表した。バーやレストランでの人ごみや、買い物の際の入場者数などの課題はこれまでも浮上していたが、6日付アゴラ紙は、サンパウロ市内のバスターミナルで、「人の混雑」「トイレ前の行列」「清掃されていないトイレ」「洗浄用ジェルの不足」など、初歩的な基本事項 ...

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