自分が推薦した候補の勝率が市長選で芳しくなかったボルソナロ大統領だが、2年後は自分の大統領選が控えている。それに備えた「対策」なのか、以前のような手作業の票集計に戻すよう主張している。本人の意見では「その方が正確」とのこと。だがその証拠はなく、ルイス・ロベルト・バローゾ選挙高裁長官は「電子投票は最も安全で迅速な方法」と、昔のや ...
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≪記者コラム≫未来の懸け橋人材、日系四世を育てるために
下地議員の日系人への熱い想いが制度を実現 四世ビザ制度の生みの親、下地幹郎衆議院議員(無所属、59歳)のコーディネートで25日、同制度を利用して訪日中の日系四世のビアンカ・ゲレイロ・ヨシムラさん(26歳、南麻州アパレドーダ・ド・タボアード市出身)の話を聞く機会があり、本紙の輿石信男東京支社長が取材に赴いた。 その録音内容と写 ...
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29日は市長選の決選投票が行われる。サンパウロ市もコーヴァス氏が勝つか、追い上げるボウロス氏が逆転するかで、目が離せない展開となっている。だが、気になるのは投票場の状況だ。11月に入ってコロナの感染者や死者が再び増えているからだ。選挙高裁は、選挙人証の代わりとなり、投票圏外にいる人や病気になった人たちが欠席を正当化することが可 ...
続きを読む »特別寄稿=中南米に生きて60年=移民の動機と最初の生業—キノコ栽培への挑戦=元JAIDO及びJICA農水産専門家 野澤弘司=(下)
寄港地で臨機応変に観光バイト なけなしの携行資金U$80と、出港間際に親戚や知友からの餞別を合わせただけの所持金では、移民船で2カ月間航海する間、これから10か所余りの寄港地での飲食代、交通費や土産物を賄うには厳しいという現実に直面しました。 そこで対処策を考えた結果、本船の寄港地はロレンソマルケスがポルトガル語以外は英語圏 ...
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41人の死者を出したサンパウロ州タグアイーでの交通事故の詳報が入ってきている。検証の結果、カーブで追い越しをかけようとしたバスが勢い余って反対車線にはみ出て、肥料を運んでいた荷台連結型トラックと衝突したとの見方が強まった。警察は引き続き、聞き取り調査などを行っている。だが、バス会社は正規の営業登録がなされておらず、車両税や強制 ...
続きを読む »特別寄稿=中南米に生きて60年=移民の動機と最初の生業—キノコ栽培への挑戦=元JAIDO及びJICA農水産専門家 野澤弘司=(上)
栃木の寒村で鉄道員の家に生まれて 今なお世界を震撼させ、終息がおぼつかない世紀のパンデミック、新型コロナウイルス禍に遭遇して、日暮し在宅自粛を余儀なくされ無為に過ごすのも心許ないので、中南米に生きた60年を追憶し、私がブラジルに移民した拙い動機や初期の生き様を寄稿させて頂きます。 私の生れは栃木県鹿沼市に近い寒村で父親は鉄道 ...
続きを読む »《記者コラム》決選投票注目の若き左派トリオ
29日に全国市長選の決選投票が行われているが、そこに3人の若い左派候補者が残っていることに注目が集まっている。 その3人とは、サンパウロ市のギリェルメ・ボウロス氏(社会主義自由党・PSOL)、南大河州ポルト・アレグレのマヌエラ・ダヴィラ氏(ブラジル共産党・PCDoB)、そしてペルナンブッコ州レシフェのマリリア・アラエス氏(労 ...
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コロナウイルスの感染が再び拡大し、恐れられている今日この頃。25日付アゴラ紙によると、そうした状況にも関わらず、サンパウロ市内では夜間、バーやレストランでマスクもしないで人が密集している状況が見られるという。この現象は、10月10日に市がバーの営業を午後11時まで認めた頃から始まり、セントロのコンソラソン、西部のヴィラ・マダレ ...
続きを読む »「ブラジルには人種差別はない」?
19日夜、リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレで起きた黒人のジョアン・アルベルト(通称ベト)・フレイタス氏死亡事件は、国内外に衝撃を与えたが、正副大統領は揃って「ブラジルには人種差別はない」とのたもうた。 米国は「人種のサラダボウル」(多種共存状態)と言われることが多いが、ブラジルはまさしく「人種のるつぼ」(混血状態) ...
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ボルソナロ大統領が社会自由党(PSL)を離党し「政党なし」となって1年以上が経過。その間、目指していたはずの市長選にも参加できず、政党実績がないままに2年後の大統領選に臨まねばならなくなった。23日に報じられたところによると、ボルソナロ氏の新党「ブラジル同盟」は現在も結党に必要な41万9900人の署名を集めるには程遠い状態で、 ...
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