5日に搭乗中の小型飛行機が墜落して急死し、週末の話題を独占した女性歌手、マリリア・メンドンサや同乗者たちの遺品が、9日、カラチンガ市の警察署を経て、弁護士に手渡された。マリリアの遺品は化粧品、宝石、携帯電話、財布などで、現場に急行した救急隊員らが機内に入ったときは、まだセルラーの電池が残っていて、ファンなどからのメッセージが次 ...
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協力する事で全体が生きる
デジタル化が進み、記事を書く際も、基になる記事やデータをネットで検索する事が増えた。だが、読みながら線を引いたり、書き込んだりできる紙の資料はやはり貴重だ。 そんな紙の資料を整理しようとしていて、水危機、電力危機絡みで切り取っておいた記事の一つが目に止まった。 それは、中西部から南東部、南部が水不足で悩む中、かつては水不足 ...
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電気代高騰で家計が苦しくなっている昨今。雨が降って水力発電による供給量が安定するのを待つばかりだが、この危機の中、太陽光発電が注目を浴びている。国家電力庁(Aneel)によると、1月1日~11月5日に発電用のソーラーパネルを設置した家庭は、全国で20万5225世帯に及ぶという。昨年の同時期は12万5880世帯だったというから、 ...
続きを読む »《記者コラム》なぜファーウェイが5G入札に不参加?=米中の顔色うかがい玉虫色解決か
本紙1面6日付記事《5G入札で初日に71億レ=底値の3倍を超える成功に》(https://www.nikkeyshimbun.jp/2021/211106-13brasil.html)を読みながら、「なぜファーウェイ(Huawei)は入札に参加しなかったのか?」と首をかしげた。
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5日以降週末にかけて、マリリア・メンドンサの事故死がブラジルのテレビや新聞、ネットの話題を独占した。ブラジル音楽界では破格ともいえる勢いで伸び、大成功を収めていた人気歌手の20代での急死ということで、多くの歌手が自分たちのショーで彼女を追悼した他、各方面から追悼の言葉が寄せられた。ボルソナロ大統領もその一人で、6日に追悼のコメ ...
続きを読む »特別寄稿=ボケ予防手段としての金融投資=じっくり楽しもうマネーゲーム=サンパウロ市在住 元週刊 FAXニュース代表 永井 忍=高インフレと利上げで先行き悪化=(10)
さてブラジルは今、政治面では大統領が選挙戦向けに財政的ポピュリズム路線を明白に押し出して政治的不安定性が一段と悪化して、経済金融面では財政リスク悪化とともに経済観測がますます悪化して相場の不安定性と悲観が強い事態になっている。 ブラジルで世界より大きく不平等性を拡大させたパンデミックもワクチン接種が進んで、なお高い水準とは言 ...
続きを読む »《特別寄稿》「知識の力」カーニバルから見たブラジルと日本=片山 恵(国際交流基金ブダペスト日本文化センター)
《サンパウロ=アギア・デ・オウロが初優勝=原爆ドーム山車に賛否両論も=今年も日本人・日系人大活躍》2020年2月27日付のニッケイ新聞の誌面を飾ったタイトルだ。 中国から発祥したコロナウイルスによって日本を含めたその周辺国で移動が制限されはじめた頃、地球の裏側にあるブラジルでは例年通りカーニバルが盛大に行われた。 「サッカ ...
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来年の大統領選まで1年を切り、様々な情報があふれているが、驚くべき情報が流れてきている。それはルーラ元大統領の副大統領候補にジェラウド・アウキミン元サンパウロ州知事がなるというものだ。この2人は、激しいライバル関係にある労働者党(PT)と民主社会党(PSDB)の顔的存在で、2006年には両者で大統領選も戦っている。それを覚えて ...
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4日、かねてから物議を醸してきた映画「マリゲーラ」の公開がはじまった。同作は国内屈指の人気俳優ヴァギネル・モウラが監督した作品として話題を呼び、国際映画祭でも高い評価を得ていた。問題は、本作が60年代の共産ゲリラとして知られるカルロス・マリゲーラの伝記であること。加えて、黒人ではないマリゲーラを黒人歌手のセウ・ジョルジェが演じ ...
続きを読む »勢いを失っていたイタリア極右の象徴
10月末にG20参加のためにイタリアを来訪したボルソナロ大統領だったが、その間、「他の国の首脳に相手にされず孤立した」「護衛がマスコミに暴力を振るった」「環境会議COP26に参加せずに顰蹙を買った」など、その国際的評判は散々なものだった。 ボルソナロ氏が自分の存在を示したかったのはせいぜい、1日に同国ピストイアで行われた第2 ...
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