サッカーのリベルタドーレス杯決勝トーナメントの組み合わせが24日に発表された。ブラジル勢は16チーム中6チームを占めているが、今年はベスト16の試合でつぶし合うことがなく、6チーム共、他国のチームと戦う。だが偏りはあり、一方の山にグレミオ、サントス、フラメンゴ、インテルナシオナルとブラジル4チームが固まった。もう一方の山ではア ...
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特別寄稿=中曽根先生を偲ぶ~晩年の言葉=東京在住 田中 茂(元参議院議員)
中曽根康弘先生が空の彼方の故郷へ帰られて、1年が過ぎようとしています。この間、世界は新型コロナウイルスの猛威に襲われ、これまで築き上げてきた豊かな社会生活が一変する事態となりました。 日本では感染状況がやや落ち着いてきたこともあり、先生の内閣・自由民主党合同葬儀が、10月17日に行われました。これまでにも先生の考えや言葉をこ ...
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ハロウィンもまだ終わっていないのに、サンパウロ市セントロの3月25日通りや市内の各ショッピングセンターではもう、クリスマス商戦がはじまっている。場所によってはもうクリスマスツリーが飾られているし、パネトーネも店頭に並びはじめて久しい。例年よりもかなり早い展開だ。関係者はその理由を「年末ができるだけ混まないようにするためだ」と語 ...
続きを読む »《記者コラム》ブラジル大手紙「中国はすでに世界一の経済」は本当か?
有名エコノミストのセルソ・ミンギ氏は10月16日付エスタード紙のコラムの見出しに《中国はすでに世界一の経済》と書いた。 その本文冒頭にも《重要な経済指標の一つによれば、米国はすでに世界一ではない。中国はすでに国内総生産(GDP、ポ語はPIB)で凌駕した。最大であることは、大きな影響力と権力を持つ。この新しい事実(fato n ...
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23日、ブラジルのメディアはどこも、「サッカーの王様」ペレ一色だった。それは、この日がちょうど、節目となる80歳の誕生日だったためだ。そのため、ブラジルの新聞やサイトは写真で彼の選手時代の栄光の瞬間を振り返ったり、彼のゆかりの地を紹介したり、現在の名選手との比較をしたりなど、それぞれに工夫を凝らした企画を展開していた。本人もツ ...
続きを読む »特別寄稿=充実した蟄居生活の秘訣=最後まで目標を持ち続ける=サンパウロ市ヴィラカロン在住 毛利律子
日本人の繊細な季節感「二十四節気」 この頃の日本は季節の移ろいが不順で、「春夏秋冬」のメリハリが薄れたとはいえ、一年の四季のけじめを暦で知ることができる。ブラジルのカレンダーは国民休日を知るのに便利であるが、お土産として持ち帰った日本の暦には文化的な情報が豊富に紹介され、その都度学習できるので、海外に住んでいても日本の風習を忘 ...
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「モストラ」名でおなじみのサンパウロ国際映画祭(https://44.mostra.org/)。モストラは毎年、この時期開催で、今年はコロナ禍の中での開催が心配されたが、22日から開幕となった。だが、今年はやはり変則的で、オンライン(https://mostraplay.mostra.org/)とドライヴイン・シアターを利用し ...
続きを読む »《記者コラム》墓穴を掘ったボリビア保守派
18日にボリビアで行われた大統領選はルイス・アルセ氏の圧勝であっさりと終わった。 昨年は、選挙結果に激昂し暴力沙汰を起こし、大統領だったエヴォ・モラレス氏が亡命を余儀なくされるほどに荒れた選挙だった。その1年後、結局は、2006年からの長年の政権与党だったエヴォ氏の社会主義運動党(MAS)に政権が戻ることになってしまった。 ...
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◎ 日毎叢書企画出版により『楽書倶楽部』第55号が10月15日付で刊行された。冒頭の《異例の慰霊集合》(梅崎嘉明)には、いきなり泣かされた。8月15日の終戦の日を記念したエッセイで、1945年のその日の体験談を綴った貴重なもの。植民地で仲間と呼びかけあって、警察に捕まらないように、日曜夜にランプを持たずこっそりと自宅 ...
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20日、サンパウロ市では前日に続いて午後に激しい雨が降り、各地で被害が報告された。大サンパウロ都市圏にまで広げてみた場合、消防には洪水で44回、倒木で44回、土砂崩れで4回の通報があったという。サンパウロ市内では前日に続いて北部での被害が大きく、豪雨で押し流された車が次々と路地の壁に阻まれて止まるといった事態も発生。ブラジラン ...
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