ニッケイ新聞 2013年3月9日 中国の全人代(国会)が開幕し、「習—李体制」がいよいよ始まる。温首相は「海洋強国の建設」を高らかに唱え、一人っ子政策の見直しに言及するなど威勢がいい。おっと忘れるところだったけれども、国防費予算の10%超増加もきちんと計上している。「海洋強国」は東と南シナ海で比、ベトナムと領土紛争を引き起こし ...
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東西南北
ニッケイ新聞 2013年3月9日 8日は「国際女性デー」だったが、地理統計院(IBGE)が2010年の国勢調査に基づいて作成したデータによると、サンパウロ市西部バラ・フンダがサンパウロ市で唯一、女性が収入面で一家の家長となっている地区であるという。「環境的に安全で、女性たちが職を得やすい場所の近くにバラ・フンダが位置しているか ...
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ニッケイ新聞 2013年3月8日 今年50周年を迎えたコロニアの代表団体、ブラジル韓国人協会の若き副会長、チョイ・ヨンジュンさんは韓ポ両語が堪能な弁護士。1日に州議会で行われた式典では来賓挨拶の通訳をしていた。移民が始まってまだ半世紀、一世が中心でポ語がほとんどわからない人も多いのだろう。50年前の日系コロニアの式典でも、こう ...
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ニッケイ新聞 2013年3月8日 水曜シネマで上映された『442日系部隊 アメリカ史上最強の陸軍』(10年、監督=すずきじゅんいち)を見て考えさせられた。覇権国・米国へ移住した移民とその子孫は、存在を認められるために命を張ったことで、結果的に世界史的な偉業を成し遂げた、と▼第2次大戦中、ドイツ軍に囲まれ、誰にも不可能といわれた ...
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ニッケイ新聞 2013年3月8日 2月20日以降、サンパウロ市の至るところで、建物のそばや植木の根元に置かれた人の頭蓋骨が8個発見されている。頭蓋骨が置かれていた場所は、サンパウロ市中央部のコパン・ビルや、ロシアやチェコ、南アフリカ共和国の領事館やモルモン教の教会などという。監視カメラでは30〜40代の女性が置いて行く姿が目撃 ...
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ニッケイ新聞 2013年3月7日 第二次大戦下のブラジル移民の苦闘を描いた『南米の戦野に孤立して』の著者・故岸本昻一さんの孫、岸本アレシャンドレさんが、ブラジルでの日本映画の歴史をたどった『Cinema Japones na Liberdade』(304頁)を執筆し、13日午後7時から広島文化センター(Rua Tamandar ...
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ニッケイ新聞 2013年3月7日 セアーザを久々に訪れた。忙しい朝のピークは過ぎていたので、場内にはのんびりとした空気が漂っていた。車の荷台で寝ている人、ノッタとにらめっこしながらビールを飲む人。雲ひとつない空に聳え立つ時計台を見上げ、激甘カフェを飲む気分は格別だ▼火、金曜日に立つプランタ市が目当てだった。長方形の場内を囲むよ ...
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ニッケイ新聞 2013年3月7日 農林水産省による「中南米日系農業者連携交流委託事業」の取りまとめとし、昨月「日系農業連絡会議」が開かれ、各事業の報告が行われた。 リーダー育成を目的とした1カ月の訪日体験報告には特に注目が集まり、「コンビニやスーパーで余った食材はどうなるのか」「ゴミ問題について教えてほしい」など、日本の食料 ...
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ニッケイ新聞 2013年3月7日 サンパウロ市や大サンパウロ市圏での夕方の豪雨が小休止気味の昨今だが、5日夜はリオ市とその周辺を豪雨が襲い、リオ市北部では3月の平均降水量の72%に相当する88ミリの雨を記録。同地域では塀が崩れて1人、倒木で1人、感電で2人の少なくとも4人が死亡、1人が行方不明となったほか、リオ市北部と西部で2 ...
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ニッケイ新聞 2013年3月6日 すずきじゅんいち監督が日系人に興味を持ち始めたきっかけは、ロスでたまたま近所に住んでいた日系婦人の昔話だった。「家族がバラバラになった話や収容所に入れられた話などを実際に聞くと、迫真性が違った」という。3部作の音楽は米国在住の喜多郎氏が手がけた。すずき監督は東京大学で倫理を専攻した後、東大卒な ...
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