9月も終わり、いよいよ10月。新型コロナウイルスで順延されたとはいえ、4年に一度の全国市長選が、そろそろ実感を伴って楽しみになってくる頃だ。 サンパウロ市民としては、もちろんサンパウロ市市長選も気になるところ。だが、コラム子がもっとも気にしている市は、やはりリオだ。 なぜか。それは、リオのここ数年の政治荒廃ぶりがあまりに見 ...
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東西南北
ブラジルが誇る世界的な音楽フェスティバル、2021年版「ロック・イン・リオ」の日程が9月29日に発表された。1985年に大成功を収め、伝説になった同フェスは、2011年から隔年開催となり、その都度大きな話題を呼んできた。21年度版の開催予定日は9月24~26日、9月30~10月3日。例年通りの7日間開催となっている。来年はコロ ...
続きを読む »開発による豊かさと自然のままの豊かさ
9月28日朝、全国環境審議会が海岸沿いのマングローブなどの開発を認めようとしているとの記事を読んだ。その時は「まさか」と思ったが、同日午後、本当に原生林保護のための規制を解除したと聞き、愕然とした。 翌日のメディアは「目的は海岸部などの開発やリゾート化」と報じており、現政権が求める豊かさとは何かを改めて考えさせられた。 ボ ...
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サンパウロ市市長選に立候補しているギリェルメ・ボウロス氏(社会主義自由党・PSOL)が、ボルソナロ大統領を批判したとして、連邦警察から事情聴取を受けることになるという。また、インタビュー中に「ボルソナロ、辞めろ」と叫び、話題となった女子ビーチバレー選手のカロル・ソルベルグが、スポーツ裁判所から訴えられた。これらの動きを巡り、「 ...
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サンパウロ市保健局の発表によると、8月31日~9月18日のコロナウイルスによる死者増加率が最も高かったのは西部のヴィラ・ソニア区。死者は96人から137人に41人も増え、42・71%の上昇となった。隣接するモルンビも、47人から62人にと31・91%増えて4位、ピニェイロスは67人から87人にと29・85%増えて10位だった。 ...
続きを読む »《記者コラム》百戦錬磨のマガルー、攻めのマーケティング
ブラジル女性で一番の資産家にして、最もやり手経営者が、昨年6月の「国際日系デー」を祝う文協イベントに出席していたことを覚えているだろうか。
続きを読む »特別寄稿=世界が学ぶ長寿県の生きがい=「幸福は自分で作るもの」=サンパウロ・ヴィラカロン在住 毛利律子
昨今の世界的な日本文化ブームの広がりで、世界共通語になった日本語がたくさんある。よく知られたものに、スシ、マッチャ、サケ(酒)、テリヤキ、ベントウ、カラオケ、ツナミ、エモジ(絵文字)、オタク、マンガ、ニンジャ、ヤクザ、ボンサイなど。 生活慣習語としてのイタダキマス、ゴチソウサマ、モッタイナイ、最近では「イキガイ」が加わった。 ...
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24日、イポッピによるボルソナロ政権への世論調査が発表され、「良い」が40%で「悪い」が29%と、政権発足後、最良の数字を記録した。ただ、「ボルソナロ大統領への信用度」は「信頼しない」が51%で、「信頼する」が46%だった。一方「悪い」と評価された分野は「失業対策」が60%、「環境対策」が57%、「保健」が52%だった。これで ...
続きを読む »特別寄稿=ありあんさ通信31号=歴史から消されたアリアンサ(協同)の地、ここにあり=わが友、マサカツのこと=東京都在住 木村 快
2020年5月28日、ブラジル・サンパウロ州ミランドポリス市アリアンサ地区のユバ農場で暮らしていた「マサカツ」こと、矢崎正勝が天国へ旅立ったとの知らせを受けた。享年76歳。 1978年以来続けてきたぼくの〈ブラジル移民史〉調査は、ほとんどマサカツが資料を集め、助言してくれたものである。 マサカツのことを紹介しておきたい。 ...
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ダッタフォーリャが24日に発表したサンパウロ市市長選の世論調査によると、セウソ・ルッソマノ氏が29%でトップに立った。同氏は2012年、16年の市長選でもキャンペーン直前までトップで、そのときはいずれも31%あったという。だが、その両年共、同氏は3位に終わっている。現職のブルーノ・コーヴァス市長は20%で2位。ギリェルメ・ボウ ...
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