ニッケイ新聞 2013年1月30日付け リオのセルジオ・カブラル知事は28日、マラカナン・スタジアム近くの先住民博物館の取り壊しを止め、同館の改修工事と運営管理を行う会社を入札で決めると発表した。だが、この決定を不服としたのは先住民。同館には2006年から先住民が住み着いており、知事の方針に従うと、同館からの立退きを余儀なくさ ...
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大耳小耳
ニッケイ新聞 2013年1月30日付け 海洋研究開発機構の関係者によると、潜水艦「しんかい6500」は、1989年の完成以来改造を繰り返しながら、通算1400回以上の潜行を達成してきたのだとか。特筆すべきはその安全性で、過去に一度の事故も起こしてないという。北里博士も「近年海洋研究に力を入れだしたブラジル政府も、こういった実績 ...
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ニッケイ新聞 2013年1月30日付け まるでアウシュビッツのガス室だ——南大河州サンタマリアのボアッテ火災で231人が亡くなり、129人の負傷者のうち75人は有毒ガスを吸って重態だと聞き、背筋が凍った▼無事に逃げ出したのに、中に残った人を助けようと外壁を崩す作業を手伝っていた若者が、懸命に作業している間に有毒な煙を吸ってしま ...
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ニッケイ新聞 2013年1月29日付け 27日未明に起きた南大河州サンタマリアのナイトクラブ火災を受け、ハダジサンパウロ市市長は「元教育相として、教師として、父親として、一ブラジル人として今回の事故で受けた悲しみが心に重くのしかかる」との声明を出した。27日夜、ハダジ市長はアウキミンサンパウロ州知事と第二次世界大戦の強制収容所 ...
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ニッケイ新聞 2013年1月29日付け 今年7月の式典と関連事業に向け始動した戦後60周年記念祭委員会。会議は切迫感にかけたままグダグダな結果に。「次回の開催は?」との来場者の質問に「まだ分からないので、すぐに決めて連絡します」と歯切れの悪い川合委員長。書記を務めた役員が途中退席したにも関わらず、議事録を代わってとる人もいない ...
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ニッケイ新聞 2013年1月29日付け 無力感が全身を襲った—。27日に南大河州サンタマリアで起きた大火災に関するニュースが間断なく流れる中、何も出来ず、TVの前で聞き入るしかなかったコラム子の実感だ▼会議でチリに居たジウマ大統領は会議をキャンセルして現場に飛び、州知事の脇で涙をぬぐい、翌日の新聞は1面の大部分が火災の写真や記 ...
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ニッケイ新聞 2013年1月25日付け 23日、スペインの新聞「エル・パイス」が、ベネズエラのチャベス大統領の癌闘病姿と称して一面に掲載した写真が他人のもので、ベネズエラ政府の怒りを買って、新聞回収となった。問題の写真は2008年に動画サイト「ユーチューブ」に上がった男性癌患者の治療中のもので、顔はたしかにチャベス氏にそっくり ...
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ニッケイ新聞 2013年1月25日付け 南青協の意見交換の場では、斉藤重雄元会長が「夫が亡くなっても奥さんが会費を払い続けている。同じ釜のメシを食った仲間の絆の強さがここに現れている」と力説。神代組と呼ばれた一期生の妻・磯中晴子さん(75、三重)は、夫の逝去後自然と集まりに参加するようになった。「ご主人が亡くなってから来る人は ...
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ニッケイ新聞 2013年1月25日付け 椎名誠といえば、多くの旅行記や冒険談をものにしている有名作家だが、週刊文春10月25日号の彼のコラムはあまり頂けないものだった▼軽い文体で中国をケナす主旨なのだが、《まず国際感覚でいうと、その国の「気性」は入国や出国の際のイミグレーションでだいたいわかる》とし、中国のそれは高飛車だが《ラ ...
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ニッケイ新聞 2013年1月24日付け パライバ州会計検査院が、リカルド・コウチーニョ同州知事(ブラジル社会党・PSB)の公邸で不正支出があったと指摘した。夫婦や子供の寝室、浴場で使う品や装飾品の購入に使われた額は1万8575レアルで、妻のパメラ・ボリオ夫人は自分で見積もりを見、値段より自分の好みを優先させた品を発注したという ...
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