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コラム

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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2012年11月10日付け  「私のことを知りたくば作品を観なさい。絵描きに言葉はいりません」。画家・榊原久雄さんの遺作展で、作品の飾られる壁にポ語で記されていた言葉。生前に本人が残したものだそうだ。  榊原さんは作品を公に発表することに積極的ではない人だった。美術展の類にも、依頼されてようやく数点を出す程度。事実 ...

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大耳小耳

ニッケイ新聞 2012年11月9日付け  「百周年にふさわしい会館ができた。昔のようにすぐに活発にはならないかもしれないけど、皆さんとこれからどんなことをしようか相談しています」 —。会館建設の大仕事を終えたセッテ・バーラス文協の遠藤寅重会長は嬉しそうな様子。17日の落成式には関係者230家族を招待しているようで、盛大なパーティ ...

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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2012年11月9日付け  ブラジリアは最もブラジルらしく、同時に最もブラジルらしくない町だ。「ブラジルらしい」のはその歴史が示すとおり、独立以来の壮大な歴史ロマンに彩られた都市であり、JKに代表されるロマン主義的な野望が凝縮されているからだ▼「らしくない」のは、通常の街路名は人名、重要な出来事の日付などだが、首都 ...

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東西南北

ニッケイ新聞 2012年11月9日付け  サンジョゼ・ドス・カンポス在住のマリア・ベネジータさん(61)の口座に9月から異常な振込みが続いた。4回にわたって振り込まれた金額は5500億レアルに上り、最低給与の622レアルで生活するマリアさんを驚かせたが、ある日口座を見たら2700万レの負債に変わり、マリアさんの名はブラック・リス ...

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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2012年11月9日付け  日本のサービスは世界一といわれる。帰国した時、客のまばらな車内でも車掌が深々とお辞儀をする姿や、わずかな待ち時間でも、レジで「お待たせしました」というスーパーの店員など、些細な光景に感激した。  日本移民・青木智栄子社長が運営するブルーツリーホテルでは、こうしたおもてなしの心を接客の柱と ...

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大耳小耳

ニッケイ新聞 2012年11月8日付け  岐阜で活動するNPO団体「Mixed Roots×ユース×ネット★こんぺいとう」。この一風変わった名前の由来はといえば、16世紀半ばにポルトガルが織田信長に献上したことから広まり、今では日本のお菓子として根付いている「金平糖」。金平糖のように自分のルーツを大切にしながら、自然体で日本社会 ...

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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2012年11月8日付け  先月23日付けで伝えた、広島の原爆で被爆して12歳で亡くなった佐々木禎子さんをモデルにした平和の像「サダコ像」が米国シアトルで破壊行為にあったとの記事を見た時、米国民の中に隠された荒々しい国粋的、白人中心主義的な傾向を感じた。薄氷を踏むような今回のオバマの勝利で、ほっと胸をなでおろした在 ...

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東西南北

ニッケイ新聞 2012年11月8日付け  6日に米国大統領選挙と同時に行なわれた下院議員選挙でブラジル人が2人立候補したが、当選には至らなかった。フロリダ州45区で立候補したゴイアス州出身のロニー・オリヴェイラ候補(40、共和党)は同地区で30・6%の得票率で落選。同じくフロリダ州の26区で立候補したミナス・ジェライス州出身のジ ...

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大耳小耳

ニッケイ新聞 2012年11月7日付け  1962年から18年間に渡り、工業移住者として渡伯した秦野生。後発の70人程は移住の足も飛行機と、僅か18年間に時代の流れを感じる。今回同窓会を企画した佐藤晃さんらによれば、「船で来た人は絆が強いけど、飛行機で来た人は付き合いが薄くなりがちで、帰国率も高かった」とか。しかし、今や移住50 ...

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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2012年11月7日付け  フェイラで買い物をして、「カプリッシャしといたよ」と言われた。辞書を見ると、「ア・カプリッショ」には「念入りに」という意味、「カプリッシャル」という動詞には「発奮する」という意味があるから、「いいのを選んであげた」とか「大きいのを入れといた」「少し奮発しておいた」といった意味らしい▼ここ ...

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