11日、ロシアのプーチン大統領が自国で開発したワクチン「スプートニクV」をコロナウイルス予防用のものとして公式に認めた。これは良くも悪くも、「コロナ対人類」の次の段階に入ったようにコラム子には映った。 このスプートニクVは、世界保健機関(WHO)の定める治験段階を2段階飛ばして強引に承認された。当然、これを接種することで生じ ...
続きを読む »コラム
東西南北
ボルソナロ大統領の一族からはじめてコロナウイルスによる死者が出た。亡くなったのはミシェレ夫人の祖母マリア・アパレシーダ・フィルモ・ペレイラさん(80)。7月1日から連邦直轄区セイランジアの地域病院の集中治療室に入院していた。予断を許さない状況が続く中、2度ほど容態の好転も報じられたが、12日に息絶えた。マリアさんはセイランジア ...
続きを読む »東西南北
9日正午頃、サンパウロ州内陸部のラヴリーニャス付近のヅットラ街道のサンパウロ市方面行きで、乗用車が大型車両トラックに衝突する事故が起きた。この事故で乗用車に乗っていたサムエルちゃん(6)とサウロちゃん(4)の幼子兄弟が事故死した。道路警察によると、乗用車を運転していた兄弟の父親の59歳の教員が、逆走したことによって事故が起きた ...
続きを読む »東西南北
外出自粛規制緩和後も、なかなか商業に活気が戻ってこない今日このごろ。その一方で、コロナ禍であるがゆえに生まれたビジネスもある。アゴラ紙によると、携帯アプリによる食事などの配達員を対象とした自転車のタイヤ交換、修繕を路上で行う新しいタイプのビジネスがサンパウロ市では繁盛しているという。通常の自転車屋が30レアルで行うところを5~ ...
続きを読む »≪記者コラム≫抗体所持率20%で集団免疫説も=それならコロナ自粛生活、半分以上過ぎたかも
ブラジルは先週末にコロナ死者10万人という悲しい記録を作ってしまった。今週末のブラジルメディアは、この節目を報道するものが目立った。 中でもサンパウロ市は先週、コロナ死者1万人。ドイツ、チリ、アルゼンチンなどの国々よりも一市の方が上回るという不名誉で残酷な現実だ。 振りかえってみれば、4月16日にマンデッタ保健大臣が解任さ ...
続きを読む »東西南北
8日(土)はサッカーのサンパウロ州選手権の決勝戦、パルメイラス対コリンチャンス戦の第2戦が行われる。無観客試合だとはいえ、サンパウロ州のサッカー・ファンの話題はこれ一色のはず。そして、翌9日には全国選手権(ブラジレイロン)の開幕戦が控えている。パルメイラス、コリンチャンスの両チームはさすがに2日連続の試合にならないよう、この日 ...
続きを読む »知っておきたい日本の歴史=徳力啓三=(9)
日本人が広く国外に目を向けるようになる一方、国内では群雄割拠する有力な戦国大名が、我れ先にと京都にのぼり、朝廷の信任によって全国の統治者になろうと競い合っていた。 その中で尾張(愛知県)の織田信長(1534-1582)が斬新な戦略と京都に近い地の利を生かして、頭角をあらわした。1560 年、駿河(静岡県)の今川義元を桶狭間で ...
続きを読む »東西南北
5日にサンパウロ市イタケロン・スタジアムで行われたサッカーのサンパウロ州選手権、コリンチャンス対パルメイラス戦は両チームとも決め手がなく、引き分け。勝敗の行方は8日、アリアンツ・パルケで行われる次戦に持ち越しとなった。この日はリオ・グランデ・ド・スル州選手権でも決勝が行われ、グレミオがインテルナシオナルを下して優勝した。これは ...
続きを読む »特別寄稿=宇宙の摂理と新型コロナウイルス=元日本国参議院議員 田中しげる=7月27日記
新型コロナウイルスの感染者数が急激に増加し、第2波が押し寄せて来ています。病院の受け入れ態勢が十分なのか気がかりです。前のフェイスブックで書いている様に抗体・ワクチンが出来るまでの最大の防波堤が病院です。医療崩壊が起きないように危機感を持ち万全を期して頂きたいと思います。 過去にアフリカなどで感染病対策に従事された山本太郎・ ...
続きを読む »特別寄稿=ミクロネシアの日系大統領=建国の父トシオ・ナカヤマ=サンパウロ市在住 酒本恵三
知られざる日系二世の大統領 フィリッピンの東、カロリン諸島に属する607の島からなる、「ミクロネシア連邦」。日本統治時代に多くの邦人がこの地に渡り、今でも人口の2割の方々が 「日本人の血を引いている」 と言われています。 このミクロネシアを、「アメリカの統治から独立させた」初代大統領もまた、トシオ?ナカヤマという日系人でした ...
続きを読む »