ニッケイ新聞 2012年3月15日付け 「連帯のブラジル運動」リーダーとして、東日本大震災被災地で支援活動を行なった二世の茂木真二さん。彼を突き動かしたのは「日本のために何か出来ることをしたい」との想いだった。 正しい情報が届かずパニックになり、日本を去った日系人も多かった。「出稼ぎ」としてではなく、日本に根を下ろした人だか ...
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コラム 樹海
ニッケイ新聞 2012年3月15日付け 「まあ、未発見の魚を釣ってきますかな」。9月末、サンパウロ市に戻ってくるときのホラを楽しみにしていよう—(パウリスタ新聞、1977年8月11日付け)。発言の主は当時46歳の作家、開高健。ホラではなく実際の驚きを描いたアマゾン釣行は名著『オーパ!』に結実した▼同行した編集者菊池治男さんが昨 ...
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ニッケイ新聞 2012年3月14日付け コリンチャンスが〃皇帝〃アドリアノとの契約破棄—。〃怪物〃ロナウド引退で看板選手がいなくなると考え、ロナウドに代わる大物として獲得したが、怪我などで、出場8試合で2得点。アドリアノ維持にかかった費用は400万レアル以上だが、練習に身が入らない、リハビリにも来ないなどの問題が続き、メキシコ ...
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ニッケイ新聞 2012年3月14日付け 「孤独なツバメたち」監督の津村公博教授によれば、浜松市のブラジル人の数はピーク時の2万人に比べ現在は1万2、3千人ほどに減ったという。「08年頃は夜道を歩いていてもたくさん若者がたむろしていたが、今は閑散としている。ブラジルの店も随分減ったのでは」と中村真夕さん。彼らの中には日本でもブラ ...
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ニッケイ新聞 2012年3月14日付け サンパウロ州の遊園地「ホピ・ハリ」での転落事故で娘を失った西村ユカリさんの両親との対面は、忘れられない経験となった。 記者会見で、途切れずに続く記者団の質問に気丈に答えていた二人。会見後に日本語で話しかけると、表情を和らげて日本語で返してくれた。 母のシウマラさんは「事件のことを話す ...
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ニッケイ新聞 2012年3月14日付け コロニアが主導する形で被災地を継続的に支援する活動が具体化できないものだろうか。被災地の多くは長期にわたり、苦しみつづける。復興のための努力や犠牲はある意味、これからが本番かもしれない。一周忌法要に参加して、どんな小さなことでもいいから何か始められないかと痛感した▼遠くから法要やミサをし ...
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ニッケイ新聞 2012年3月13日付け 肺炎治療中だったルーラ前大統領が11日に退院し、サンベルナルド・ド・カンポの自宅に戻った。喉頭がんの治療で免疫力が落ち、両肺に1カ所ずつ炎症が起きていたもので、今週中は抗生物質を服用するが、近日中に通常の生活に戻れるという。ルーラ不在で選挙戦の準備が思うように進まずとまで書かれていた労働 ...
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ニッケイ新聞 2012年3月13日付け コジロー出版による月刊『ピンドラーマ』3月号が刊行された。今月の「移民の肖像」(松本浩治)ではスザノで日本食材を生産販売する高木政親さんを紹介。「サンパウロだけがブラジルじゃない! ブラジル地方ライフ」、「クラッキ列伝〜ロベルト・ジナミッテ」、「カーニバル・ベビーの真相に迫る」のほか、音 ...
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ニッケイ新聞 2012年3月13日付け 生活保護の受給者が205万人を突破し、戦後最大の記録となったの報道があり、日本の不景気は深刻だな—の思いを強くする。ドル安と急激な円高で自動車や鉄鋼などの輸出産業は悲鳴を上げ、長期デフレで小売りもぱっとしない。日本銀行は金融政策を緩和し、景気引き上げに全力投球し、政府も支援策を打ち出して ...
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ニッケイ新聞 2012年3月10日付け 東日本大震災の被災地で支援活動を行なう『ブラジル連帯運動』。既に日伯両国で報道されたが、同運動のリーダー・茂木真二さんの母セツコさんは「殆ど息子中心の記事。息子だけじゃなく、大勢のブラジル人が頑張っていることを皆に知ってほしい」と語る。震災から1年を迎える11日、運動参加者らは仙台での追 ...
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