ニッケイ新聞 2012年2月9日付け コロニア史に関する文献の多くは、残念なことに日本語だけだ。150周年のことを思えば、ポ語で詳しく移民史を論じたものがいろんな種類あった方が望ましい。ポ語翻訳版がもっと出版されれば、先人の苦労や先駆的な行いの数々が後世に知られるはずだ▼例えば『移民四十年史』(香山六郎編著)、『香山六郎回想録 ...
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東西南北
ニッケイ新聞 2012年2月9日付け 大サンパウロ市圏サンベルナルド・ド・カンポのビル損壊事故現場で、7日夜7時半頃、看護婦のパトリシアさんの遺体が発見された。「あんなに沢山の瓦礫の下じゃ生きていられたはずがない」との父親の言葉が物悲しい。6日付伯字紙が6歳と報じたジュリアちゃんは3歳で、一緒にいた父親が手を掴もうとしたが、手 ...
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ニッケイ新聞 2012年2月8日付け 「ビバビーダ メディカルライフ社」代表取締役の野口重雄氏は、文協内の日本庭園設置や百周年事業、ブラジル人学校へのポ語教材寄付にも協力している。労働者の母国についてより深く知るためブラジルにも頻繁に足を運び、日系社会とも情報交換などを通じて関係を密にしてきた。本紙の取材に対し、「これまでコロ ...
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ニッケイ新聞 2012年2月8日付け 「サンパウロの文協などで個展をやりたいと思っているんですが…。まだ実現していません」と残念そうに語っていたのは、ロンドリーナで籾のモザイク画展を開いた後藤英子さんだ。 日本移民やブラジルの歴史をテーマにした作品は、モチーフの素朴さも手伝ってか、籾の一粒一粒が全体にあたたかな雰囲気を作り出 ...
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ニッケイ新聞 2012年2月8日付け 最近のニュースを見ていると、この国はスゴイところだとしみじみ感じる。敵対文明から攻撃された訳でもないのに、リオの街中では20階建てのビルなど3棟が突然崩壊した。と思ったら、今度はサンパウロ市近郊のサンベルナルドでもビルの一部が崩れた▼特にリオの件では、爆風が吹き寄せる崩落現場の映像は9・1 ...
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ニッケイ新聞 2012年2月8日付け リオ市の地下鉄2号線で6日、電線が盗まれて電車が止るという事故。セントロと北部を結ぶ30キロ余りが朝7時から運行停止となり、16の駅の内11が一時閉鎖された。事故当時すでに乗客が乗っていた車両はそのまま通したが、390メートルの電線が盗まれたために起きた混乱は1時間後に解決。運行再開直後の ...
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ニッケイ新聞 2012年2月7日付け ミナス日伯文化協会の会員は約240家族。年に数回、食祭や文化祭など日本文化の催しを小規模で開催してきた。高根会長は「県連主催の日本祭りを真似してやりたかった。念願叶った」と嬉しそうに語り、浜田ゆかり氏は「百周年以降はなかった、州内の日系団体が集まるような大きなイベントをやりたかった。一世の ...
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ニッケイ新聞 2012年2月7日付け 早坂茂三氏という人がいた。もう故人だけれども、田中角栄元総理の秘書として23年間も仕え政界の「裏」に通じる貴重な方であり、田中に関する著書も多い。秘書になると、田中は「お辞儀をしてみろ」と命じ、早坂は、なんでだろうと思いながら軽く頭を下げた。すると「それは記者のやり方だ」と政治家はこうする ...
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ニッケイ新聞 2012年2月7日付け 12月に天井の一部落下で作業員2人が死亡する事故が起き、開業が遅れていたグアルーリョス空港の遠隔(第4)ターミナルが明日開業。1月20日の予定を早め、12月開業と公表した日に事故が起きたターミナルも1月24日に工事が完了、ウエブジェットが就航する。1月開業の駐車場は不便など、快適化努力は難 ...
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ニッケイ新聞 2012年2月4日付け 後藤さんは毎年、パラナ州の百歳表彰で「寿」と描いた作品を受賞者に贈っている。今回の展示会は、昨年山口登総領事から「作品を観たい」との申し出を受けたことから、多くの人が集まる総会の日を初日に、開催が決定した。作品には日ポ両語で説明が付けられ、総会の出席者は一つひとつじっくりと絵画に見入ってい ...
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