ニッケイ新聞 2012年2月1日付け 日本国外在住者としては初めて空手範士10段を取得した戦後移民の与那嶺育孝さん。事前に目にしたのは、道着姿に真顔で、道場の看板横に立つ写真。取材前、「怖い人なのでは…」と少し緊張した。 当日、予定されていた記者会見の時間きっかりに、友人で日本から訪れた同じく空手指導者の瀬名波重敏さんを伴っ ...
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東西南北
ニッケイ新聞 2012年2月1日付け 1月25日に起きたリオ市セントロのビル崩壊現場での行方不明者捜索が、30日からは手作業になった。事故の2時間後から始まった救出作業にはショベルカーが使われ、遺体の一つは瓦礫と共にゴミ処理場に運ばれていたという逸話もあるだけに、手作業で捜索との報道には、機械を使って生存者を押し潰したり遺体を ...
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ニッケイ新聞 2012年2月1日付け リーガ・アリアンサの総会で挨拶した山口登・在クリチーバ総領事は「着任して1年3カ月の間に感じたことを話したい」と切り出し、各文協の連携と強化、伯社会で活躍できるような若い人材の育成、進出企業の増加に伴う日本語学習の動機付けの3つを課題に挙げた。どれも全く異論のない内容ではあったが、最初の課 ...
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ニッケイ新聞 2012年1月31日付け リベイロン・プレットにサンパウロ州政府が建てた大衆住宅は、入居直後から雨漏りや水周りの不備、建付けの悪さなどが指摘されていたが、これらの問題は「教育もなく家に住んだ事もないファヴェーラ住民を住ませたから」と言った都市住宅開発公社理事が27日に辞任。アウキミン知事が太陽光で水を温めるなどの ...
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ニッケイ新聞 2012年1月31日付け 「移民してきたけど、大したことは何にも出来なかった」と謙遜する佐辺早苗さん。「だけど、これだけは40年間辞めずに続けてきた」と語るのが、『パウリスタ新聞』時代からの本紙の購読。ポ語版を娘の千歳さんも愛読していたとか。「今では私と夫の誇りです。こうして取材してもらえたのも何かの縁があったか ...
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ニッケイ新聞 2012年1月31日付け 日本は狭く、鉄鉱や原油・天然ガスなどの資源もない。こうした工業資源を安く輸入し、精密で頑丈な製品に加工し世界の国々に売り捌き利益を得て暮らすという「輸出大国」が、国の基本だったし、経済界も命がけのセールス活動を繰り広げなんとか生きてきた。ところが、この「輸出大国」の看板が大地に叩きつけら ...
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ニッケイ新聞 2012年1月28日付け 19歳以下の選手が全国一を競うサンパウロ・ジュニア杯ことコッピーニャ決勝が25日にサンパウロ市パカエンブで行われ、対フルミネンセ戦を2対1で制したコリンチャンスが優勝した。1969年から1987年以外、毎年開催の大会は43回目で、サンパウロ州チーム優勝は、コリンチャンス8回、サンパウロ3 ...
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ニッケイ新聞 2012年1月28日付け 幕内残留を期待される魁聖(友綱部屋)だが今場所は5勝10敗に終わった。勝ち越しとなる8勝まであと3勝、最後の4取り組みだけ見れば2勝2敗だっただけに、もう少し早くエンジンがかかっていればと悔やまれる。この成績では「幕下落ちはほぼ確実」との下馬評だが、「発表までは分からない」との声も。昨年 ...
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ニッケイ新聞 2012年1月28日付け 先の民主党代表選で野田財務相(当時)は「ドジョウにはドジョウの持ち味がある。金魚のまねをしてもできない。泥臭く、国民のために汗をかいて働きたい」と演説したのがきっかけとなって「ドジョウ宰相」なる新語がはやっているらしいが、この「ドジョウの話」はある詩人からの借り物らしい。それはともかくと ...
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ニッケイ新聞 2012年1月27日付け 25日夜起きたリオのビル崩壊はTVなどでも大々的に取上げられているが、「今回崩れたビルは割と旧く、質の悪い材料を使ってごまかすような手抜き工事はされてないだろう」「この頃のビルは毎年の点検を行っていればまず大丈夫」という専門家の言葉に、車や電化製品と同じかと思わずつぶやきたくなる人も多い ...
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