ニッケイ新聞 2012年1月21日付け 「弘法も筆の誤り」という。天皇に応天門の扁額に揮毫を依頼された弘法大師が、墨痕鮮やかに認めたのだが、応の一番上の点を書き忘れてしまった。大師は、掲げられた額を取り下げないで墨をたっぷりと染み込ませた筆を投げつけ誤字を直したそうだ。嵯峨天皇、橘逸勢と共に三筆のひとりであるし、中国への留学時 ...
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東西南北
ニッケイ新聞 2012年1月21日付け 12月30日にエチオピア生まれの黒人少年を追い出したとして、人種差別と騒がれていたサンパウロ市パライゾのピツァリア、ノンノ・パオロが19日に営業停止に。原因は人種差別ではなく、サンパウロ市衛生局の監査で、180キロの調味期限切れないしは保存状態などが適切ではない食材が見つかったため。人種 ...
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ニッケイ新聞 2012年1月20日付け 「全国大学生サンパウロ研修」で、USPで日本語を学ぶエリアキン・ダ・シルバ・ローザさん(22)は「日本人の大学生はアルバイトや部活動などに勤しむようだが、勉強の邪魔にならないのか」と疑問を抱いたようだが、「部活ではチームワークや根性が身に付き、それが就職活動に役立つよう。自分も自由に好き ...
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ニッケイ新聞 2012年1月20日付け 13日付け本欄で《「加害者は自分の身を守るためにウソをつくことが許されています。不利な証拠は隠しても罪にならないのです」との説明を読んで、目からウロコの心境だった》と書いた。原文となった弁護士の記事には「ただし、証人は嘘をつくことは許されていません。ばれると刑務所行きです」ともあった▼そ ...
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ニッケイ新聞 2012年1月20日付け サンパウロ市内の大手スーパーに「25日からは買い物袋の無料配布は行いません」との告示。分解に時間がかかるプラスチックの使用を制限する条例に基づく処置で、自分で袋や箱を用意するか店にあるダンボール箱を利用、店で売っている買い物袋を買うといった対応が必要だ。分解が早い〃ビオデグラダーヴェル〃 ...
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ニッケイ新聞 2012年1月19日付け 年末、1年半ぶりに帰国した。清潔な街に整備された道路、丁寧な接客、夜でも明るく賑やかな街を警戒せずに歩ける幸せをかみ締めた。 中でも商店街にずらりと並ぶ手軽な値段の飲食店の数々には心が躍った。「松屋」や「王将」など、5、600円もあれば満足できる店も豊富で、1〜1500円も出せば、うま ...
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ニッケイ新聞 2012年1月19日付け 毎年公演ツアーで来伯する和楽団『ジャパン・マーベラス』。JICAのシニアボランティアとして和太鼓の普及に寄与した、同楽団の前団長・小田幸久さんが率先し、2005年に第1回が実現した。チケット代は必要経費のみに当てられ、出演料は無料。また06年からは毎年ワークショップも開いて当地のグループ ...
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ニッケイ新聞 2012年1月19日付け 2010年末、移民史料館で開催された「アンドウ・ゼンパチ展」が安藤の郷里、広島で今月末まで開催されている。サンパウロ人文科学研究所(人文研)の古杉征己理事の評伝を昨年、小紙でも連載形式で紹介したのでご記憶の読者も多いだろう。日伯両国で同テーマの展示会開催は初ではないか▼実現にこぎつけた関 ...
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ニッケイ新聞 2012年1月19日付け 14日付フォーリャ紙に南伯に雨が降り干ばつ緩和とあって喜んでいたら、恩恵は限定的で、南大河州の非常事態宣言市は291に増えたと17日付G1サイト。申請書提出も17市という中、州政府はこれらの市に食料セットや水、水運送用燃料の購入、井戸復旧作業などに4万5300レアル、貯水タンクや浄水装置 ...
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ニッケイ新聞 2012年1月18日付け 渡伯する時、宮川節子さんがあめりか丸でロサンゼルスに寄港して食事にメロンが出た。その種を乾燥させて取っておき、ナタルの移住地に植えた。年2回の収穫が可能であれば、採算がとれたが、低地で雨季に冠水する為に1回だけしかできず、厳しい生活しかできかったという。「それでもジャポネースの甘いメロン ...
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