高田政助という移住者が、ソコヌスコに農場をつくった。高田夫人が以前、内村鑑三家のお手伝いであったので、高田がこの農場を始めた時に、内村は祝福して次の歌を贈った。 内村鑑三といっても知らない人があるかもしれないが、アメリカ合衆国のアマースト大学出身で、日本において有名な、無教会主義のキリスト教信者として著名である。 アメリカ ...
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”今の状況”を変えかねない、米国大統領選
先週、大手週刊誌「ヴェージャ」が、「今、大統領選が行われたらボルソナロ氏が当選する」という調査結果を発表して多少話題となった。それに対し、「コロナ対策であれだけ失政をしておきながら、なぜ」と憤る人も少なくなかった。だが、「”今の状況”ならそうだろう」とコラム子は思った。 というのは、その調査を行った団体が「パラナ・ペスキーザ ...
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27日、大サンパウロ都市圏サンベルナルド・ド・カンポで、ジェットスキーをしていた24歳の男性、アンドレ・フェリペ・イグレシアス・ゴンサウヴェスさんが、後ろからきた別のジェットスキーに轢かれて死亡する事故が起きた。この件で警察は、加害者となった26歳女性を業務過失上致死容疑で起訴する予定。この女性はジェットスキー免許を持っていな ...
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28日に行われる予定だったサンパウロ市地下鉄のストは、深夜1時に交渉がまとまったため流れた。だが、決定時間が遅かったため、早番の職員に連絡がつかずに営業開始が遅れ、早朝から午前9時ごろまで混乱した。特に1号線、2号線、3号線、15号モノレール線の駅がどこも行列でごった返すという、新型コロナウイルス対策上もっとも避けなければなら ...
続きを読む »特別寄稿=文豪の闘病から生まれた傑作=正面から病と向き合う生き方=サンパウロ市ヴィラカロン区在住 毛利律子
コロナ禍で、互いの「繫がり」を切らないように助け合う知恵を交換するネットワークが急速に普及し、大きな助け合いとなっている。 しかし、少し時代を遡れば、病気や災害による相互扶助の手段は、限定的、限域的なことであった。「近代医療・医薬」が堰を切ったように始められたのは1950年代からだと言われている。 日本の国民病とも言われた ...
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サッカーのサンパウロ州選手権のグループリーグ最終戦が一斉に行われ、26日、決勝トーナメント進出の8チームが決まった。注目のコリンチャンスは、オエステに2―0で快勝し、前日までグループDで上位にいたグアラニーがサンパウロ相手に1―3で敗れたため、順位逆転で進出決定となった。全試合でD組1位のブラガンチーノに敗れていたサンパウロだ ...
続きを読む »《記者コラム》樹海=実は壮大なブラジルの歴史物語
5億年と37億年の差 一般的には「ブラジルは独立200年未満の新しい国」で、「日本は数千年の伝統を誇る古い国」というイメージが強い。だが、見方を変えると、ブラジルの方がはるか古いものがある。地層だ。 日本で一番古い地層は、茨城県日立市の周辺の5億年前の地層だという。《茨城県日立市にある御岩神社にいる。ここ御岩神社の地面、そし ...
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コロナウイルス感染で官邸内隔離が続くボルソナロ大統領。その間におこなわれた世論調査では、支持率が上がっているのだという。目立ったことを特に行なったわけではないのに支持率があがるということは、実は、おとなしくして余計なことを言わなければ支持率は保てるということかも。そんな大統領は、服用して2周間経っても陰性反応にならないにも関わ ...
続きを読む »知っておきたい日本の歴史=徳力啓三=(7)
第2節 武家政治の展開 鎌倉幕府の支配が揺らぎ始めると、北条氏はいっそう権力を集中しようとして、かえって御家人の反発を強めた。 14世紀の初めに即位した後醍醐(ごだいご)天皇は、天皇自らが行う天皇親政を理想とし、その実現のために倒幕の計画を進めた。初めは計画が漏れて失敗し、後醍醐天皇は隠岐の島に移された。 後醍醐天皇の皇子 ...
続きを読む »特別寄稿=未曽有の経済危機を乗り越える=「正直、義理、礼儀」サムライ経営者 西川 渥 (にしかわ あつし) スターパック社(本社・サンパウロ)社長=東京在住 カンノエージェンシー代表 菅野英明
食品用プラスチック容器業界で第2位 西川に「ずばりスターパック社とはどんな会社か」と聞くと「食用パッケージの新しい使い方を絶えず提案し続け、ブラジル人の食生活文化の向上と安全性利便性に貢献し続ける会社だ」と答えた。 創業者・西川流経営の独自性は「1つの事案に対して多様な見方と多角的な分析ができる、正直、倫理(社会道徳)、全社 ...
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