ニッケイ新聞 2011年11月8日付け 米経済誌の「世界で最も影響力のある70人」によると、トップはオバマ大統領で2位がプーチン首相。3位が中国の胡国家主席となり、我が野田首相は67位と下から4番目というのは、いささか情けない。まあ—大震災と福島原発という難問を抱えているし、円高という魑魅魍魎もどきの化け物が跋扈し、家電を始め ...
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東西南北
ニッケイ新聞 2011年11月8日付け 6日に起こった、リオデジャネイロ市のファヴェーラの銃撃戦でのテレビ・カメラマンの死。実際に警察の特別機動隊が出動した事件を見ると、やはり思い出されるのが、大ヒット映画「Tropa De Elite」ではないだろうか。ブラジルで昨年記録的な大ヒットとなった「PART2」は、米国でも11日に ...
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ニッケイ新聞 2011年11月8日付け シンポ「人文研を考える」は3時間以上に及ぶ長丁場だった。色々な人が盛んに発言していたが、的を射ていないように思える発言もあり、迷ったものの、途中で退席してしまった。 特に最初、3人のパネリストが長々と見解を述べた後、鈴木所長が、おさらいするかのように人文研の課題を挙げ、再度それに対する ...
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ニッケイ新聞 2011年11月5日付け 現在、査証申請から発行まで最短3日間。「総領事館外で受付をすれば、もっと手間がかかるのでは…」との旅行会社関係者から懸念の声も。野村和久領事に尋ねたところ、サンパウロ市内のセンターは領事館近くに設置、現在の受付け用人員は審査に携わることから「書類の移動時間を考慮しても時間短縮が可能」と胸 ...
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ニッケイ新聞 2011年11月5日付け 明治の初めに「郵便報知」という新聞があった。5大新聞の一つであり、東京で一番売れ後年 首相にもなった犬養毅と原敬や雄弁家・尾崎行雄らが記者とし活躍し、女性記者第1号の羽仁もと子もペンを走らせている。と、話題が豊かなのだが、「論説」のタイトルで「社説」を掲げたのも、この新聞であり、明治7年 ...
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ニッケイ新聞 2011年11月4日付け 「レジストロ灯ろう流し」が1万人規模の大きな催しに成長したのは2001年に文協が共催に入ってから。それまでは日蓮宗の門徒でささやかに行っていたが、創始者の一人である故・春日今朝男さんが「この催しを絶やさないで」と95年頃に協力を依頼した。第1回目があった56年に流された7基の灯ろうも現在 ...
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ニッケイ新聞 2011年11月4日付け 十数年遅れて、いろいろなことが日本と同じようになっていく気がする。ブラジル文化の特徴かと思っていたことが、ただ単に資本主義経済の進展の遅れだったと気付かされることが多い▼例えば90年代のデカセギは「日本の小学校にはイジメがあるがブラジルにはない」と言っていたが、今世紀に入って当地の学校で ...
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ニッケイ新聞 2011年11月4日付け 日本のお盆に当たる〃死者の日(フィナードス)〃の2日、サンパウロ市セントロでは、ズンビー(ゾンビ)に扮した若者が街頭を練り歩いたり写真に納まったり。01年8月に米国で始まり、今や世界中で行われるゾンビ・ウォークブラジル版で、真っ赤な絵の具や包帯、破ったシャツなどを使い、墓から抜け出した死 ...
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ニッケイ新聞 2011年11月2日付け 「格差のあるところにイノヴェーション(革新)はない」がモットーの早稲田大学の東出浩教教授は、身分や階位が革新的な発想や議論を妨げると考えている。同大学ビジネススクールWBS研究センター助手の姜理恵さんは「初対面の時、『俺のこと、ヒロってよんで』と気さくに言われて面食らった」と笑う。 ...
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ニッケイ新聞 2011年11月2日付け 熊本県のコーヒー専門店が豆を入れる麻袋を再利用したボウシを販売、なかなか好評—と週刊新潮(10月27日号)に書いていた。「通気性がよく、型崩れしない」のがウリ。南米のロゴが若者に人気らしいが、その生産に日本人が関わったことを知れば、シャッポを脱ぐのではないか▼戦前、サンパウロ、パラナでは ...
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