ニッケイ新聞 2011年2月2日付け ペルーで開催中の南米ユース選手権でブラジルの快進撃が続いている。1日未明に行われた対チリ戦は、相手チームのラフプレーにあいながらも2点を入れたネイマールらの活躍で5対1の快勝。エクアドルはアルゼンチンに1対0で勝利するなど、ウルグアイとエクアドルも勝ち点3で並んでいるが、得失点差でブラジル ...
続きを読む »コラム
コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2011年2月2日付け 県人会の維持はたいへんだ。総会のシーズン、取材で訪れる各会で前年の会計報告を聞きながら、そんな事を考える。 多くの会では会員も減少傾向。母県の補助金がなければ厳しいだろうな、と感じるところも。 会館という資産はあっても、その維持、年間の活動のためどこでも知恵を絞る。食、芸能のイベントだ ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2011年2月1日付け 昨年10月、日本滞在中の日系人女性が広島県にある先祖の墓を探し当て、墓参りを果たしたという。中国新聞によれば、女性は08年に訪日して日本の工場で働きながら、100年以上前に渡伯したという曾祖父母の先祖の墓を探していた。本籍地は合併で既になく、日本語を学んでようやく同県庄原市にあることをつき ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2011年2月1日付け 峻険なアルプス山脈をアフリカの象を率いてローマに攻め込んだハンニバル将軍の話は人口に膾炙しているが、この古代の名将は地中海に大艦隊を誇ったカルタゴの人であり、あのローマ奇襲は紀元前218年のことだった。今、この国はチュニジアとなっているが、政権に反対する民衆の蜂起によってベンアリ前大統領が ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2011年2月1日付け リオ州山間部(セラーナ地方)の土砂災害に関する記事の内容が変化している。最近は死者や避難生活者への言及は少なく、再建にむけた動きや水害後に発生する病気の話、寄付品を分けたりするボランティア不足などの記事が多い。病気蔓延の記事と共に気になったのは、寄付の中に賞味期限切れ食品や汚れたり破れたり ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2011年2月1日付け 「うちのお手伝いさんも死んだ、娘の生徒も死んだ」—。そう語るノヴァ・フリブルゴ文協の松岡利治副会長の悲しそうな眼差しが、水害の悲劇を直に物語っていた。 泥にまみれた住居や商店の様子に唖然とする記者の横で「僕はこの街のきれいなところが好きだったんだ」と、松岡副会長は呟く。住民何百人が亡くな ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2011年1月29日付け 日本の裁判所にも誤審はあり、誤った判決で有罪となり刑務所に服役していた囚人が、後日になり無罪とわかり釈放されることが、いくつかあり新聞やTVの話題になるが、これの最大のものは、恐らく—幸徳秋水らの「大逆事件」であろう。明治10年(1910年)に発覚したこの事件は、幸徳秋水らが、明治天皇の ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2011年1月29日付け ジウマ大統領の南米諸国訪問開始—。25日にルーラ前大統領と共に創立記念日を祝うサンパウロ市を訪問した大統領は、27日の南大河州でのホロコースト記念集会、28日の同州カンディオッタの火力発電所竣工式出席に続き、30日にはアルゼンチンのブエノスアイレスでキルチネル大統領と会談。同日モンテビデ ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2011年1月29日付け 新事務所の購入が決定した県連臨時総会。投票方式の記名・無記名を決める多数決は21対18で、購入承認の票より僅差だった。無記名賛成者からは、「記名だと、議題が承認された場合、反対した人が後になって〃いじめられる〃のでは」と〃懸念〃を表明、出席者の笑いを誘う場面も。まさかいじめはないにせよ、 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2011年1月28日付け 美しい装丁を誇る俳誌『蜂鳥』(富重久子発行人)がこの2月に創刊25周年(300号)を迎えるに当り、隔月刊になるとの連絡を受けた。今までたゆまず毎月作り続けたその実績はコロニア史に残るものだ。しかし誌友の高齢化・減少により、ついに決断したと聞き、深い感慨を憶えた。歳月の流れは無慈悲なまでに ...
続きを読む »