特集 2010年新年号 ニッケイ新聞 2011年1月1日付け 「チルチルミチルの青い鳥」の話を挙げるまでもなく、本当に必要なものはすでに手元にあるのかもしれない。 多くの日本人会や文協では、手間やお金のかかる日本語学校運営に音を上げて閉鎖している。確かに学校の維持には手間がかかる、先生の給料を確保するだけで大変だ。 でも移 ...
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東西南北
ニッケイ新聞 2010年12月28日付け 伯字各紙は、今回のクリスマスのショッピングセンターでの売上は前年比13%増などと手放しの喜び様。しかし国内総生産に比較したクレジット額が昨年は45%、今年は48%と増え、来年は50%と予想されるとの先日の報道と考えあわせると、実はクレジット分割払いが増えたバブル的な経済拡大なのであって ...
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ニッケイ新聞 2010年12月28日付け 今年の暦もあと少し。今年も寝正月だったし、文協の新年会も3年ほど前かに顔を出したが、懐かしき人々はまったく少なく、あの古びたビルの周辺に屯するような面々ばかりが目立ち、失望の念が強く―これはもうと欠席を決めた。あの四方拝には及ばなくとも、ポロシャツなどのカジュアルで新年会でもあるまいに ...
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ニッケイ新聞 2010年12月25日付け 文協児童絵画展で指導を行なう金子氏は、期間中、ノベーラの撮影があり多忙になるそう。ノベーラは、来年2月の公開だそうだが、役は天理教の神主という。ドラマはデカセギの一場面から始まり、すでに日本での撮影も終了。富士山の映像がタイトル映像となり、皇室の祖といわれる天照大神までも登場して、活躍 ...
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ニッケイ新聞 2010年12月25日付け 捜査官が同僚を恋愛関係のもつれから、よりによって警察署内で射殺するという事件が、サンパウロ市郊外のグアルーリョス市で23日に起きた。犯人はファビオ・アゴスチンニョ・マセド容疑者(33)で、同市第1署の自室にいたデニゼ・ギオカさん(28)に対し、17発を放って即死させた。二人は8年越しの ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2010年12月25日付け 先の23日は天皇陛下のご誕生日であり、皇居の一般参賀も格別な賑わいだったのは真に悦ばしい。今年は「喜寿」のおめでたさを迎えたこともあり、遠い九州から駆けつけたお年寄りもいたし、この祝いを老いも若きもが、競うようだったのが何とも嬉しい。これに比べると、我がコロニア(もう消滅してしまい存在 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2010年12月25日付け ISECカエル・プロジェクトが4日にサンパウロ市で開いたナタル・フェスタ。当日は四世のレオナルド・ヒデオ・コレイア君(13)とレチシア・サユリさん(15)兄妹も参加していた。 5年間日本で公立学校に通った2人は、自身の名前を全てカタカナで書く。「僕たちは日本で外国人だから」とブラジル ...
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ニッケイ新聞 2010年12月24日付け サンパウロ市ヴィラ・カロンで行なわれたカエル・プロジェクト2回目のフェスタ・デ・ナタル。昨年のフェスタ会場と同日の会場を見比べると、昨年いた子供たちが見当たらない。同プロジェクトの中川郷子代表に聞くと、すでにブラジルの学校に順応している子供たちも多いことから、今年は昨年と違う学校を対象 ...
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ニッケイ新聞 2010年12月24日付け 〃皇帝〃アドリアノがヴィラ・クルゼイロに帰ってきた―。22日にリオ市北部ペーニャ地区のファヴェーラに現れたアドリアノを見て、来年は国内でプレーするのかと考えるのはちと早い。Vクルゼイロは生家のある古巣で、今回はいわゆる帰省だ。様変わりしたファヴェーラで皆に囲まれた皇帝は、同地区での社会 ...
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ニッケイ新聞 2010年12月24日付け 近年、読者欄「ぷらっさ」への投稿が漸減しているようで寂しい。新来者が途絶えた現在、移民と邦字紙は運命共同体だとつくづく感じる。読者が高齢化して早く目が疲れる、書く気力がもたないなどの理由で投稿が減るのは仕方ない部分もある▼でも新聞が届いたらまず「ぷらっさ」を見るという読者は実に多い。ぜ ...
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