ニッケイ新聞 2010年10月1日付け 3日に実施されるブラジル大統領選挙で、日本での在外投票所が9カ所のブラジル人集住地に設置されることになった。これまでは東京の総領事館のみだったが、今回から東京、名古屋、浜松の各総領事館と、ブラジル人が多い長野県上田市、茨城県常総市、群馬県大泉町、富山県高岡市、愛知県豊橋市、三重県鈴鹿市の ...
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コラム 樹海
ニッケイ新聞 2010年10月1日付け ブラジル民は思いのほか保守的かつ寛容で我慢強く、景気の良さを投票の最大の判断材料にする――と選挙の成り行きを見ていて痛感する。数々の醜聞が大統領選直前のジウマ候補を揺すっているのに、支持率がさほど下がらないのはなぜか▼国民が反応するタイプの醜聞と反応しないそれがある。前者は「賄賂の札束を ...
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ニッケイ新聞 2010年9月30日付け 先週末、約20カ国のコロニアが出場した国際民族舞踊祭では、一挙に多くの伝統舞踊を見た。 レプレーザ連の阿波踊りの音頭には自然と体が反応。やはり自分は日本人であるなと思い、来場者の日系人には「やっぱり日本のものが一番」と話す人も。 だが恐らく他の子孫も「わが国が一番」と思っていることだ ...
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ニッケイ新聞 2010年9月30日付け サンパウロ州サンジョゼ・ド・リオ・プレットで28日、胸の痛みを訴えて来院した男性が医師と救急隊員のケンカ中に死亡するという事件が発生。心臓科医が診察後に症状が悪化し、心停止も起こしたために呼んだ救急車が1時間半も遅れて到着した事が原因のケンカは他の患者の面前で起き、男性はその間に死亡。救 ...
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ニッケイ新聞 2010年9月30日付け 09年8月の発行以来、一部受賞者の真贋を巡って大いにコロニアを賑わせた記念誌『山本喜誉司賞の歩み』。先日発表された記述の間違いは何と130余。一連の批判に疲れたか、同賞選考委員会の高橋一水委員長、杓田美代子副委員長が今月、文協に辞表を提出したが、辞職は認められなかった?とか。「杓田さんは ...
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ニッケイ新聞 2010年9月30日付け 日本航空(JAL)の成田―サンパウロ直行便ラストフライトとなった27日夜、グアルーリョス空港で最後の乗客になった人に話を聞いた。ほとんどが毎回JALを利用しているだけあって、撤退を残念がっていた。年配の人も多く「乗り換えになると荷物が大変だねえ…」と漏らす人も▼32年の歴史とコロニアの感 ...
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ニッケイ新聞 2010年9月29日付け 年間を通じて各移住地の出身者会や同船会、5年に一度の式典などが開かれる。取材で行くと、会場のあちこちで数十年ぶりの再会を喜ぶ顔。 一方でその場に来ていない人もいる。興味がないというだけなら仕方がないし、日程、体調や年齢もある。ただ、恥ずかしいという人、または過去・現在の様々な事情で出た ...
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ニッケイ新聞 2010年9月29日付け 23日にサンパウロ市プレイセンターで起きたジェットコースターの事故は、センサーの故障との見方が強い様だ。軽傷とされた客も「鼻が曲がった」などと苦情を訴える中、鼻を骨折して手術を受けた11歳の少女は、顔面陥没も起きていたと28日付G1の記事。当事者側は軽傷と伝えて事故を過小評価させようとす ...
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ニッケイ新聞 2010年9月29日付け 実業のブラジル9月号が発行された。今月号の掲載記事は、高木登「大統領選挙の争点と行方」、今井恵美「9月の注目はペトロブラスの増資」、山下晃明「ブラジルで損せぬ法」、そのほか「次期政権の外交」、「ブラジル企業のブランド価値」、「日本企業の動き」など。日系書店で取り扱っている。問い合わせは実 ...
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ニッケイ新聞 2010年9月29日付け 不思議なもので左派の労働者党(PT)には歴史的に日系議員は少ないが、現政権は地デジTV日伯方式を採用し、移民百周年を盛大に祝うなど日本とその移民に手厚い印象がある。この日曜日の投票で誰が当選するかで次の4年間が決まる▼04年の小泉首相来伯、05年のルーラ大統領訪日から両国の歯車はかみ合い ...
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