ニッケイ新聞 2010年8月26日付け 昨日付の東西南北欄でも報じた中国黒龍江省でのエンブラエル190型機墜落事故は、24日から25日のテレビニュースなどでもかなり大きく扱われている。190型機の事故は初めてという事もあり、エンブラエル社では24日のうちに、現地に技師を派遣し、中国政府の原因解明作業を側面支援するとの意向も発表 ...
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大耳小耳
ニッケイ新聞 2010年8月26日付け 大戦での二世の日本軍従軍を語る時、ひときわ異彩を放つ沖縄系二世3兄弟がいる。長男の我那覇宗成、次男の宗弘、三男のジャイメだ。故内山勝男さんの著書によれば、宗成は1921年にリンスで出生、41年の最後の船で日本に渡り、44年に学徒出陣で海軍へ。フィリピン沖で敵潜水艦に撃沈された。宗弘は24 ...
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ニッケイ新聞 2010年8月25日付け アルジャー花祭りが始まった。花のパビリオン、販売所などを訪れ、やはり花に囲まれていると人の表情は穏やかになるのかな、と感じた。 その以前は、地域の祭りに参加する形で自分たちの生産物を紹介していたという。そして現展示場を購入、祭りを始めて19回目。「地ならしから始めた。全部会員総出だった ...
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ニッケイ新聞 2010年8月25日付け ブラジル企業エンブラエル社製造の航空機E―190型機が24日夜、中国黒龍江省の飛行場で事故を起こし、乗客ら43人が死亡した。着陸の際、滑走路を飛び出した後、炎上したというもので、乗客91人、乗員5人の内、53人は負傷したものの救出されたという。事故の原因は解明され次第発表される予定。 ...
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ニッケイ新聞 2010年8月25日付け アルジャー花祭り初日、ヅットラ街道から同市へ入ると、何と電柱一本一本に会場への矢印が付けられていた。行く前はうまく着けるかとも思っていたが、全く心配なし。市の力の入れようを感じさせる。今年は初の8日間開催ということもあり、「5万人くらいは来てくれるのでは」と林広高AFLORD会長。 ...
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ニッケイ新聞 2010年8月25日付け 「二つの祖国」――よく使われる言葉だが、その意味の深みをじっくりと考えさせられた。先日のブラジル靖国英霊奉祭会の慰霊祭で、参列者は日本移民の先没者と祖国を護る戦いで散った日伯の兵士に対して平和の祈りを捧げた▼社には、当地で幼年期を過ごした後に帰国して神風特別攻撃隊として戦死した高須考四郎 ...
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ニッケイ新聞 2010年8月24日付け 6月に水害発生のアラゴアス州では、今も孤立状態に置かれ、2週間毎のヘリ輸送に頼っている人達がいると週末のテレビニュースで見、愕然とした。最近は、年頭に水害が起きたサンパウロ州サンルイス・ド・パライチンガでは被災者支援のための物資や資金の横流しが判明し、支援物資などの受付中止の記事や、サン ...
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ニッケイ新聞 2010年8月24日付け 岡山県人会の記念式典で高齢者を代表し謝辞を述べた森広登さん(103歳)は、座席から壇上まで「一人で歩きたい」と差し伸べられた手を遮り、見事に喜びの思いを語った。そんな父親を「説教上手の頑固者」と話す息子の秀夫さん(81)は、登さんと共に高齢者表彰を受けた。親子での受賞に「恥ずかしいです。 ...
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ニッケイ新聞 2010年8月24日付け 日本の小中学校でも来年から「古事記」や「日本書記」の神話を教えるようになり、新しい教科書が決まった。これまでのよりも国語や算数はページ数が約50%も増えたそうだが、これも古い歴史を取り上げたり、レベルの高い数学を組み入れたからであろう。あの戦争の頃には「古事記」などの勉強には異常なほど力 ...
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ニッケイ新聞 2010年8月21日付け 「天皇陛下バンザイ!」には正直驚いた。 先日開催された日本人の心の歌歌謡ショーの会場でのことである。 軍歌、軍服、直立不動で最後にはビシッと敬礼。軍艦旗が振られる場面もあった。 戦争ー。平成生まれに程近いコラム子には正直、イメージが湧かず、初めての光景にただただ見入った。 と同時 ...
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