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コラム

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特別寄稿=新型コロナ騒動とアマゾン移民史=往時のマラリア禍の心情を今に懐う=パラー州ベレン市在住 堤剛太

 現在、パラー州では外出自粛処置が取られすでに3カか月目に入っている。私の住むベレン市では、病院施設がすでにパンク状態と発表され、4月下旬からはマスク無しでの外出は禁止になりまた。4月27日からは罰金を伴う営業活動の停止処置も取られ、5月7日からはベレン市を含めた10市でロックダウン(都市封鎖)が宣言された。  集団感染の発生を ...

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東西南北

 サンパウロ市が11日から、ナンバープレート末尾番号による車の乗り入れ規制「ロディージオ」を厳格化した。これまでは週1回、ピーク時のみの規制だったが、しばらくは隔日しか車が使えなくなる厳しい対策。これによって、11日は市内の車の数は劇的に減った。だがその分、バスや地下鉄、CPTMなどの公共交通機関に人が流れ、乗車率が11〜15% ...

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【コロナ禍緊急日誌】「給付金10万円をブラジルで役立てて」との有り難い申し出

 福岡市に住んでいるニッケイ新聞の協力者から「日本政府から10万円給付金をもらったのですが、私自身は困っていない。ニッケイ新聞は日系社会で重要な役割を担っているので、ぜひ役に立てて」と寄付の申し出があった。  実際、ニッケイ新聞の経営もコロナショックで大打撃を受けている。印刷版が一時停止している間も、サイトでは記事は更新し、PD ...

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樹海拡大版=コロナ対策で1兆600億レアルを市場注入、インフレ再燃懸念も?

造幣局が紙幣40%増産  先週読んだ記事の中で、一番ドキリとしたのはロイター通信8日付電子版「独占取材/ブラジル中央銀行は緊急支援支払いのために、紙幣の臨時増刷を発注」(https://br.reuters.com/article/topNews/idBRKBN22K260-OBRTP)だった。  中央銀行が4日(月)に造幣局( ...

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東西南北

 外出規制が続く中、アプリ「Zoom」でモニター上の画面を分割し、複数の人と話し合いを行うことが様々な分野で活発化しているが、最近はそれを生かして有名政治家が公開討論会を行ったりもしている。最近話題となったのは、9日に行われた、マンデッタ前保健相と、一時、同氏の後任候補と見られたオズマール・テラ前市民相の討論だ。かねてから「隔離 ...

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大耳小耳

    ◎  コロナ災禍の中、俳誌『朝蔭』486号が4月1日に刊行された。《コロナ菌に閉じ込められし老の秋》(吉田しのぶ)《世界中外出制限身に入る》(西川あけみ)。《初夢や米元首と語る吾》(熊谷桂子)はまるで映画のような勇壮な一年の始まり? 《十年の出稼ぎに堪へ夜を濯(すす)ぐ》(重川房子)は10年以上も訪日就労した人だろうか。 ...

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検疫中の夜道は気をつけて

 7日、クアレンテーナ(検疫)中の夜7時過ぎ、ブラジルで強盗に遭遇した。合計1年以上生活しているが、初「洗礼」だった。東洋街コンセレイロ・フルタード大通りを一人歩いていると、後方から小さめのダンボール箱を持った20代後半、モレーノ(褐色肌)男性が小走りに追いかけてきて何か言った。  オーリャ子はポ語が聞きとれず、「あ?」と訊き返 ...

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東西南北

 イギリスの雑誌「ランセット」が最新号で、ボルソナロ大統領を「ブラジルのコロナウイルス対策の最大の脅威」と呼んで酷評した。同誌は約200年の歴史を誇り、保健関係では世界的な権威だ。大統領は過去に米国やイタリアの新聞でも酷評されている。そんな最中、大統領は今週末、約30人の来客を招いてシュラスコやサッカーをする予定だという。ここ連 ...

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大耳小耳

     ◎  東洋街の居酒屋「一茶」(Rua Barao de Iguape,89)が、出前配達アプリRappi(https://www.rappi.com.br/restaurantes/izakaya-issa)を始めた。今までは店まで買いに行く必要があったが、これからはここから注文して配達してもらえる。なお、8日から営業 ...

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東西南北

 4月22日に行われたボルソナロ大統領とセルジオ・モロ前法相らの会合を録画したビデオ提出を最高裁のセウソ・デ・メロ判事が命じたが、連邦総弁護庁は難色を示して、5日に同判事に判断再考を促した。連邦政府は「国家機密レベルの内容が含まれているから」というが、会合に同席した軍人閣僚3人への捜査命令(事情聴取)に驚き、軍部が「司法による干 ...

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