ニッケイ新聞 2010年5月5日付け ゴイアス州ゴイアニアで、生後1年余りを共に過ごした子が他人の子と判明し、3日に実子を受取った母2人。出生直後の産院で取替えが起きたもので、1年余り育てた子との別れの悲しみと実の子を受取った喜びが交錯する家庭では、赤ん坊も順応するのに大変だ。一方は割りとすんなり馴染んだが、もう一方は泣きが強 ...
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コラム 樹海
ニッケイ新聞 2010年5月5日付け サンパウロ市の有名日本食レストラン『藍染』の小池信 也シェフが以前、講演で「日本以外の諸外国で、ブラジルが一番農産物が充実している。日本移民のおかげ。これだけ日本食材が揃っているところに来られて本当に良かった」と語っていたが、まったく共感する▼先日たまたまピエダーデの西尾夫妻が生産している ...
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ニッケイ新聞 2010年5月5日付け 千葉県人会館竣工式で同所を初めて訪れ、駅出口から徒歩30秒という近さに驚いた。完成から1年過ぎ、宿泊施設は数人待ちの人気だという。 約10年にわたり建設に尽力してきた原島義弘県人会長。にぎわう祝賀会場で、「まだ気を抜いている暇はないよ」と話す姿が印象的だった。 維持費など資金的な問題だ ...
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ニッケイ新聞 2010年5月5日付け レジストロ、イグアッペを訪れたコチア青年の親睦旅行。参加者の中には、これまで青年同士の集まりに関わっていない人もあった。この男性、周年式典には出ていないが、30周年、40周年の記念誌に感激。50周年の記念誌を買い求めようとしたところ、協議会関係者に「コチア青年の運命は変えられない」と説得さ ...
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ニッケイ新聞 2010年5月4日付け 4月の大雨の直後、リオのキリスト像に落書きをした2人組が、コパカバーナ~ボタフォゴ間のトンネルで落書きを消す作業を行っている写真がネットや新聞で流れた。コンクリートや石の壁への落書きの場合、強酸性の薬品を使わなければならない事も多いが、化学の実験などで使う防護用メガネにゴム手袋、エプロンと ...
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ニッケイ新聞 2010年5月4日付け 「昭和の日」から始まるゴールデン・ウィークで日本の人たちは忙しい。田舎に帰ってのんびりしたいとするサラリーマン。久しぶりに仕事を離れ温泉を楽しむといそいそと出かけるご夫婦と子どもら。年に一度の長い休日なのだから、ゆっくりと昼寝でもしたらいいのにとも思うが、いや―連休だからこそ遊ぶのだと、ど ...
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ニッケイ新聞 2010年5月4日付け 最近、通勤途中に嬉しい出会いがある。それは毎朝通りかかると、必ず「おはようございます」と挨拶してくれるデカセギ夫婦。昨年11月に帰国してから、通りで朝食を売っているのだ。 カフェをもらい世間話をしていると、茨城県常総市で働いていたと聞く。常総市は、記者が住んでいたつくば市から数駅先の街だ ...
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ニッケイ新聞 2010年5月4日付け 2日午後、文協貴賓室でコロニア主催の麻生太郎前首相歓迎会が行われた。歓迎会の後に麻生前首相が真っ先に向かったのは、文協ビルサロンで行われていたエスペランサ婦人会の慈善バザー。大部栄子総領事夫人に案内されながら会場を歩いて回る麻生前首相の姿に来場者もびっくり、握手をせがまれ大人気だった。文協 ...
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ニッケイ新聞 2010年5月1日付け あの「起訴相当」の議決が出た27日の夜。小沢氏は「(幹事長)続投」を宣言し、側近らと馴染みの居酒屋で杯を傾けたそうだ。その頃、前原誠司・国交相は仙谷、枝野両閣僚など約50人の国会議員とホテルで48歳の誕生を祝い、気炎を上げたの報道も―。前原、仙谷氏らは、反小沢派の旗頭だし種々の流言もあり、 ...
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ニッケイ新聞 2010年5月1日付け 先日、59年4月にサントス港に到着した「あめりか丸」の同船者会を取材した。33回目になる同会には、毎年多くの同船者が集まる。 初回以来ずっと、旗振り役を務める坂東博之さんが繰返したのは「同船者は血の繋がらない兄弟、姉妹」であること。皆ブラジルで同じ地点から始まり、同じ期間苦労しながら、月 ...
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