ニッケイ新聞 2010年4月24日付け 先日の虚子忌全伯俳句大会で取材をしている最中、頭の中では「日本の心が今ここで生きている」「私は日本人なのだ」という思いがぐるぐると渦巻いた。 日本から来てまだ一週間の新来記者にとって、今まで日本では聞いたことがなかった、俳句や、日本文化の魅力、移住体験話を、たくさんの人から聞けたことは ...
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大耳小耳
ニッケイ新聞 2010年4月23日付け 任期を終えてこのほど帰国した在聖総領事館査証班の高橋穣領事。任期中の2008年秋からの世界金融危機の影響で、同館における査証申請数は「来た当初と比べ、9月頃からかなり減っていった」という。近年の申請件数は年2、3万件で推移していたが、高橋領事によれば09年は8千件強。最盛期の年8万件と比 ...
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ニッケイ新聞 2010年4月23日付け リオのサンボードロモが、設計家の卵達の宿泊所に早変わり。21日から25日にかけて持たれる、設計家の卵達の集いに出席する学生ら800人がテントなどを持ち込んだもので、リオツールの申請を受けた市役所も承認済みだ。リオ、ミナス、エスピリトサント各州から集まった学生達が、近い将来どんな腕の冴えを ...
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ニッケイ新聞 2010年4月23日付け 提携紙の静岡新聞からの連絡で、あのミサキさんが亡くなったことを知り驚いた。さぞや無念であったろう。元妻と息子2人を殺され、容疑者は帰伯逃亡した。家族まるごとを一気に失い、抜け殻のようになっていたのか▼ミサキ・マルシリオ・コウイチさんはサントス出身。06年12月に静岡県焼津市で起きたブラジ ...
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ニッケイ新聞 2010年4月23日付け 昨月末に移転した福祉センターで、初となるサンパウロ日伯援護協会の理事会が開かれた。 司会の坂和三郎副会長が冗談交じりに「国会みたいですが…」と話すように、机にはマイクが据え付けられている。 席を立ったもののマイクが遠いため、声が届かない。居心地悪そうに座り直して発言する理事、司会側が ...
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ニッケイ新聞 2010年4月21日付け 火山灰の影響でパリに足止めとなっているモジ市長の一行。さぞや途方に暮れているかと想像していたが、実際はそうでもなさそうだ。ジアリオ・モジ紙の報道によれば、一行は思わぬ長逗留を利用して花の都を視察。市内の看板が小さいことなど、新たな条例に向けたヒントも得たとか。日本なら「不謹慎な」と言われ ...
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ニッケイ新聞 2010年4月21日付け 保健省が実施する季節風邪の予防注射キャンペーンで、高齢者向けの予防接種開始が、4月24日から5月8日に延期されることになった。その理由は、同省が管轄する新型インフルエンザ予防接種実施との兼ね合いで、季節風邪用のワクチン供給が遅れたため。南東部、北東部、中央西部の17州で変更が行われる。通 ...
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ニッケイ新聞 2010年4月21日付け 先に放送されたグローボTV局の人気番組BBB10を見ていて、ブラジル人に人気のある人物とは、ひとつの人格の中に「天使」と「悪魔」の両 面性を激しく持っている人だと感じた。よく西洋のアニメで、主人公が何かの選択に困ったときに、頭の上に天使と悪魔が浮かんで言い争いをする描写があるが、あれが実 ...
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ニッケイ新聞 2010年4月21日付け 文協で18日に古本まんが市が開催され、記者も初めてボランティアとして参加した。 目を皿のようにして、背表紙を見つめる来場者。仕事しながら、客たちがお目当ての本を見つけた時の一瞬の笑みを盗み見た。 「こんな本売ってもらっていいの?」と珍しい書籍に目を丸くする人や、運べるのかと心配になる ...
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ニッケイ新聞 2010年4月20日付け 今月15日付け本紙で故・藤井卓治氏の家族の情報提供を呼びかけた片岡永子さんから、「無事会えた」と連絡があった。日本のファミリアの来伯を喜ぶ息子たちが集まり、墓参り、生前の自宅への訪問も叶ったよう。「ゆくゆくは〃ブラジルの大叔父〃の本を出版したい。再来伯も視野に入れて、地道に資料収集したい ...
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