ニッケイ新聞 2010年4月13日付け 日本のデフレは深刻だし、大卒や高校を卒業した人たちの就職戦線も厳しい。鳩山政権の予算は、景気低迷で税収が37兆円余に落込んだのを補うために新規国債を44兆円も発行しての借金財政という歪さである。これほどおかしい予算は、戦後65年で初めてのことだし、これまでの政府が抱える借金900兆円近く ...
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コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2010年4月13日付け 無料で貧しい子供を預かるラール・アンジョ・ガブリエル児童養護施設で11日、2回目の日本祭りが開催された。多くの家族連れが集まり和やかな雰囲気に見えた。 しかし、同施設の運営に携わるフェルナンド・ロバロットさんは、「実際、バス代も払えずに参加できなかった家族も多い」と、厳しい状況を説明す ...
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ニッケイ新聞 2010年4月10日付け メキシコのカンクンで6日から行方不明となっていたブラジル人でロス・アンジェルスのブラジル料理店経営者モニカ・ベレスフォード・レッドマンさんが、8日に遺体で発見され、現地警察が夫のブルース氏を殺害容疑で逮捕したが、9日に同氏を釈放した。遺体には首を絞めた跡があったが、直接の死因はその後に受 ...
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ニッケイ新聞 2010年4月10日付け リオは三大美港と呼ばれ海が美しい。有名なコパカバーナ海岸は埋め立てられたところだし、あの街は山裾に広がる都であり、その山懐に抱かれるような瀟洒な豪邸が聳える。そこの山並みにはファヴェーラの家々が櫛 比し、今や麻薬の巣窟と化し警察との「戦争」が続く。日々、銃弾が飛び交う紛争地帯になってしま ...
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ニッケイ新聞 2010年4月10日付け 18歳で経済危機の犠牲者となり帰伯したチアゴさん。(本日7面トップ記事)話しているとこちらが元気をもらうほどの明るさで、向上心が強い。知人の日本人は、デカセギ子弟の中で彼のように「仲間に恵まれ真っ直ぐ育つタイプは稀」。 高校中退せざるを得なかった自らの苦境に対し、誰を責めるでもない。だ ...
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ニッケイ新聞 2010年4月10日付け 18歳で経済危機の犠牲者となり帰伯したチアゴさん。(本日7面トップ記事)話しているとこちらが元気をもらうほどの明るさで、向上心が強い。知人の日本人は、デカセギ子弟の中で彼のように「仲間に恵まれ真っ直ぐ育つタイプは稀」。 高校中退せざるを得なかった自らの苦境に対し、誰を責めるでもない。だ ...
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ニッケイ新聞 2010年4月9日付け 今回のリオ州の水害では、最初の土砂崩れで生き埋めになり、「早くここから出して!」と叫んだ他、救助隊員とも言葉を交わしたが、その後に起きた土砂崩れを境にその声が途切れたという8歳男児の話や、なだれ込んできた土砂から守ろうと娘を胸に掻き抱き、自分は死亡した父親など、数々の悲劇が報告されている。 ...
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ニッケイ新聞 2010年4月9日付け 本日はニッケイ新聞と名を変えて3千号目となる。1947年1月創刊のパウリスタ新聞、49年1月創刊の日伯毎日新聞が合併して、1998年3月3日に創刊号を出してから12年と1カ月が経過した。パ紙から数えれば63年だ▼歴史をひもとけばパ紙創立の中心である社主の蛭田徳弥、竹内秀一、編集長の木村義臣 ...
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ニッケイ新聞 2010年4月9日付け 嘘から出たまこと―?4月1日付けの本紙コラム欄「樹海」で文協の木多喜八郎会長が辞表を提出した、と書いた。 もちろん、四月馬鹿(エイプリルフール)の冗談で、文中にもはっきりそう書いたのだが、どう読み違えられたのか、〃事実〃として一人歩きしたようだ。 編集部にも「信頼の置ける筋の話だけど、 ...
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ニッケイ新聞 2010年4月9日付け 二宮金次郎の怒りー? 文協ビル大講堂入り口コンクリートに大穴が開いている。不透明会計で60万レアルが消え、会館売却を決めた神奈川文化援護協会の二宮像の台座を7日夜に運んだ際、トラックの補助脚が像の重みで陥没した。当の二宮像は文協事務局前にポツネン。母県で募金活動、多くの浄財が集められたもの ...
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