コラム
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《記者コラム》「詰めが甘い」というモロ氏の弱点
「5日はブラジル政界にとって歴史に残る大スクープになるのでは」。そう期待していた人も少なくなかった。だが、結局、それは起こらなかった。 この日、2日に行われたセルジオ・モロ前法相の「ボルソナロ大統
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大耳小耳
コロナウイルス対策のために、サンパウロ州では7日から外出時のマスク着用が義務になり、「こんなに規則を守る人々だったか?!」とおどろくほど街ゆく人々が徹底して着けている。そんな中、リベルダーデ区ガルボ
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マスクをかければ大丈夫?
ボルソナロ大統領が反隔離を叫び始めて以来、外出自粛に疲れた市民や経済的に困窮した企業家や労働者達による反隔離デモが増えた。 他方、欧米諸国ではコロナ被害がひどいが、アジアでは感染者や死者が少ないと
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東西南北
5日、注目のセルジオ・モロ法相の証言内容が公表された。本来ならその日の夜の話題を独占するものになりえた。だが、ネット上で目立ったのは「フラッコ(弱い)」という見解で、大手伯字サイトはボルソナロ大統領
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大耳小耳
既報の通り、本日5月7日(木)からサンパウロ州政府は、州全域の街路、道路、公共の場でのマスク着用を義務化する政令を発表した。6日昼のグローボニュースでは、「プレジオ(アパート)内の通路や駐車場などの
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東西南北
ベテラン俳優のフラヴィオ・ミリアッシオ(85)が4日、リオ州リオ・ボニート市の自宅で遺体で発見された。時期柄、「死因はコロナか?」とも思われたが、事態はさらに重く、自殺だったという。自宅には遺書があ
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大耳小耳
◎ 5日付(火)から、本紙印刷版がようやく復活した。サンパウロ州がクアレンテナ(検疫)に入った3月末以来、1カ月間以上も印刷版を休んで、PDF版発行とサイト記事更新だけをしてきた。印刷版の
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ブラジル短信=コロナ災禍で経済大揺れ=どこまで深まるか政治的混乱=5月3日版=サンパウロ市在住 田中禮三
経済成長率2・2%増の予想がマイナス5%へ 3月中旬から顕在化したブラジルのコロナ禍は、5月2日現在、感染者9万6559人、死亡者6750人超となり、サンパウロ市では4月
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新コロナ禍で見直したい、人間距離(じんかん・きょり)と、自然との距離=聖市ビラ・カロン区在住 毛利律子
僅か20年前に始まった短い21世紀の歴史を振り返ると、2001年9月11日、北米東岸を襲った同時多発テロ。直接攻撃を受けたニューヨークの世界貿易センタービルのメディアによる世界的同時中継は、あたかも
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大耳小耳
在サンパウロ総領事館のメールによれば、日本に帰国した駐在員がコロナウイルスに感染していることが4月28日に判明したという。25日にブラジル発のフライトで帰国し、日本の空港でPCR検査を受けた結果、判