ニッケイ新聞 2010年3月24日付け イザベラちゃん事件報道が再過熱している。08年3月、5歳女児がサンパウロ市北部のアパ―ト6階から何者かに投げ落とされた殺人事件だ。ブラジルマスコミが先を競って今週から始まった裁判の様子を伝えている▼サンパウロ市やリオでは毎週のようにシャッシーナ(複数殺人事件)が起きているし、バスを乗客ご ...
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コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2010年3月24日付け 先週開かれた救済会の定期総会。粛々と進む会議の端々で聞かれる運営状況の厳しさが、現状の深刻さを物語っているように感じた。 同園には昨年末時点で88人が在園。それに対して06年から職員数が在園者数を上回り、今では100人を超える。運営費の7割を人件費が占めるという状況だ。加えて90年代か ...
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ニッケイ新聞 2010年3月23日付け 新発売! コカ・コーリャ?―。ボリビアのコカの葉工業化社会機構が、2月に販売を開始した炭酸飲料「コカ・コーリャ(Coca Colla)」。アルコールは含まれないがコカの葉の粉末が入っているという同商品は、もちろん世界的に有名な「コカ・コーラ」を真似たもの。おなじみのコーラも、もともとは1 ...
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ニッケイ新聞 2010年3月23日付け 22日のニュースが朝から盛んに伝えているのは、08年3月29日に起きたイザベラちゃん殺害事件の裁判の件。実父と継母による犯行の可能性が強いとされているだけに、世間一般の関心も高く、他州から仕事を休んで傍聴しに来たという人も。判決までは4~5日と見られているが、行方不明とされていた証人の一 ...
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ニッケイ新聞 2010年3月23日付け 日本は山の国であり、森林には多くの生き物が暮らしている。常緑樹がいっぱいで果実が実り、鳥や小さな動物も豊かな食べ物に恵まれ、空を飛び山野を駆け巡り、自然の恵みを受けながら「生きる」歓びを味わっている。国土の70%超が山と森なので緑が濃く、江戸の頃には鹿狩りも盛んであったのを思えば、今の山 ...
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ニッケイ新聞 2010年3月23日付け 日本では桜が咲き始め、卒業式など別れが訪れるこの季節。コロニアでも、日本から来ていたブラジル日本交流協会や鹿児島県などの研修生が1年のブラジル滞在を終え、次々と帰国していった。 特に、県人会の会館で世話になった研修生の場合、県人会会員や他の日系人の居住者とも親しくなったようで、別れを惜 ...
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ニッケイ新聞 2010年3月20日付け ブラジル・ニッポン移住者協会(小山昭朗会長)は19日、宮城県人会で第1回目の懇談会をした。小山会長は、「我々一世の移住者があと10年あまり。ブラジル、日系社会に何が残せるか考えていきたい」と主旨を説明する。毎月1度の開催を考えているという。問合せは同協会(11・3376・9450、sen ...
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ニッケイ新聞 2010年3月20日付け 軍政、圧制下の疑問解明への動きは、ブラジル以外の国でもあるが、一筋縄では行かない事も多い。例えば、コロンビアのボゴタから200キロのマカレナという村に、2千体もの無縁仏が葬られている事実は、大手新聞に流れる事はまずないという。ナチスのホロコーストやカンボジアのポル・ポト政権、南米でもピノ ...
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ニッケイ新聞 2010年3月20日付け 俄かには信じ難いのだが、生まれたばかりの乳幼児や子どもらへの虐待が次から次にと起こっている。それが―父や母親によるものだと聞けば、これはもう驚くしかない。しかも、こんな苛めと鬼畜のような親の仕打ちによって子どもらが死に追いやられている。ここまでくると、もう人間としての倫理もなく、無法の世 ...
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ニッケイ新聞 2010年3月20日付け スザノ福博村75年の記念映像が完成し、28日に上映会と懇親会が開かれる。これだけの規模の集まりは、4年前の75周年記念入植祭以来だろう。 製作期間中には編集の遅れに対する意見もあったそうだが、3代にわたる会長が推し進め、完成の日を迎えた。「遅れたからには良いものを」その言葉通り、出来上 ...
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