コラム

  • 特別寄稿=死ぬことは生きることなり=パンデミック時代の仏教の教え=サンパウロ市在住 中野晃治

     大変な事態になってきました。人智を超えた大自然の反応になす術もないインフルエンザ・バンデミックで、多くの大切な人命が目の前で失われつつあるのです。  日本のIDSC(感染症情報センター)によると、パ

  • 東西南北

     24日のセルジオ・モロ法相の電撃辞任の後、2017年以来初めて、ボルソナロ大統領のSNS上のフォロワーが減ったという。大統領は同日の午後3時20分までに計4万8743人のフォロワーを失った。息子3人

  • 樹海拡大版=えっ! コロナの最中に大統領罷免の動き、激動期に突入か

     コロナショックがキッカケで、ブラジルが激動期に入った感じがする。  1992年末、インピーチメント(罷免)直前に辞任したコーロル元大統領(現上院議員)が先週、「この映画は見たことある」とのコメントを

  • 特別寄稿=ラ米諸国の経済回復の見通し=中南米も中国の代替生産地候補?=パラグァイ在住 坂本邦雄

     先ず、一見したところでは最近の国際主要諸機関の、ラテンアメリカ経済の回復予想には泣きたくなる。  要するに、それらのコメントによると、過去約一世紀において、かつて無かった様な大不況に襲われると云うの

  • 大耳小耳

     24日で、サンパウロ州での外出自粛令(クアレンテーナ)発効から1カ月が経つ。約100年前のスペイン風邪の時代を実体験した人はほとんどいないはずだから、初めての異例な体験を州民はひと月の間、体験したこ

  • □コロナ禍緊急日誌□

     23日、ブラジルでは1日のコロナ死者数が初めて400人を超えた。前日からいきなり2倍だ。普通は感染者数が2、3日で倍になれば「感染爆発」と判断されるから、死者が1日で倍なら「死者爆発」ともいえそうな

  • 東西南北

     22日、ルイス・エドゥアルド・ラモス大統領府秘書室長官は記者会見の席で、「報道の自由は大前提である」としながらも、「死体や墓場などのネガティヴなイメージのものばかりではなく、もっと明るいニュースを」

  • コロナ禍で孤立深めるボルソナロ

     「いったいどこへ向かおうとしているのだろう」。新型コロナウイルスに対して、世間一般から遠くかけ離れた反応を示して以来、ボルソナロ大統領の行動がやることなすこと裏目に出ている。  政見放送で「経済優先

  • 特別寄稿=青春の詩――ウイルス危機にあたり=日系コミュニティーの皆様へ=1993年度日本国練習艦隊司令部付連絡士官2等海佐 サンパウロ市在住 坂尾英矩

    青春とは人生の或る期間を言うのではなく 心の様相を言うのだ 年を重ねただけで人は老いない 理想を失うときに初めて老いがくる 歳月は皮膚のしわを増すが 情熱を失う時に精神はしぼむ 人は希望ある限り若く

  • 東西南北

     サンパウロ州のジョアン・ドリア知事は22日、同州の外出自粛令(クアレンテーナ)の今後に関し、「5月11日から徐々に規制を緩和していく」との発言を行った。だが、「どういう形で規制を緩めていくかなどにつ

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