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コラム

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□コロナ禍緊急日誌□

 なぜか卵、フェイジョン、米などの一番基本的な食品や生鮮野菜の値段が、軒並み50~100%も値上がりしている。30個入の卵は通常10レアルで変えるが、先週、東洋街のエストラ(スーパー)で買ったら15レアルだった。ニュース番組でみたら20レアルで売っているスーパーも多いとか。にも関わらず、IPCAなどのインフレ物価指数の数値は異常 ...

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32歳の医師急逝、若者の死続く

 新型コロナウイルスの感染拡大は止まらず、医療現場の医師や看護師の感染例も増えている。  20日に亡くなった、聖市東部イタケーラの救急診療所(UPA)と大サンパウロ市圏サンベルナルド・ド・カンポ(SBC)市ルージ・ラモスのUPAで勤務していたフレデリコ・シウヴァ・リマ医師(32)もその一人だ。  同医師は17日に咳が出始めた後、 ...

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東西南北

 19日に参加したデモが、多くの国民が忌み嫌う、軍事クーデターや新たなAI5施行を訴えるものであったため、これまで以上に強い批判を浴びているボルソナロ大統領だが、その言動が不安定なところは気になるところ。19日は参加者の前で演説中、数回咳き込んで話せなくなった上、肘の内側ではなく、手で口を覆うなど、コロナ禍にふさわしくない例をい ...

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樹海拡大版=ウイルスと戦うのでなく、共生する生き方

 日本の厚生労働省サイトに《新型インフルエンザに関するQ&A》(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html)というページがあったので、のぞいてみた。  《通常の季節性インフルエンザでは、感染者数と死亡者数はどのくらいですか》という問いに対して、 ...

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東西南北

 16日のボルソナロ大統領によるマンデッタ保健相解任は国外でも大きく報じられている。英国のガーディアン紙は「大統領がコロナの影響を軽視して、人気の保健相を解任」、米国ワシントン・ポスト紙は「保健相解任でブラジルのコロナ対策は苦境に」、アルゼンチンのクラリン紙は「解任発表後、大きなパネラッソ(鍋叩き抗議)が起こった」と報じた。フラ ...

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大耳小耳

 日毎叢書企画出版が刊行する随筆集『楽書倶楽部』10周年記念の第52号が出版された。コロナウイルスの混乱により、今回はPDF版で出し、サイト(https://tsuishi.wixsite.com/10syunen)で見られるようした。発行スタッフの前園博子さんと石田勉さんは連名で「楽書倶楽部は10年間、一度も遅配することもなく ...

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特別寄稿=疫病文学の予言を傾聴する=再注目浴びるカミュ『ペスト』=サンパウロ市ビラ・カロン在住 毛利律子

 「ペスト菌は決して死ぬことも消滅することもないものであり、数十年の間、家具や下着類のなかに眠りつつ生存することができ、部屋や穴倉やトランクやハンカチや反故のなかに、しんぼう強く待ち続けていて、そしておそらくはいつか、人間に不幸と教訓をもたらすために、ペストが再びその鼠どもを呼び覚まし、どこかの幸福な都市に彼らを死なせに差し向け ...

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東西南北

 新型コロナウイルス対策としての社会的隔離政策に関しては、11日にサンパウロ市でボルソナロ大統領支持派による反対デモも起こり、国際的に話題を呼んだが、ある調査によると、隔離に反対している人には「高所得者、企業家、年金生活者が目立つ」という。この調査はフォーラムという団体が行ったもので、「月給が最低賃金の2倍未満」の人は86%が隔 ...

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大耳小耳

 日本政府は4月16日、緊急事態宣言の範囲を全国都道府県に拡大した。これまでは、感染への対応を重点的に進める「特定警戒都道府県」として、7都道府県(東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡)を対象にしていた。今回新たに6都道府県(北海道、茨城、石川、岐阜、愛知、京都)も加え、計13都道府県が設定された。この全国緊急事態宣言は5 ...

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逆効果な専門家の未来観測「外出自粛は2022年まで」

 このところ米ハーバード大学の医療専門家などが、新型コロナウイルスや外出自粛に関して以下のような観測を出している。「ワクチンの開発には早くて1年半かかる」「2021年秋までコンサートは開けない」「社会的隔離生活は2022年まで続く」。  こうした報道は、コロナの強さを示すために研究者や報道する側は伝えたいという意図があるのかもし ...

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