ニッケイ新聞 2009年10月29日付け 昨年からの不況で在日ブラジル人社会を取り巻く厳しい状況は、まだまだ続いているようだ。わが身はさておき、広告収入に頼るコミュニティー向け新聞や情報誌が軒並み、廃刊かそれに近い状況に追い込まれている▼中日新聞の報道を関心深く読んだ。このほど県が美濃加茂市で開いた『外国籍県民会議』のなかで、 ...
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大耳小耳
ニッケイ新聞 2009年10月29日付け 「同居する子や孫が家計を助けるわけじゃない」―。援協福祉部の八巻和枝部長によれば、そういった高齢者のぼやきを聞くことがこの頃、多いとか。「居心地が良いからか実家を出ず、悠々自適に生活している独身の若者が増えている」とか。多くの高齢者は移民や開拓生活で苦労しただけに、複雑な心境でいること ...
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ニッケイ新聞 2009年10月28日付け サッカーのブラジル選手権の行方はますます混沌としてきた。25日の試合を終えた時点で、1位のパルメイラスから5位のフラメンゴまでがわずか3ポイントの差。7位のゴイアスまでを見ても7ポイントの差で、パルメイラス優勝の可能性は、先週の62%から39%に変化。残り7試合でどう動く? ...
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ニッケイ新聞 2009年10月28日付け 世界的に見ても珍しい単身農業青年移住だったコチア青年移住。54年が過ぎ、80歳の傘寿を迎える時代になった。 恒例の合同祝賀会を訪ねると、青年たちは意気盛ん。この人もコチア青年だったか、と改めて知ることもあった。 同制度では18歳から25歳までの独身青年が対象だったが、当時の組合関係 ...
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ニッケイ新聞 2009年10月28日付け 26日の百周年評価シンポの最初に行われた「百周年とメディア」(オクバロ・ジョルジ=コーディネーター)は興味深かった。フォーリャ紙元編集長(現エスタード論説委員)、現役のグローボTV局サンパウロ編集局長、マスコミ批判ラジオ番組の司会らそうそうたるメンバーが、揃いもそろって非常な親日家であ ...
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日系社会ニュース ニッケイ新聞 2009年10月28日付け 「大根屁、芋屁、牛蒡(ごぼう)屁、どれが一番臭いか分かりますかぁ」―。青森県人会55周年祝賀会で、日本の方言川柳作家、渋谷伯龍さんが様々な青森お国ことばについて講演。「たくあん食べたあとの屁が一番臭」く、大根屁が最大級表現だとか。青森県でも方言が消えつつあり、母県でも ...
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ニッケイ新聞 2009年10月27日付け 24日夜、リベルダーデ区であった「国立韓国バレエ団」のサンパウロ公演に足を運んだ。絢爛豪華な衣装、一糸乱れぬ太鼓、息もつかせぬ展開の伝統舞踊に圧倒された。韓伯修好50周年を記念したもので、韓国総領事がもちろん出席していたが、何と大部一秋、栄子総領事夫妻の姿も。最後には記念写真を撮影、日 ...
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ニッケイ新聞 2009年10月27日付け サンパウロ市のアパートでは、水道メーターの個別化同様、都市ガスメーター個別化が進んでいるが、これに対抗するように、液化ガスの個別メーター設置も進められているという。ブチジョンをアパート内に持ち込まずに済む上、使用量に従った請求書が来る、調理の途中でガスが無くなるという心配をしなくて済む ...
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ニッケイ新聞 2009年10月27日付け ポンペイアの労働人口約7千人のうち約4500人がJACTOグループ従業員という。その規模の大きさに驚いた。 そのJACTOを創立した西村俊治さんは、企業経営だけでなく農工学校や小中学校を設立、SENAI学校に資金援助を行うなど同地の教育に力を入れてきた。アフリカからの入学生もいたそう ...
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ニッケイ新聞 2009年10月27日付け ブラジルは牛肉輸出が世界一になり、大豆の栽培も盛んだし農業が好調なのは悦ばしい。だがー日系社会に限れば専業農家は日系人口の4%ほどとされ真に寂しい。その昔は「農業の神様」と称えられ、農村に腰を据えて実績を積み上げてきたのがコロニアなのに今は都会派ばかりになってしまったのは、なんとなく根 ...
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