今年1月に中国・武漢市で発症例が確認されて3カ月が過ぎました。コロナウイルス感染が世界に蔓延し、大都市の緊急事態宣言を宣言した都市も少なくありません。 世界に拡散したコロナ細菌が猛威を振るい、いまだに衰えが見えず、感染者も死亡者も増え続けているのです。 発生元の中国政府はコロナウイルスの拡散を抑制することができるようになっ ...
続きを読む »コラム
東西南北
多くの州が新型コロナウイルスに対して社会的隔離政策を敢行し続ける中、リオ州のウィルソン・ヴィッツェル、パラー州のエルデル・バルバーリョの両知事が相次いでコロナウイルスに感染したことが14日に発表された。両者とも、隔離対策に熱心なことで知られている知事だった。早く治癒して、現場に戻ることを祈るばかりだ。普通、自身や周囲の人が罹患 ...
続きを読む »ボルソナロ大統領は最悪?
14日夜、米国のザ・ワシントン・ポスト紙が社説で、新型コロナウイルスの世界的流行を最も過小評価している国家元首にボルソナロ大統領を選んだという、G1サイト電子版14日付記事が目に留まった。 新型コロナ関連でボルソナロ氏が国際的に酷評されるのは初めてではない。英国紙ザ・ガーディアンも3月末日、「伯国大統領は伯国民にとって危険な ...
続きを読む »東西南北
新型コロナウイルスの感染被害に伴う緊急援助金の受領手続きに関し、連邦政府が低収入の母子家庭を対象とした改正を行い、14日から発効となった。家長である母親が1200レアルの援助金を求める際、同居家族の納税者番号(CPF)の申請が必要だが、16歳未満の子供のCPF取得手続きが無料かつメールでできるようになったのだ。従来は、連邦貯蓄 ...
続きを読む »拡散の止まらぬコロナウイルス=暗闇を抜け出したいブラジル=聖市在住 駒形秀雄
コロナウイルスの拡散が止まらない。 今年初めに中国で発生したと聞いた時は、まだ「対岸の火事」程度に考えていたが、まもなくイタリア、スペインに飛び火し、「とうとうヨーロッパでも」とびっくりさせられました。 更に拡散の勢いは留まらず、後から地力に優る米国が急迫して、今やニューヨーク州だけで、本家の中国を上回る罹患者を出し、とう ...
続きを読む »東西南北
新型コロナウイルス対策の隔離政策に反対する11日のサンパウロ市のデモは世界的に報じられ、かなりの物議をかもした。死者が1万人に達する国も珍しくなくなっている欧米では当然、批判的な声も上がっている。だが、そんな中、日本でのツイッターなどでの反応には、安倍政権の隔離対策に対し、「仕事が休業中の補填に不満」とする声も多いことから、「 ...
続きを読む »長期戦になりそうなコロナとの戦い=まだ序の口、第2波、第3波に注意!
3月28日に放映されたNHKスペシャル「激震 コロナショック~経済危機は回避できるか~」を見て、ショックを受けた。 番組の終盤、アメリカ経済のコロナ対策および今後の見通しを質問された、アメリカ総局の野口修司特派員は、こう答えた。 《今後のアメリカ経済、焦点はなんといっても、2008年のリーマンショックの後に起きたような金融 ...
続きを読む »わが体験的感冒予防法=サンパウロ州アルミニオ市在住 塩見岳人(しおみがくんど)
「二十年以上風邪をひかないんですよ」と言うと、人の反応はさまざまである。信じる人、信じない人に分かれるのだが、信じるにしても素直には信じない。あるいは、――自慢しているナ、もしかしたら嘘かも知れない――と思われて話がシラけてしまう。 「ほう」と言ってニヤニヤして私の顔を眺めている人もいる。「何か秘訣でも?」などと聞いてくれる ...
続きを読む »東西南北
8日の夜のボルソナロ大統領の政見放送は、外出自粛令を止める呼びかけと、世界でもまだ試験段階の薬品の処方を勧めるもの、という物議を醸す内容だったが、世間へのインパクトはそこまで大きくなく、ツイッターでの話題にもあまり上がらなかった。大統領支持派の人は「ボルソナロにノーベル賞」などのハッシュタグもあげていたが、その盛り上がりも今一 ...
続きを読む »□コロナ禍緊急日誌□
10日(金)がPaixão de Cristo(キリスト受難日)の祝日なので、編集部も休み。そのため翌11日(土)付の新聞は休刊となる。次の発刊は14日(火)付となるので、ご注意を。 ◎ 「編集部に電話してもつながらない」という声を聞いた。本紙代表電話(11・3340・6060)の後、Ramal(内線)3を押すと編 ...
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