ニッケイ新聞 2009年10月9日付け ある日系学校の『お話コンクール』の最中、マイクが緩むハプニングが数回続いた。その度に生徒の発表は中断されたが、生徒は嫌な顔一つせず、発表を続けた。休憩時間に父兄の一人が「あれは良くないね」と眉をひそめたが、音響トラブルは日系団体のイベントで頻繁に起こる。その日のために練習を重ねた発表者の ...
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東西南北
ニッケイ新聞 2009年10月9日付け レアル高などの為替の動きや、国民所得の向上などを背景に、近年は国外旅行者や国外留学生も増えていたブラジル。ところが、国外に出る人が増えるにつれ、犯罪や事故に巻き込まれる可能性も高まる。6日朝、ボリビアのサンタクルース・デ・ラ・シエラで起きた、ブラジル人医学生殺害事件もその一例だ。同国滞在 ...
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ニッケイ新聞 2009年10月9日付け 日本語を読む一世の減少に反比例するかのように、ブラジル内の日本語学習熱が高まっている。 赤道直下のアマパーでは唯一の日語教師横野玲子さんが92年から教壇に立つが、生徒が途切れたことはないとか。 ブラジル最北のロライマ州でも今年、日本人会が日語教室を開始した。 南大河州カシアス・ド・ ...
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ニッケイ新聞 2009年10月9日付け 多くの読者はお気付きだろうが、3週間前から日系社会面を毎週2~3日、3頁に増やす改革を始めている。本紙前身時代から数えて62年になるが、コロニア頁が3面に増えたのは初めてのこと。もちろん記者の数は増えていないが、できるだけ続けたい▼一部地域で配達が週3回になるという社の方針からくるダメー ...
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ニッケイ新聞 2009年10月8日付け 「リベルダーデで、うちの醤油は売ってないんですよね」。キッコーマンの森和哉ブラジル事務所代表によれば、現在は、日本食レストランや自然食品専門店などにしか卸してないそう。それ以外は並行輸入品か、密輸入品の可能性も。正式に販売しているのは、同社の公式パートナーのゼンダイ社が取扱う4種のみで、 ...
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ニッケイ新聞 2009年10月8日付け 事前に問題が漏れて中止された国家高等教育試験(Enem)が、12月5、6日実施と決定した。内定段階でネット情報が流れた6日は、あっという間にコメントが書き込まれ、バイア州立大学やリオ州立大学、サンタカタリーナ連邦大学その他の試験と重なるとの苦情が続々。11月から大学入試が始まり、週末は調 ...
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ニッケイ新聞 2009年10月8日付け 先週開催された、松柏学園・大志万学院のお話しコンクールを聞いていて、日本語もさることながら、その内容の深さにも驚いた。 通り一辺倒の例文ではなく、体験した事柄を話すので、ついつい話に夢中になってしまう。 どのように内容を決めるのか、気になって先生に尋ねてみると、作文の授業で書いた中で ...
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ニッケイ新聞 2009年10月8日付け 寒い日々が続いたせいか、春の訪れが嬉しい。肌だけでなく、舌でも四季を味わうのが日本人の〃お家芸〃。先日、リベルダーデの日本料理店「ごんべ」の店主和田さんが独活(うど)を出してくれた。生のほろ苦いのを酢味噌につけ、早春の味を楽しんだ▼ウコギ科の多年草で原産は日本。土当帰とも書く。東京で栽培 ...
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ニッケイ新聞 2009年10月7日付け 日本政府からベレンの汎アマゾニア日伯協会に対して、和太鼓購入のための草の根資金が出された。北伯の関係者にとっては明るいニュースだ。 今でも各団体にとって太鼓購入の出費は大きいだろう。太鼓だけでなく、ブラジルで日本の芸能を続けるには何かと出費がかさむ。 以前日舞の関係者と話した折にも費 ...
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ニッケイ新聞 2009年10月7日付け 4日に行われた汎サントアマーロ連合文化協会の文化祭(演芸祭)を見ていて、教えられることが多々あった。新世紀に生き残る日系団体というのは、家族ぐるみで参加できる活動をたくさん行っているところだとの思いを深くした。連合会長の田代正美さん自身が二世、傘下7団体の代表もほとんど二世、三世の時代だ ...
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