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コラム

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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2009年6月11日付け  脱亜入欧の掛け声華やかかりし明治初期、文部大臣にもなった森有礼は「日本語を廃止し、英語化すべき」と主張した。戦後の昭和二十一年、小説の神様といわれた志賀直哉も「国語フランス語化論」を唱えたのだから驚く。日本が大きく揺れた時期だが、碩学たちは日本語の難解さをある種の弊害と感じていたのだろう ...

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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2009年6月11日付け  電池は百~五百年―海中に投棄されてから自然に分解されるまでの時間だ。実物の乾電池と共に展示されてあり、ペットボトル、ビンは百年とある。  今年「環境」がテーマというロベルト・ノリオ学園のフェスタ・ジュニーナの会場内には、多くの環境問題に関しての展示が。山内和子学園長に聞くと、「子供が自ら ...

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大耳小耳

ニッケイ新聞 2009年6月10日付け  「四日連続の霜の朝で昼ごろまで十度以下という、まるで日本の冬のようなここラーモスです」というメールが八日、編集部に届いた。近くにはブラジルで唯一雪が降ることで有名なサンジョアキンも位置するだけに、サンタカタリーナ州の山里ラーモス移住地の冬は別格だ。かと思えば先々週、今年八十周年を迎えるパ ...

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東西南北

ニッケイ新聞 2009年6月10日付け  エールフランス機事故では、伯、仏プラス米国で捜索活動中だが、遺体の身元確認作業にはインターポール(国際刑事警察機構)も加わるという。被害者の国籍も多岐にわたることから言えば当然か。遺体が見つからないと基本的に死亡証明が出ないブラジルでは、遺体回収は最後の一体までとの言葉が切実だ。     ...

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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2009年6月10日付け  「いい葬式に出たな」。『おくりびと』(ポ語名A Partida、滝田洋二郎監督)は人の死をテーマにしているのに、見た後に、そんな温かい不思議な満足感をおぼえる映画だ▼サンパウロ市のHSBC館で見た時、客席の大半を占めるのは非日系だったが、あちこちからすすり泣きがもれてきた。隣に座っていた ...

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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2009年6月10日付け  先日取材の帰りにリベルダーデを歩いていると、道端に立つ知人を見かけた。バスを待ちながら、初対面の隣の婦人と話しているのだった。  日本語なのでてっきり日系の人だと思っていると、台湾出身で、生まれたのは日本。戦後親たちと中国の大陸へ渡り、何十年かを過ごしてようやく日本へ。そしてブラジルへ来 ...

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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2009年6月9日付け  ISEC(文化教育連帯協会)とSBPN(ブラジル日本研究者協会)共催で五日、日系子弟への教育に務めた十三人が表彰された。  移住当時、ポルトガル語が全く分からない子供たちに言葉から教え、心血を注いだ教師らが対象となった。  自らの経験を披露した非日系の元教師によれば、子供の隣に座り、意味が ...

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大耳小耳

ニッケイ新聞 2009年6月9日付け  北海道祭り名物の焼きニシン。昨年売れ残った教訓からか、今年は百尾少ない四百尾を仕入れた。予想を超える人気ぶりで、前売り券を買いながら食べられなかった人もいたよう。海老、イカ、タコなどが入った北海チラシは、昨年より百個多い三百三十個を完売した。かつて、産卵のために北海道に押し寄せたニシンは別 ...

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東西南北

ニッケイ新聞 2009年6月9日付け  三月十一日に抽選が行われたメガ・セナの当選者が、賞金を取りに来ておらず、史上最大の忘れ物扱いになりそうだ。サンパウロ州タウバテでくじを買った人物に何が起きたのかは町中の関心事。当選者が二人いたため、一〇〇〇万レアルを超える賞金は山分けとなり、五〇〇万レアル余りを受取る権利があるのだが、十一 ...

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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2009年6月9日付け  借金が16兆4千億円。従業員は最盛期に63万人もいたのに10分の1の6万3千人に削減の大手術を実施して再建を図る。こんな現状から逃げ出そうと、米ビッグスリーのトップGMが経営破綻し、破産法の適用を申請した。米政府の資金支援は4兆8千億円にも達する見通しであり、株式の60%を取得し、事実上の ...

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