コラム

  • ブラジルの外出自粛措置は本当に大げさなのか?

     「州知事たちが出した外出自粛措置(クアレンテーナ)を、大統領がひとりでのたうちまわるような形で阻止しようとしている」。新型コロナウイルス(以下コロナ)が猛威を振るいはじめたという大変な時期に、ブラジ

  • 東西南北

     ボルソナロ大統領が24日夜に行った政見放送は、政界や国民のみならず、保健・医療、科学などの分野の専門家からも反感を買い、25日には諸団体が一斉に抗議声明を出した。代表例を挙げると、国家保健審議会、ブ

  • 現実を見ないリーダーの怖さ

     24日、ボルソナロ大統領が再び、知事や市長達が採用した新型コロナ対策を批判、国内外から非難の声が上がった。  「高リスクの高齢者への外出制限はわかるが、低リスクの子供などへの休校措置や商店閉鎖などは

  • 東西南北

     昨日も報じた、企業家のロベルト・ジュストゥス氏の、コロナウイルスを「大したことない」と切り捨てた発言に続き、同氏が「マスコミは騒ぐが、世界で1万2千人程度の死者など大したことない」と言っていたことも

  • □コロナ禍緊急日誌□

     印刷版が一時停止になった本日付から、随時でこの欄を始めることにした。通常は20人近くがガヤガヤと仕事をする編集部だが、今週から大半が在宅勤務となり、現在はわずか3人のみ。  州知事の外出禁止令を受け

  • 東西南北

     イボッピが、10月に行われる聖市市長選の世論調査を行った。それによると、本番半年前の時点でのトップは支持率24%のセウソ・ルッソマノ氏で、それを現職のブルーノ・コーヴァス氏が18%で追う展開。18年

  • 大耳小耳

     ブラジル日系熟連クラブ連合会の機関紙『ブラジル老荘の友』553号の俳壇(吉田しのぶ選)には、興味深い句が並んでいた。《ブラジルに慣れしも正月雪恋し》(寺田雪恵)には、その通りと膝を打った。《三つ日坊

  • サンパウロ州に外出禁止令=急速に広がるコロナウイルス 駒形 秀雄

     昨年末、中国武漢市で始まった新型コロナウイルス病は2月~3月中にイタリアを始めとするヨーロッパを席捲し、今月からはここブラジルでも急速に拡大の様相を見せています。  これに対し連邦政府、特にボルソナ

  • 今のイタリアは、3週間後のサンパウロかも

     「今のイタリアは、3週間後のサンパウロかもしれない」――まるで世紀末に向かって黙示録のページを一枚、一枚めくるように、ブラジルのコロナ危機は毎日悪化の途を歩んでいる。冒頭に掲げた予測はあまりに悲しい

  • 東西南北

     20日から、本格的な商業活動禁止に入ったサンパウロ市だが、20日付アゴーラ紙が営業している店や分野を掲載。それによると、営業しているのは薬局、スーパーマーケット、席の間隔が1メートル以上離れたパダリ

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