ニッケイ新聞 2009年4月1日付け サンパウロ市の地下鉄二号線に三月二十八日から新車両登場。一年かけて導入される一六台の第一号で、空調付、広い出入り扉、安全管理用カメラ、青(優先席)と緑の座席などが特徴で、車内映像は中央制御室と乗務員席で確認出来る。座席数は減るが、初日の乗客は口々に快適さを誉めていた。一四年のサッカーW杯ま ...
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コラム 樹海
ニッケイ新聞 2009年4月1日付け 文協評議員選挙を見て気付いたことが二つある。一つは「本当に野党が政権を取りたいなら大同団結すべし」という点だ。お互いの主張に違いはあるだろうが、まずは政権をとらないと何も始まらない。スタート台にも立てない。今までの二回の選挙では三派に分かれて争ったが、結局、得をしたのは現体制だけだった。野 ...
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ニッケイ新聞 2009年4月1日付け 新年度にあわせ、日本政府の新たな日系人支援事業が発表された。 就労支援と帰国支援の両面。四人家族なら百万円近い額になる帰国支援金支給には、与党プロジェクトチームの提言通り、日系人の在留資格では再入国できない、という条件がついた。 支援を受け帰国する人は〃もうデカセギはしない〃という覚悟 ...
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ニッケイ新聞 2009年3月31日付け 七年前、宮崎のとある田舎町に、子どもを抱え、女手一つで切り盛りするブラジル料理屋があった。その店に訪れるブラジル人客の中に、学校に通っていない子どもも来ていた。 そんな田舎にブラジル人が集まることも異様だが、親たちに混ざって話す彼女は、すごく大人びて見えた。こちらは友達と部活動帰りに多 ...
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ニッケイ新聞 2009年3月31日付け 二十八日にあった文協総会には、在聖総領事館の大部一秋総領事が出席したが、挨拶後、早々に退席。滞在時間約十分。JICA聖支所の千坂平通支所長は、名前を呼ばれることもなく、「何のために呼ばれたのか…」と首を捻るばかりだが、「日系社会の代表団体」を標榜する文協の総会出席者が百人以下という現状を ...
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ニッケイ新聞 2009年3月31日付け 生まれた時から七〇回もの骨折を繰り返したマルシオ青年が、自分も働くと言い出したのは一六歳の時。〃ガラスの骨〃とも呼ばれる難病で根治の方法も無かったため、一年は車椅子の生活も経験した彼が、パミドロナットと呼ばれるSUS提供の薬により、車椅子から解放され、自分で歩き出してからの決断だ。大学に ...
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ニッケイ新聞 2009年3月31日付け 愛人や恋人の絡みで首相の首が飛んだの話が騒がれるのは、ほんの20年ほど前からであり、政治家の色好みにはそれなりの逸話がある。あの田中角栄さんも、いささか叩かれたけれども、その影響力はちっとも衰えなかったし、政界の寝業師・三木武吉氏は選挙のときに敵陣営から「妾が3人―」と非難されると「いや ...
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ニッケイ新聞 2009年3月28日付け 自閉症児教育専門家、三枝たか子JICAボランティアが来伯してから二年弱、生活療法を行ってきた自閉症学級PIPAの生徒らはすくすくと成長した。今では一輪車に乗れる子もいる。 「子どもたちが、できないものができるようになったときの喜びがやめられない。とっても快感なんです」と話す三枝さんにと ...
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ニッケイ新聞 2009年3月28日付け 帰伯日系人の相談にのったり、職の斡旋をするグルッポ・ニッケイは最近、デカセギ向けの新手の手口が横行していると警告している。リベルダーデにある某派遣会社で、現在も日本に毎月多数派遣しているところがあり、日本の工場で飛行機代だけ払い終わったらすぐ解雇して、放り出すという。その後に別の人を入れ ...
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ニッケイ新聞 2009年3月28日付け 流れ星? それとも―アマゾナス州の第二テーラ・ノヴァ地区で二十六日未明、米国の航空会社所有貨物機のエンジン部品が火に包まれながら落ちて来るという事件。坂の上の家を直撃後、八〇メートルの坂を転がり落ち、坂下の家の前で車と家に寄りかかった形で止まったもので、破片や部品そのもので、二二軒、二台 ...
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