ニッケイ新聞 2009年3月14日付け 七月に落成式を控える福祉センターの建設募金活動中のサンパウロ日伯援護協会だが、少々てこずっているようだ。 企業・商社、宗教団体、県人会、各地文協など、役員らが地道に訪問しているが、何せこの不況真っ只中、特に企業や商社の反応がかんばしくないと関係者が洩らすのも無理はない。 十一日は各日 ...
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大耳小耳
ニッケイ新聞 2009年3月13日付け 毎年開かれているベラフロレスタ出身者の集い。同じチエテ移住地のチエテ郷土会も多くの人が集まるが、八十人あまりが出席するこちらの会もなかなかの規模。今も百歳近い出席者があるとか。案内に来社した世話人の井上さん、久保さんは共に一九三三年、それぞれ二歳、十一歳の時に入植。日本人植民地の常で学校 ...
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ニッケイ新聞 2009年3月13日付け 絶滅の危機にある種も含め、年間五〇万の野生動物が不法売買されるブラジルで、十一日に連邦警察が野生動物密売者の摘発を行い、軍警五人を含む七二人を逮捕。環境保護区内で密猟した動物をリオ市や欧州に売っていたという組織で、二六人が今も逃亡中という。摘発はパラー、マラニョン、バイア、セルジッピなど ...
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ニッケイ新聞 2009年3月13日付け 「いつ加えられるか分からない拷問は、耐えられないものだった」「官僚主義だから週末に拷問はなかった。そんな時はみんなで歌をうたって気を紛らわした」。軍政時代に反政府活動をした若者たちによる、魂の叫びともいえる証言が聞ける場所がある▼サンパウロ市ルス区のレジスタンス記念館(Memorial ...
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ニッケイ新聞 2009年3月13日付け ブラジル被爆者平和協会の森田隆さん(85)がピースボートに招待され、各地で被爆証言をしながら、約四カ月の世界一周の船旅を行った。 八百人中の乗船者のうち、一〇三人が被爆者だったというが、森田さんが最高齢。 「移民船とは全く違う」。クルージングだけあって船内の生活環境は頗る快適だったと ...
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ニッケイ新聞 2009年3月12日付け リベルダーデのファグンデス街とガ・ブエノ街を通り抜けるギャラリーにあるロッテリアに先日、白昼堂々七人組の強盗が入った。約二万レアルを奪い、目撃者によれば悠々と徒歩で逃走したという。サンジョアキン街でも強盗未遂があるなど、一見平和そうに見えるリベルダーデもここ最近、強盗が多発。買い物などで ...
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ニッケイ新聞 2009年3月12日付け 十一日付エスタード紙に、コーヒー栽培地(カフェザル)では、人手不足と経費削減の必要から機械化が進み、機械を持たない人には貸し出しもとの記事。移民としてカフェザルに入り、土作りから収穫まで手作業だった人達には、今は昔の感も強くなる話か。 ◎ トッカンチンス州アラグアナンで九日、 ...
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ニッケイ新聞 2009年3月12日付け 「駄目」という言葉は元来、双方の境にあり、どちらの地にも属さない場所を意味する囲碁用語だそうだ。石を置いても無駄になる目、転じて、してはいけないことに使う。さて、今回の文協選挙。体制側の事実上トップである渡部和夫氏は囲碁の名手だそうだが、どうやら今回は「駄目」を打ったといっていい。七日付 ...
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ニッケイ新聞 2009年3月12日付け 精神的無国籍者という言葉がある。戸籍上の国籍はあるが、自分が何人かの確信がない。国外生活経験者や複数言語併用者にも見られる現象だ。 六日付け本紙の樹海にもあるように、複数言語併用者は、言語運用能力や知識面などで中途半端になる危険性もある。 これは、各言語や知識習得にかける時間が分割さ ...
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ニッケイ新聞 2009年3月11日付け 若い世代のみならず、老若男女が楽しむYOSAKOIソーラン。初の指導員である嶌原まさ子JICAシニアボランティアの後任の予定はない。受け入れ機関の態勢が整っていないことに加え、日本側でも踊りの指導、振り付けなど全般をこなせる人材がいないことも理由だとか。誕生から二十年も経たないが、日本文 ...
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