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 22日付アゴラ紙によると、サンパウロ市の北部や南部で、夜になると水道の水の出が悪くなる地域が出てきているという。サンパウロ州主要6大水系では、9月に入ってからの降水量が10ミリを超えたところがなく、水不足を心配している人もいるようだ。現在の貯水量は、カンタレイラ水系が「未開の水域」抜きで53%、アウトチエテは51%、グアラピラ ...

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 サンパウロ市南部ブルックリンに、ドリア市政になってからは初の「緑の歩道」がお目見えした。幅1・5メートルの歩行者専用の歩道は、オフィス街としても有名なCPTM9号線ベリーニ駅に向かうジョエル・カルロス・ボルジェス通りに設けられた。同じようなタイプの緑の歩道はハダジ市政の頃、日系社会にはおなじみのリベルダーデ区ガルヴォン・ブエノ ...

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 21日の現地紙と現地紙サイトでは、話題にしているものが大きく異なった。本頁では現地紙で大きく紙面を割いたものを報じているが、ネット上ではCNTなる調査団体が行った18年大統領選のアンケートが話題となっている。同調査ではルーラ氏が32%で支持率トップ、ボルソナロ下議が19%で2位と報じているが、これに限らずフォーリャ、エスタード ...

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 19日、テメル大統領は国連総会でスピーチを行ったが、テメル大統領の後にスピーチした米国のトランプ大統領は、ここ最近と同様に強気で、この場所でも北朝鮮への軍事介入の可能性を否定しなかった。「平和」のイメージの強い国連の会議の席で、ここまではばかることなく好戦的な物言いをする米国の大統領の姿は見ていて心配になるが、果たしてベネズエ ...

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 本日付本頁でも報じているように、連邦検察庁長官にラケル・ドッジ氏が就任した。国民としては、なにかと敵役扱いされがちなテメル大統領が選んだ、もしくは、極秘会談を行ったという情報のイメージが先行している感が否めないが、史上初の女性長官でもあり、検察庁やラヴァ・ジャットをはじめとした捜査にいかなる形で新たな側面をもたらすかにも期待し ...

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 冬が明けるのは9月22日のはずだが、ここのところ、サンパウロ市では連日、30度を越す暑さが続いている。それは現在、南東部以北を巨大な熱帯高気圧が覆っていて、寒冷前線を締め出すブロッキング現象を起こしているためだ。このため、次にいつ雨が降るのか読めない上、まだ雨季のシーズンに入ってないこともあり、天気予報でも、「向こう半月の降雨 ...

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 ジョアン・ドリア・サンパウロ市市長が13日、大統領選出馬の噂が強くなっているエンリケ・メイレレス財相をけん制する発言を行った。ドリア氏曰く、「メイレレス氏は国の経済を向上させることだけに集中してほしい」とのこと。だが、これは明らかに、自身が大統領選に出馬した際に強力なライバルとなりうる同財相を意識したものだ。メイレレス氏は低迷 ...

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 米国のトランプ大統領が、テメル大統領を含む中南米の首脳たちに声をかけ、ベネズエラの政治危機の問題について話し合いたいともちかけた。これが仮に実現するとなれば、国連総会の直前あたりになりそうだという。今やベネズエラの問題は中南米全体の問題でもあり、マドゥーロ独裁政権が立ち上げた、憲法改正のための制憲委員会には、中南米17カ国が承 ...

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 ジョエズレイ氏の逮捕により、政界はひとつの危機を切り抜け、さらに株価まで上がった。こう考えると、5月17日のJBSショックは「いったい国になんと迷惑なことをしてくれたんだ」と言いたくなるカラ騒ぎだったようにも思える。だが、これでブラジル経済が快方に動き、ジョエズレイ氏のような、政治家をはめて自分たちの企業が生き残る、といった悪 ...

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 サンパウロ市保安局発表の最新データによると、今年1月~7月は、強姦も含む性的虐待の件数が1384件に上ったという。昨年同期比では170件増加し、1日平均の件数でも5・7件から6・5件に増えたことになる。また、被害件数の内、903件までもが14歳以下を狙ったもので、事件が最も多く起こったのはカポン・レドンドやジャルジン・ダス・イ ...

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