本日付本頁で報じているペトロブラス前総裁のアジミール・ベンジーネ氏の逮捕は、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)では久々の大物逮捕となった。だが、それ以上に驚きなのは、相次ぐ贈収賄工作発覚でペトロブラス(PB)の名声が地に落ちた最中に、再建を託されて起用された人物が汚職に積極的に関与していたことだ。しかも、PBを巡る汚職の中心ともいう ...
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中国訪問中のジョアン・ドリア・サンパウロ市市長が、シティ・カメラという官民合同プロジェクト(PPP)について25日に語った。同市長は同日、ハイクヴィジョン社に防犯カメラ1千台と10万ドル相当のドローン1機を、ライバルのダーファ社にも防犯カメラ1千台と14万ドル相当のドローン1機の寄付を求め、ほぼ了承されたという。ダーファ社はリ ...
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23日夜、サンパウロ市南部のカンポ・リンポで、バイレ・ファンキのパーティが襲撃され、4人が被弾し、内3人が死亡するという事件が起きた。パーティは同日夜9時30分頃に、ジャルジン・カタントゥーヴァで行われていたが、そこに3台のバイクに乗った殺人集団が現れ、運転しながら4人の男性を撃ったという。4人の内、34歳の男性は即死し、31 ...
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本日付本頁で報じた労働者党(PT)によるベネズエラのマドゥーロ政権支持の話は、ラヴァ・ジャットでついたダーティなイメージを悪化させかねない要素をはらんでおり、大統領選の世論調査にも響きそう。特に、反共、極右路線のジャイール・ボルソナロ氏の支持者は飛びつきそうな話だ。ただ、ボルソナロ氏も、かねてから衆目を集めている諸々の差別主義 ...
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ルーラ、ジウマのPT(労働者党)政権で「影の外務大臣」と称されていたマルコ・アウレーリオ・ガルシア氏(76)が、20日にサンパウロ市の自宅で心筋梗塞を起こし、死亡した。同氏は軍政時代にフランスやチリに亡命後、1979年に帰国してPT結党に参加。カンピーナス市やサンパウロ市で文化局長をつとめた後、ルーラ政権で大統領側近として国際 ...
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サンパウロ州政府が発表した最新データによると、サンパウロ市での6月の交通事故死者は、昨年同月の67人から83人に増加したという。とりわけ、バイクでの事故死が20人から31人に、自転車での事故死が1人から4人に急増したのが目立っている。今年上半期の交通事故死者は482人で、これも昨年の476人をやや上回った。4月まではむしろ昨年 ...
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党の方針をめぐり、現在、分裂の危機にあるブラジル社会党(PSB)。元々が左翼政党でありながら、ビジネス界とのつながりも強いという、一見相反する要素を併せ持っていた政党だけに、このような事態を引き起こしやすくはあった。2014年の大統領選の際は、同党から出馬した故エドゥアルド・カンポス氏が、その「左翼でも保守でもない」という立場 ...
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ロドリゴ・ジャノー検察庁長官は、本面でも報じている講演会で、JBSのジョエズレイ・バチスタ氏に関する話も行った。それによると、ジョエズレイ氏がデラソンの依頼を持ちかけてきた際は「企業救済目当てのものだと思い、信用していなかった」ものの、他の企業関係者と違い、録音の証拠があったために注目したという。さらに同長官はジョエズレイ氏を ...
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12日に実刑判決を出されて以来、ブラジルの話題を集めるルーラ元大統領だが、それに伴い、同氏の痛烈な批判者として知られる、サンパウロ市のジョアン・ドリア市長も注目を集めている。ここ連日、市長がルーラ氏に関して何か言うたびにマスコミの話題になるため、他の政治家からは「まるでオウムのようだ」と揶揄されたり、左翼系と思われる人から自宅 ...
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9年半の実刑判決を受けてブラジルを騒然とさせたルーラ元大統領は、13日にPTの代表者らと共に「自分を大統領選に出させないための策略だ」と反論した。次の裁判の予定がまだはっきりと見えないので、この問題は尾を引きそうだが、ことがルーラ氏だけに、国際世論も引きずりそうな勢いだ。それはルーラ氏に国際的な「左翼側のリーダー」としての側面 ...
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