ブラジルでの今年の母の日商戦は、売上が昨年同期より2%増え、3年ぶりの対前年比上昇となった。小売業者にとって、母の日はクリスマス商戦に次ぐ重要な商機だ。上げ幅は少なく見えるかも知れないが、15年がマイナス2・6%、16年もマイナス8・4%と続いた前年割れを覆しての反転上昇に、関係者も安堵した。凍結されていた勤続期間保障基金(F ...
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東西南北
12日から、6~8月生まれの人による勤続期間保障基金(FGTS)引き出しが始まった。テメル大統領の就任1周年と重なったこの日、同大統領はブラジリアの連邦貯蓄銀行(Caixa)を直接訪れ、引き出しを行った国民と言葉を交わした。自己都合退職、もしくは正当な理由により企業から解雇されたことで即座の引き落としが不可能だったFGTSを、 ...
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FCバルセロナ所属のブラジル代表ネイマールが4日、アシスタントコーチのファン・カルロス・ウンスエ氏と口論になり、「このままだとお前はロナウジーニョみたいになるぞ」と言われて激怒したと報道された。ウンスエ氏は同チームの来期の監督候補のひとりだが、スペイン紙によると、ネイマールは「彼が残るなら、俺は出て行く」と言ったとか。まだ若い ...
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ブラジルの注目を一手に集めた、ルーラ元大統領VSモロ判事の初の直接対決後、ルーラ氏はブラジル全土からバスでクリチーバ市に押しかけた支援者が待つ会場に向かい、涙ながらに「俺は生きている。18年の大統領選に出る準備も出来ている」「いつの日か、俺が過ちを犯すような事があれば、司法でなく国民に裁かれたい」「俺が国民を欺くような事があれ ...
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10日付本欄で、サンパウロ市のドリア市長が、市内の幹線道路マルジナル・ピニェイロス、マルジナル・チエテ民営化の意志を表明したことを報じたが、同日付の現地紙では全く逆の「ドリア市長、両幹線道路の民営化を断念」との記事が載ってしまった。どうやら「通行料を徴収する気はないが、いかなる可能性も今のところは否定しない」のコメントが叩かれ ...
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ブラジル保健省が8日、インフルエンザの予防接種を受けた人は、目標の27・5%の5420万人のみと発表した。キャンペーンは26日までで、対象は6カ月以上5歳未満の子供、妊婦、出産後45日以内の女性、60歳以上の人、医療関係者、先住民、慢性疾患患者、刑務所職員、公私立の学校の教師となっている。 ◎ サンパウロ市のジョア ...
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ブラジル政府が2月14日に発表した、凍結状態だった勤続期間保障基金(FGTS)引き出しの内、6~8月生まれの人を対象にした分が金曜日(12日)から解禁となる。同基金の受け取りは3月10日から始まったが、窓口に人が殺到しないように、誕生月毎に引き出し開始日が設定されている。また、引き出しを担当する連邦貯蓄銀行(Caixa)は、1 ...
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ブラジル北部マラニョン州などで、先住民と地元農園主の土地を巡る争いが激化している。同州から境界線を定めるよう要請を受けたが、予算不足でできないと反発していた国立先住民保護財団(Funai)のアントニオ・コスタ会長が5日、就任4カ月足らずで解任された。「予算不足は嘘」と、法相の逆鱗に触れた形だが、同元会長は、「私が解任されたのは ...
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サンパウロ市の地下鉄が本日ストに入る可能性がある。週明けより地下鉄職員組合は5日のストを匂わせ、「スト実施の如何は4日夜の総会で決定する」と発表していた。職員組合は5月から適用されている昼食時間の変更が労働時間の増加につながっているとし、その撤回を求めている。スト決行となった場合、民営路線の4号線を除く1、2、3、5、15号線 ...
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ブラジル政府の進める社会保障制度改革の行方が、与野党の党利党略や各労働部門の利害関係で、抜き差しならない状況に陥っている。2日には刑務所職員らが法務省内に押し入って抗議行動を実施。「政府は、警察には30年の年金納付期間と55歳からの年金受給を認めている。同じ権利を薄暗い刑務所で危険と隣あわせで働く我々にも」が主張だ。3日の下院 ...
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